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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

10年後の週刊誌は?

嘘の情報を記事にする週刊誌

女性週刊誌が「嘘」の情報を記事にしているということで、2人の女優が女性週刊誌に対して抗議しているということだ。

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記事にされた方にすれば、取材もされることなく、書かれた記事が事実と異なっていれば、誰だって抗議したくなると思う。

問題になっている女性週刊誌は、不登校Youtuberが政見放送に出演したことに対して、調べることもなく、公職選挙法違反だと騒いでいるので、今回の件も、事実無根の内容をインパクトだけで記事にしたと思われても仕方ない気がする。

女性週刊誌3誌の中でも断トツで発行部数が少ないので、存続の危機という感じなのだろう。

しかし、嘘の記事、調査不足の記事ばかりを掲載していたのでは、そんな週刊誌の記事は誰も信用しなくなるので、売れ行きが悪くなるのは当然ではないだろうか?

更には、この女性週刊誌の出版社の他の雑誌、書籍についても、信頼できないと判断されて女性週刊誌だけの問題ではなくなるはずだ。

週刊誌側からすれば、嘘でも何でも話題になれば読んでくれる人が増えると考えている場合もあるだろう。

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しかし、嘘だと言われている間は良いが、その内、またか?となると相手にされなくなる。

相手にされなくなってしまえば、それまでだ。

週刊誌には理念・信念はあるのか?

今回、問題になっている週刊誌の出版社のホームページを見ても、理念・信念のようなことは全く書かれておらず、何のために存在するのか?といったことが全く伝わってこない。

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これは、女性週刊誌3誌の中でも、理念・信念がホームページに書かれている出版社は1社だけなので、そういう出版社の週刊誌は信じられない。

老舗の女性週刊誌ではあるが、このままでは、長い歴史に終止符を打つことになる気がする。

週刊誌が今後、必要な媒体になるためには、「ゴシップ」からの脱却が必要だと思う。

「ゴシップ」というのは、噂話、世間話といった他愛もない話になる。

今の時代、「ゴシップ」はSNSなどで十分な情報が出回っているので、わざわざお金を払ってまで週刊誌に依存する必要はない。

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SNSなどでは、出回ってこない、一般人には入手できないような「話」でなければ、お金を払う意味がない。

人脈のない記者では、一般人と同じなので、記者には育ってもらわないといけない。

しかし、不登校Youtuber、女優の記事を見る限り、一般人と同じレベルの人が記事を書いているように思える。

一般人でも書けるような記事

Webライターのレベルが低いという内容の書き込みがあるが、低いと言われる理由の一つに、自分の足で情報を得ないで、ネットやテレビの情報だけで記事を書いていることがある。

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Webやテレビで得られる情報なら、自分のような一般人でも得られる。

週刊誌の記者であれば、記者でないと得られないような情報を集めて欲しいと思う。

週刊誌=ゴシップ記事という認識が強くなっているため、作り手もゴシップ記事で良いと考えているのであれば、ネットとテレビだけの情報でゴシップ記事を書いていれば良いと思う。

しかし、少しでも事実を記事にしたいという気持ちがあるなら、人脈作りに精進して新しい週刊誌を作り上げて欲しい。

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芸能ネタが全てではない

芸能人、著名人のスキャンダルネタが全てではないと思う。

今は、芸能人が自らSNSYoutubeで情報を発信する時代なので、週刊誌に依存する必要はない。

残るのは芸能人の誰が不倫したとか、仲が悪いといった情報になるが、そういった情報に正直、興味はない。

そんなことよりも、生活に密着したお得な情報、普段、見ているようで意外と見ていないような景色、会社や店の中の写真や紹介、あまり売れていないが実は凄い商品だとか情報は色々あるはずだ。

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芸能人の情報より、店の店員さんによるエピソードといった身近な情報の方が興味がある。

何気ない日常のことが幅広く書かれている雑誌があるなら、今の週刊誌よりは読んでみたいと思う。

このブログ自体が、そんな感じを目指しているので、そんな雑誌が1冊くらいあっても面白いと思うのは自分だけなのだろうか?

休みの日に何となく本を読みたいと思った時に、休日に難しい本というのはあまり読みたくない。

何も考えずに、ほのぼのとした感じで、リラックスして読めるような本を読みたい。

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最近は、漫画でさえリラックスして読めるものが少なくなっている気がする。

「マンガでわかる・・・」「図解・・・」という本が売れているのも、自分と同じように思っている人が多いからではないだろうか?

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生活スタイルも複雑よりシンプル。

週刊誌も発想の転換でまだまだ、需要は増やせると思う。

そのためにも、週刊誌も理念や信念をしっかりと持つ必要があると思う。

10年後の週刊誌

週刊誌が今のような記事ばかりを求めているようであれば、10年後には廃刊ということになっているかもしれない。

週刊誌の制作サイドは目先の発行部数より、10年後に今とは比較にならない程、成長しているように記事の中身を一新する必要がある。

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そうすれば、記者もコソコソ隠れて行うような、後ろめたい取材をする必要もなくなり、仕事に対してやりがいを感じられるようになる。

2021年11月4日号の週刊文春は、大きな目玉記事はないが、何気ない記事が多くて、気楽に読めた。

まだ著名人の記事が中心になっているが、それが、名前は知られていないが、その道では凄い人というような人の記事が増えてくると個人的には面白い内容に仕上がるのではないかと思っている。

10年後の週刊誌に期待したい。