アメトーーク!
宮迫の無断営業の件が騒がれる前から、面白いと思わなくなったから見なくなった。
Youtubeで、『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊 解散報告会』というのを見つけた。2時間以上の動画になっていたが、「解散報告会」と書かれていたので、雨上がり決死隊の解散なのか?ということもあり、見てみようと思った。
しかし、アメトーークで報告だけで2時間以上も何をするのだろうか?という疑問はあった。
最初に、蛍原だけが出てきて話し始めた。
話す都度出てくる、「えー」という言葉が耳障りで、お笑い芸人とは思えない。
蛍原を久しぶりに見たが、何とも嫌な感じの顔になってしまっていて、見た目的にもお笑い芸人らしさはなかった。
そして、蛍原が宮迫を呼び出すと、「2年ぶり。ヤバいっすね。どんな顔して出てきたらいいのか、また芝居っぽいと言われる・・・」と言葉を詰まらせている。
宮迫の無断営業のことが騒がれてから、もう2年も経ったのか、そして、その間、アメトーークも続いていたことを知った。
蛍原の顔は終始、不機嫌な感じでアメトーークという番組名で報告を行い、仮にもアメトーークの司会を行っているなら、アメトーークらしく振舞って欲しいものだ。
これが、「アメトーーク」という名前のない、普通の解散報告会であれば、気にならなかった。
結局、蛍原には芸人としてのセンスはないのだろう。
それに対して、宮迫は、2年ぶりだということを感じさせない、芸人らしい顔、トークで盛り上げようとしていたのが対照的だった。
解散の理由は?
解散の理由は、宮迫がYoutubeを始めたころから価値観・方向性の違いが大きくなってきたということのようだが、結局は、宮迫が蛍原に相談せずに、Youtubeを始めたことが気に入らなかったということのように感じた。
しかし、蛍原は、宮迫の「闇営業問題」でコンビの活動が約2年間中止となった話していた。
約32年コンビとして活動してきたのだから、「闇営業問題」という誤解を与える言葉ではなく、無許可営業、無断営業といった言葉を使うべきではないかと思うが、宮迫へのこれまでの不満が、「闇営業」という言葉を蛍原にセレクトさせたのだと感じた。
雨上がり決死隊も、アメトーークも宮迫がいたから、ここまで続けられたのであって、蛍原だけでは、とっくに消えていたはずだ。
この点に関しては宮迫も、蛍原自身も感じている。
特に宮迫の自負は強かったはずだ。
そのため、蛍原に対して見下した態度や発言も行っていたはず。
蛍原は宮迫の2歳上なので、宮迫の態度に苛立ちを感じていたはずだ。
そんな蛍原にすれば、宮迫が吉本とのマネージメント契約を解除された時点で解散の話をしたかったはずだ。
しかし、解散して一人でやっていけるのか?という不安もあったのだろう。
約2年間1人でやってきて、これなら何とかいけるだろうと考えて今年の4月に宮迫に解散を切り出した。
蛍原にすれば、解散して一人でやっていけるのであれば、宮迫の無断営業の件が 、なくても解散したかったはずだ。
アンジャッシュは?
これと同じ図式のコンビが、アンジャッシュの渡部と小島だ。
こちらのコンビは更に、確執があったはずだ。
渡部の人の見下し方は尋常ではなかった。
しかし、自分にとってメリットがある人に対しては真逆の対応をとるので、見下された方は、渡部に対して恨みを感じるはずだ。
そんな渡部だから、起こしてしまったのが「多目的トイレ不倫」になる。
宮迫の反社がらみの無断営業より反感を買う内容だったと思う。
宮迫と渡部の共通点
宮迫と渡部には共通点が多い。
コンビの売れている方、しゃべりに長けていて、相方が年上。
そして、自分の後輩、地位が下の人間、メリットがない人間に対しては人としての扱いをしない時がある。
逆に自分より地位的に自分より上の人、メリットがある人間に対しては媚びる。
簡単に言えば「嫌な奴」。
宮迫が吉本興業からマネージメント契約を解除されたのは、謹慎中に吉本興業の了承が得られないまま無断で記者会見を行ったことだ。
反社との無断営業を行って謹慎となっているのに、無断で記者会見を行ったのだから反省していないと受け取られても仕方ないだろう。
しかし、宮迫がマネージメント契約を解除されたのは記者会見の前日。
そして、記者会見は宮迫だけではなく、同じく謹慎となっていたロンドンブーツ1号2号の亮と一緒に行っている。
記者会見は吉本に直接要求はしていたが今は静観だと断られていた。
それでも、行うなら、今回の問題に関わったもの全員クビだと言われていた。
それでも2人は記者会見を行うということから、記者会見の前日に
宮迫との契約を解除した。
なぜ、宮迫だけだったのか?
吉本は本気だということを亮に見せつけることで、記者会見は宮迫だけになると考えたのだろう。
しかし、記者会見は2人で行われたことで亮も契約解除となった。(後日、亮の契約解除は撤回)
宮迫は、「売れっ子」の自分が契約を解除されるとは思っていなかったのだろう。
売れている間は、宮迫の嫌な点を指摘するものがいなかったので、気づいていなかったものと思われる。
渡部は、スタッフに対しても厳しかったので、ここぞとばかりに色々な関係者から、渡部への批判が出たものと思われる。
宮迫は吉本から嫌われ、渡部はスタッフから嫌われていた。
そして相方からも。
それは、日頃の行いの積み重ねになる。
追い風の時は誰も否定したりしないが、向かい風が吹いてくるとそれまでの不満も一気に流れてくる。
アンジャッシュの小島はまだ解散を決断できないようだが、渡部の復帰が完全にないとわかれば、気持ちも変わるはずだ。
渡部と小島の関係は宮迫と蛍原の関係より悪いはずなので、小島がいつ解散を持ち掛けるのだろうか?
個人的にはアンジャッシュも最終的には解散すると考えている。
但し、解散する場合、雨上がり決死隊とは異なり、渡部から言い出す可能性の方が高い気がする。
個人的に、宮迫、渡部共に好きではない。
渡部に至っては、芸能界を代表する食通だと言われていたのが疑問だったし、スタッフへの対応の悪さが番組を見ているだけでも感じられた。何を食べても「うーん・・・」「うまい」としか言わず、見ている方にはどんな味なのかが伝わってこない。
渡部ファンならそれで良いかもしれないが、内容に興味があって見ている者にとって渡部のグルメ番組は無意味だった。
それでも、渡部は問題が出るまでは人気があり、世間の評価も真逆だった。
宮迫が行った無断営業に関しては軽率だったとは思うが、世間が騒ぎテレビから消されないといけないようなことをしたとは思えない。
解散報告会の宮迫に対するバッシングについても、テレビではなくネットで公開されているので、嫌なら見なければ良かったはずだ。
テレビも宮迫を出さないと決めているのにワイドショーなどで取り上げるのも疑問だ。
ご丁寧にYouTubeの切り抜き動画のように動画まで見せている。
テレビや世間
こんなことが続いたことで、テレビや世間のコロコロ変わる対応は信頼できなくなった。
会社でも上に対する態度と下に対する態度が全く違う人は多い。
しかし、上のものは、自分がいる時の態度しか知らないので正しい判断ができずに、宮迫や渡部のような人を評価してしまい、テレビなどに多用してしまう。
宮迫、渡部と同じ種類だと感じるのが、坂上、有吉、マツコデラックスだ。
早く、この種類の人達が正しく評価される時代がきて欲しいと願う。