ウガンダ選手団の一人がPCR検査で陽性
東京五輪の事前合宿で来日したウガンダ選手団9名の内、コーチが1名PCR検査で陽性と判断されました。
選手団は全員、 アストラゼネカ社製のワクチンを出国前に2回接種していたそうです。
東京五輪の事前合宿で、成田空港に到着した東アフリカ・ウガンダの選手団のうち1人が、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことが20日、分かった。五輪延期決定後に来日した海外選手団は2例目だが、陽性確認は初めて。
ウガンダから日本への直行便はないので経由便を乗り継ぐことになるので、17時間以上同じ空間にいたことになります。
選手団は9人。
当然、全員、濃厚接触者として、その場で2週間隔離するのかと思っていたのですが陰性と判断された8人はそのまま陸路で大阪の合宿地に移動したというのですから驚きです。
しかも、一般客が約80人同乗していましたが選手団より先に降りたので、隔離されることもなく、そのまま入国したことになります。
これが、国民の安全が一番だと言っている首相がいる国の行うことなのでしょうか?
その間、機内で飲食を行い、トイレも利用していたはずです。
選手団はワクチンを接種していたとはいっても、新型コロナウイルスが体外に出てしまえばワクチンの効果は関係ありません。
一般乗客へ感染していないという保証はありません。
むしろ、感染していると考えのが当たり前ではないでしょうか?
そして、開発費38億円の五輪アプリは、まだ完成していないのでしょうから、選手団は当然インストールはしていないことになります。
予想通り、38億円は無駄なアプリになりそうです。
ウガンダでは1日の感染者が約1500人で、今の日本と同じような人数ですが人口は約4400万人で日本の約3分の1です。
つまり日本の3倍の感染率です。
そんな状況の国からの入国を認めている時点で何を考えているんですか?って言いたくなります。
濃厚接触者となり得る一般乗客は日本中にばら撒かれるので、こうやって、イギリス、インドの変異株は日本で拡大していったことになります。
現段階では日本に入国する場合、以下の条件に同意する必要があります。
- 検査証明書の提示
- 検疫所が確保する宿泊施設で待機して検査を受ける。
- 14日間の公共交通機関の利用禁止
- 14日間の自宅等での待機
- 位置情報の保存、提示、接触確認アプリの導入(スマホがない場合は、自費でレンタル)
公共機関って?
公共交通機関というのは、鉄道・バス・タクシー・航空・船舶が使えないので以下のようなサービスが用意されているようです。
- レンタカー
- ハイヤー
- 京成スカイライナー(専用車両)
- 都心ホテル行き専用バス
- 東横INN用専用バス
いずれにしても、自主的なことなので、徹底されているのかどうか?は疑問です。
位置情報について
位置情報ですが、GPSは位置情報の機能を無効にしない限り、オフラインでも記録されるので機内モードを有効にしたりしても電源を切らない限りは位置情報は記録されますが、それでもスマホに詳しい方なら位置情報を記録させない方法は思いつくでしょうね。
しかし、何かがあった時に、位置情報を無効にする行為は誓約違反になるので普通は、位置情報を記録させないようにはしないでしょうね。
自宅等での待機について
検査後も専用の施設で待機することなく2週間自宅等で待機。
これが一番、守られない可能性が高いですよね。
スマホを持って行くのを忘れたとか言い訳もできます。
何より自主的なことなので、ちょっとした買い物や飲食に出かけてしまう可能性は十分あります。
そうすると公共交通機関を利用するでしょうから、これで一気に2つの誓約違反が発生します。
最強のコロナウイルスが日本で誕生?
日本の検疫は、こんな緩い水際対策ですから、世界各国の一流アスリートが持ち込む最強のコロナウイルスが日本中に拡散されて感染を繰り返すことで、世界最強のコロナウイルスが出来上がるかもしれません。
コロナウイルスは感染を繰り返すほど進化するので感染を抑止しないといけません。
そして、オリンピック、パラリンピックが終わり選手が戻って日本以上に感染者が多い国で感染を繰り返せば、更に強力なコロナウイルスが誕生するかもしれません。
それが世界中に広がればどうなるのでしょうか?
もしかすると、日本は人類を滅亡させてしまうかもしれない愚かな選択をしたのかもしれません。
そして、東京五輪は日本で開催することなので他国は関係ないと思っているかもしれませんが、実は自分達にも跳ね返ってくるかもしれないことに気がついていません。
SF小説のようなことを自分自身書いてるように思いますが、可能性がないとは言い切れません。
こうなってしまったら、あとは、いかに感染者を出さないか?ということに全力を尽くすしかありません。