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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

脱テレビが始まる?

スマートテレビ

ドン・キホーテが「42V型AndroidTV機能搭載フルHDチューナーレススマートテレビ」を発売した。

価格は税込32,780円

AndroidTV機能搭載で、あえてテレビチューナーを外したフルハイビジョン画質のチューナーレススマートテレビ!
AndroidTV対応のビデオ配信サービスやアプリが大画面で楽しめます。
Chromecast内蔵のため、スマホに保存した写真や動画なども、大画面に映してワイヤレスで楽しむことができます!

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【出典】42V型AndroidTV機能搭載フルHDチューナーレススマートテレビ

42型のテレビだと考えれば、安い気がするが、テレビ番組は受信できないので、42型のandroid端末という感じだ。

解像度もフルHD(1920×1080)なので高画質対応にはなっていない。

どうやって操作するのかと思っていると、どうやら従来のテレビリモコンのようなものと音声検索という内容だった。

アンドロイドリモコンにして欲しかった

脱テレビということなので、リモコンも脱テレビリモコンを実現して欲しかった。

リモコンはこれまでのテレビ用のものがベースになっているので、リモコンもandroidでタッチパネル操作が、できるようにした方が良かったのではないだろうか?

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コストが上がるというのであれば、スマートフォンにアプリをインストールすると操作できるというものでも良いと思う。

テレビではないのだから、検索作業がどうしても出てくる。

それを音声検索やテレビのリモコンで行うというのでは、魅力を感じない。

スマホをリモコンにできれば、古いスマートフォンが活用できるので、環境にも優しくなるのではないだろうか?

脱テレビ

東京都の女性がNHKを視聴できないようにしたテレビに改造しNHKとの受信契約を締結する義務がないということで裁判で争われていた。

1審は女性が勝訴、2審ではNHK側が勝訴している。

これは、NHKが視聴できないとは言っても、ブースターや工具を使えば視聴が可能になるからという理由だった。

ドン・キホーテが発売したのはテレビチューナーが搭載されていないので、NHKどころか民放さえ視聴できない。

今回、ドン・キホーテが発売されたものは正直、完成度が低いので個人的にはあまり魅力を感じなかった。

しかし、「脱テレビ」の可能性は感じさせてくれた。

最近、リアルタイムで、みたいというテレビ番組がないので全録や、Tverで視聴している。

これまで何度もブログで書いてきたが、テレビ局は、これまでのように、テレビに合わせてもらう放送ではなく、視聴者に合わせる放送にしないと、なかなかリアルタイムで視てくれる人は少ないように思う。

フジテレビの早期退職募集

そんな中、フジテレビが2022年1月から50歳以上の早期退職希望者を募集するという報道があった。

フジテレビの社員構造は逆ピラミッド型で、今の日本を象徴する構造になっている。

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全社員1400人中約500名が早期退職の対象になるらしい。

どうすれば、約3分の1が50代以上の構成ができるのだろうか?

大卒で入社して現在50歳だとすると、50-22=28

今から28年前。

28年前だとバブルは終わっているので、大量に入社させているとは思えない。

フジテレビの就職バブル期

バブル時代である約30年前、そしてフジテレビが12年連続で三冠王を取った全盛期もバブル時代と同期していたので、バブル時代に入社した社員が今もフジテレビに残っているということになる。

2022年度、フジテレビグループとして約40名程度の募集を行っていたが、全盛期だと、調べてはいないが100名以上は入社していたのだと思う。

f:id:seege:20220107062155p:plain就職バブル期は、企業の囲い込みが凄かったということで、内定後に自動車をプレゼントしたり、他社の入社試験を受けられないように海外旅行に連れ出す、資料請求をしたら内定の電話がかかって来たという話まであり、就職氷河期に苦労した人にすれば憤りを感じるくらいのギャップがあったのではないだろうか?

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定年を過ぎた役員達

フジテレビは若返りを進める必要があると考えているのであれば、まずは役員の若返りが必要だと思う。

会長は77歳、副会長、社長は66歳。

いずれも年金暮らしの年齢だ。

驚いたのは取締役相談役として元会長、社長で84歳の日枝久氏が在任だったこと。

役員の若返りを実現しない限り古い体質から抜け出せるとは思えない。

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新しいコンテンツへ

フジテレビがバブル時代にバラエティ番組で勢いがあったのは過激な内容だったように思う。

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しかし、今は、過激な内容はBPO放送倫理・番組向上機構)等に通報されたり、SNSなどでバッシングされてしまう。

世間のイメージを気にする企業はそんな番組のスポンサーからは降りてしまう。

結果、過激な番組は作れなくなる。

そして、Youtubeも同じ道を歩んでいるように思う。

5年前と今を比べると今のYoutube動画は、無難な内容ばかりだ。

更に規制が厳しくなれば、刺激のない動画に変わるので、刺激を求めている視聴者はYoutubeから離れていくはずだ。

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今のテレビと同じ現象がYoutubeでも起きて行くと考えている。

過激な内容以外で、どうやって視聴者の興味を持続させるのか?

テレビもYoutubeも次のコンテンツを早急に考えないと長くは持たないような気がする。