今週のお題「何して遊んだ?」
子供の頃の遊びで直ぐに思い出したのは、「ザリガニ釣り」
外来種問題
当時は、「日本ザリガニ」と「アメリカザリガニ」の2種類。
日本ザリガニは茶褐色、アメリカザリガニは赤色で、見栄えは圧倒的にアメリカザリガニが良かったので、アメリカザリガニが人気だった。
アメリカザリガニだと長いので、「ザリ」と省略して呼んでいた。
日本ザリガニは、「日本ザリ」と区別していた。
ザリガニは歩くときは、普通に前向きに歩いてくるが、泳ぐときは後ろ向きで泳ぐ。
特に逃げるときは、もの凄いスピードで後ろ向きに逃げていく(笑)
今は「外来種」問題でアメリカザリガニは、田んぼやあぜ道に穴をあけて破壊、水草や水生昆虫を食べてしまうので、水が濁る。更には日本ザリガニに病気をうつして大量死させたりするので、水辺の生態系に大きな影響を与えていると問題になっている。
このため、今はアメリカザリガニを釣って、どこか別の場所に放すなんてことは、絶対にやってはいけないことになっている。
釣り道具は?
そんなザリガニを釣るのに必要な釣り道具はというと・・・
小さな子供の頃なので、釣り竿なんてものは持っていないので、竿は、その辺に落ちている木の枝、釣り糸は、家にあるタコ糸や毛糸、針は、針金を釣り針の形に曲げただけのものを使って、これに餌は、ザリガニの尻尾を殻をむいて針に取り付けただけのもの。
あとは、捕獲したザリガニを入れておくバケツ。
これだけ。
釣り方は?
ザリガニが餌を掴むとグイっという感触が伝わってくるので、そのタイミングで、ゆっくりと引き上げる。
それだけ。
針の返しは不要で、ザリガニは一度、ハサミで挟むとなかなか話さないので釣りあげられても餌を放そうとしないので、そのまま地面の降ろしてザリガニのハサミに挟まれないように、後側から掴んで捕獲する。
最初の餌は?
餌がザリガニなので、餌にするザリガニはどうやって釣るのか?と言われるかもしれないが、ザリガニは何でも食べるので、ザリガニを餌にする必要はない。
このため、最初だけは食パンの耳だったり、他の人が釣ったザリガニを1匹だけ分けてもらったりしていた。
餌も永久に使い回しができるわけではないので、その場で手に入る、釣ったザリガニだと餌を補充する必要がないのでザリガニを餌にしているだけである。
今では貴重な経験
こういう遊びは、今は簡単にできない場所が多いので、今、考えると貴重な経験を子供の頃にすることができたと思う。
今の子供は、あれもダメ、これもダメで、何が良いのかわからない。
このため、地元、金沢でもザリガニ釣りを経験している子供はどれくらいいるのだろうか?
今の子供は昔の子供より圧倒的に体験したこと経験したことが少ないと思う。
大人は、子供に体験や経験させてあげることが大切なのに、今では色々な制限や条件により、体験や経験させることをさせない。
「制限や条件が面倒だから」体験・経験をさせない。
それは、本当に子供のためになるのか?を考えた結果ではなく、単に自分達が考えたり調べたりするのが面倒なだけではないだろうか?