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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

スマホが武器になる時代

毎日、ネット炎上

毎日のように、どこかで「ネットでの炎上」が起きてネットニュース等で報道されている。


あの発言は「不快」、あれは「不謹慎」、あれは「やり過ぎ」、様々な、批判があちこちで起きている。

不特定多数のストーカー

「炎上」して何が怖いか?というと、ネットで「匿名」で批判している人は「何をするかわからない」

ストーカーが一人だけではなく、不特定多数いるようなものだと思う。

批判している人の中に知り合いがいて、悪意を持っている人なら住所や写真を公開するかもしれない。

住所が知られれば、家まで押しかけてくるかもしれない。

炎上で全てを失う

そうなると、引っ越すしかなくなる。

でも、持ち家でローンがあったら?

売却すれば?

買った時の金額以上で売却なんてできないだろうから、売却してもローンが払い切れずに残ってしまうかもしれない。

それだけではない職場にもいられない状態になれば職を失うことになる。

石川県の最初のコロナ感染者

石川県で最初に新型コロナに感染してしまった人は家族と共に家を引っ越すまで追い詰められた。

石川県で最初の感染者ということから新聞やテレビで報道された。

最初は職業、年代、性別だけが公表されていた。

感染者は結婚しており、子供がいた。

子供は濃厚接触者なので学校を休む事になる。

検査の結果は陽性だったことで、子供が通っていた学校は休校になった。

この時にマスコミが学校名を出して報道してしまった。

学校のグループラインでは感染者の名前や住所が自然と伝わっていき、当然、グループライン外にも情報は自然と出て行った。

報道では職業は県の職員と発表されていて、東京に出張に行って感染した可能性が高いということだった。

その頃、既に自分の会社でも東京への出張は禁止になっていた。

これは、石川県からも感染対策として出されていた内容なので、本来、率先して感染防止に努めるべき県の職員が、こんな時になぜ、東京に出張に行ったんだ?と批判的な意見が飛び交い感染した方を攻め立てた。

自分も、なぜ、こんな時に東京へ出張に行ったのか?と苛立ちを感じていた。

そうすると、子供は学校にいられなくなり家を引っ越すしかなくなった。

誰でも情報発信ができる脅威

インターネットが普及し、さらにスマートフォンが出来た事で劇的に便利になった。

特に情報を得る事に関してはSNS等で公的情報だけではなく私的情報まで調べられるようになった。

それだけではない。

これまで、個人では得るだけだった情報を個人が発信することができるようにもなった。

文字だけでなく、画像や音声、映像も扱え、それらは直ぐにSNS等で公開できてしまう。公開すれば瞬時に拡がり、ネットで公開してしまったものは、削除してもどこかで残ってしまうまでに普及してしまった。

スマホは情報時代の武器

ここまで普及してしまえば、スマホは、もはや武器と同じだと思う。

銃などとは異なり直接、何かをするということはできなくても、知らない間に毒物を体内に入れられて重体になってしまう。

つまり、米国で普通の人が銃を所持しているように、今は世界中でスマホという武器を所持しているような状態だと言える。

所持しているだけなら害はないが、使い方次第では人の命に影響するようなこともできてしまう。

しかも、銃などとは異なり引き金を引くと弾が出て人の命を奪うという結果が直ぐに見える仕組みではないので、罪悪感が生じにくい。

自分は事実を伝えただけで、何も悪いことはしていない。

しかし、事実を伝えられた方にすれば、生きる希望を断たれてしまうような内容かもしれないし、内容自体は些細なことでも、ネットで拡散されていき多くの人から批判されるようになれば、毎日のように不特定多数から批判されることが精神的に辛く耐えられないという状態になり自ら命を断つ決断をしてしまう可能性もある。

しかし、スマホの引き金を引いた方は、そんなことになっているとは、思ってないし自分が行なったことが引き金になっていたという自覚がない場合もある。

誰も見ていないと人が変わる

ネットでは顔を出さなくても本名を名乗らなくても情報発信ができてしまう。

誰だかわからないというのは誰にも見られていないことになるので人間を変えてしまう。

日本人は誰かが見ている時と誰も見ていない時で行動が大きく変わる人が多いと思う。

誰かが見ている時はゴミを適切に捨てるが、誰も見ていないことがわかれば、それこそ道路や川にゴミを投げ捨てる人は意外と多いのではないか?と思っている。

普段は人の悪口を全く言わない人が、ネットだと人が変わったかのように誹謗や中傷を行なっている場合も少なくないはず。

本音で話したい・・・

著名人も人間なので、不満や怒りを感じることはあるはず。

しかし、顔も名前も知られているから裏の顔は出さずに、表の顔で自分の意見として述べているが、やはり批判的な意見や暴言のような意見を述べたいので、別のアカウントを取得して裏の顔で発言できるようにしている人もいるだろう。

著名人の場合、裏アカウントがあることが万が一発覚した場合、致命的な場合もあるので、裏アカを使用していないだけの人もいるだろう。

それでも、本音で発言したいという欲求は、普段、本音で語れないことが多い著名人ほど強いはず。

周囲の人に名前も顔も知られている中で常時生活するというのは常に見られていると意識しながらの生活ということになるので、著名人のストレスというのは想像できない程、強いと思う。