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キムタク主演ドラマがV字回復?

キムタク主演ドラマ視聴率2桁へ

先日、キムタク主演ドラマの第3話で視聴率が初の一桁台になったということでネットニュースに上がっていた。

自分も、その時にブログを書かせてもらった。

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第4話の視聴率は更に下がり、1桁をキープしていたが、ネットニュースのおかげ?なのか第5話からは視聴率は2桁に復帰している。

これは、自分のようにネットニュースで、そんなにつまらないドラマなのか?と見てみようと1話~3話を見て「これ面白いじゃない?」と感じた人が増えた結果ではないかと考えている。

では、どこが面白くなったのか?

主演のキムタクの存在はもちろん大きいと思うが、それだけではなく、ボクシング部の顧問役を務めている「満島ひかり」さんの存在が大きいのではないだろうか?

これまで、こんな「満島」さんを見たことないって感じがする。

しかも、今の満島さんは目が輝いていて別人のようだ。

以前の満島さんは「目」に「やる気」を感じなかったので興味が持てず、これまであまり満島さんを見ていなかった。

満島さんが演じている役は難しい

今回、「満島」さんが演じているのは、真面目な保守的な面だけではなく自由奔放な面も持っている、まっすぐな性格の教師であると同時に、ボクシング部の顧問、1児の母という難しい役どころだと思う。

その難しい役を見事に演じていると思う。

そしてキムタクは満島さんが演じている「折原あおい」について以下のように語っていた。

  • 満島ひかりさんでなかったら、こういう読解だったり、解釈、感じ方はされないだろうなぁという、彼女らしさを毎回現場で感じさせてもらって、僕もこうあって欲しいなという「折原あおい」さんが現場にいてくれるんで凄く助かってます。

確かにその通りで、満島さんが演じている、「折原あおい」は教師と顧問に関してはその通りだと思う。

欲を言えば、一児の母としての「折原あおい」に関しては「母」が感じられないが、満島ひかりが本当に母になったとしてもこんな感じなのかもしれない。

まぁ、その点を帳消しにしてまだ、お釣りがくるほど、教師と顧問に関しては素晴らしい演技だと思う。

満島さんが変わったのは?

なぜ、満島さんはこんなに変われたのだろうか?

調べてみると、2018年に所属事務所(ユマニテ)から独立してフリーで活動するようになっている。

ユマニテといえば、ベテラン枠では2016年に亡くなられた「根津甚八」さん、「樋口可南子 」さんが所属している。

最近だと、「安藤サクラ 」さん、「井之脇海」さん、「岡山天音」さん、「門脇麦」さん、「岸井ゆきの」さんを初めとして、個性的な俳優・女優さんが所属している。

個性派揃いの事務所に所属していた満島さんなので満島さんも当然、個性的な方なのだろう。

「フリー」になった頃は、仕事が確保できる保証がないので、マネージャーを雇うこともできず、自分で何でもやっていたのだと思う。

その結果、フリーになる前には経験できなかった、色んなことを経験したはずだ。

スケジュール調整を中心に、仕事の依頼を受けたり、仕事の打ち合わせ、交通・宿泊場所の確保、お金のことだと確定申告、保険の切替といった事務手続きといった事務所やマネージャーが行なってくれていた。

それまでは、仕事だけに集中できていたのにフリーになった瞬間、全て自分で行わないといけない。

これに、台詞を覚える、役作りをして撮影に臨むといった女優業の仕事があるのだから、慣れない頃は、かなりのストレスを感じたはずだ。

満島さんのエピソードで、フリーになった頃に、自ら電話で週刊誌と「隠し撮りせず、欲しい写真があれば送る」と交渉していたことを話している。

週刊誌に、事実とは異なることを封じられたくないという気持ちからだと思う。

事務所に所属していた頃なら週刊誌と交渉はマネージャーが行なっていたはずだ。

「やる気」が感じられなかった満島さんがフリーになったことで、色んなことを行うことになり、必死にやるしかなくなった。

必死に色んなことを経験しているうちに満島さんの目に「やる気」という火が着いたのではないか?と考えている。

「満島」さんは女優にならなかったら、「地元の新聞記者か教師になっていた」とインタビューで語っていたそうだ。

元々、多くの人に何かを伝えたいという気持ちが強い人なのだろう。

女優という仕事も見ている人に何かを伝える仕事なので共通点を感じる。

目が変わった「満島ひかり」さんの今後が楽しみだ。

第4話から変わった

ドラマの話に戻るが、第4話からドラマが変わったような印象を受けた。

第3話の視聴率が発表された時点で、第4話を撮影なんてことは、あり得ないので、第4話から設定を変えることはできないはず。

つまり、ドラマの制作サイドも撮影している間に、これではいけないと感じたのではないだろうか?

第1話の視聴率が11.8%と想像以上に低かった。

他局では12%を超えたドラマがある中で、キムタク主演ドラマが、この視聴率は有り得ない。

第3話まではキムタクを含めて全員がとにかく暗い感じで見ている方まで気持ちが暗くなってしまっていた。

世間ではキムタクは「どの役でもキムタク」と言われたりしている。

このため、意図的に、これまでのキムタクドラマとは異なる演出にしたかったのかもしれないが結果的には受け入れられなかった。

泣きたいから見たいということはあっても、暗い気持ちになりたくて見たいなんてことはまずない。

キムタクはキムタクに戻り、満島さんは自分自身を出すように変えた。

これが、良い結果に繋がったのではないだろうか?