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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

ロシア国営放送職員の「戦争をやめての輪」よ拡がれ!

他国がロシアに対して武力行使すれば、核を使った「大参事」世界大戦になることは避けられない。

このため、米国をはじめとした各国もロシアのウクライナ侵攻を批判することしかできないでいる。

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これが正しい選択かといえば、疑問を感じる。

しかし、ロシア国民にも正しい情報が届けば「戦争は反対」という気持ちになってくれると信じている。

気持ちが一つになれば、ロシア国民が立ち上がってバカチンを糾弾し大統領から引き摺り下ろすことが可能になる。

バカチンでもさすがにロシア国内に向けて核攻撃は、できないはずだ。

そんなことを、思っていると、ロシア国営放送で以下のようなことが起きた。

ロシア国営の「第1チャンネル」で2022年3月14日、午後9時の看板ニュース番組「ブレーミャ」で、キャスターが、欧米による経済制裁についてのニュースを伝えていたところ、手書きの文字が書かれた紙を持った女性が突然スタジオに入ってきました。

紙には「戦争反対」という英語とともにロシア語で「戦争をやめて。プロパガンダ(政治的宣伝)を信じないで。あなたはだまされている」と書かれていました。

女性が「戦争をやめて」と繰り返し叫んでいたところ、放送は突然、別の映像に切り替わりました。

【出典】【詳報】ロシア国営テレビ職員 放送中に突然「反戦」訴え | ウクライナ情勢 | NHKニュース

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この職員は、過去何年もの間、「第1チャンネル」でクレムリンプロパガンダを広めていたことを、とても恥じている。テレビ画面を通してうそを伝えることを許してきた自分を恥じている。ロシアの国民がだまされるのを許してきたことを恥じている。と自身のSNSで述べている。

この職員の方は現在、警察に拘束されて取り調べを受けているとのこと。

ロシアでの政権批判は命の危険が伴う

ロシアでの政権批判は日本で行うのと訳が違う。

身柄を拘束されるだけではなく命の危険さえある。

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ロシアで新聞社が政権批判を行った結果、5人の記者が命を失っている。

ロシアに、プーチン政権を批判し続けてきた新聞があります。

「ノーバヤ・ガゼータ」(新しい新聞)という名前の新聞です。

この新聞は、多くの記者の犠牲を出しながらも、政権批判という孤塁を守ってきました。

言論の自由がなかったソ連が崩壊後、自由な言論活動をするメディアが次々に生まれましたが、プーチン政権になると共に、ロシアの放送局は次々に政権寄りの報道をするようになります。

政権寄りでない放送局はプーチン政権に近い富豪によって買収され、批判しなくなります。新聞社も御用新聞ばかりになりました。

それだけに「ノーバヤ・ガゼータ」は貴重な存在ですが、払った犠牲も大きなものです。

これまでに5人もの記者が殺害されてきたからです。

2003年には副編集長が不審死を遂げています。高熱を出してモスクワの病院に入院しましたが、顔の皮膚が剝げ、脱毛も始まり、呼吸困難となって死亡しました。

当時は原因が不明でしたが、放射性タリウムを、何らかの方法で体内に入れられたためと見られています。放射性タリウムなど、普通の人が入手することは困難です。

2006年には、女性記者のアンナ・ポリトコフスカヤ氏がアパートのエレベーター内で何者かに射殺されるという悲劇に見舞われました。

2009年には、同紙の顧問弁護士でチェチェンの人権問題に取り組んでいたスタニスラフ・マルケロフ氏と、彼を取材中だったアナスタシア・バブロワ記者が白昼の路上で射殺されています。 

【出典】副編集長が不審死、女性記者がエレベーター内で射殺され…「プーチン批判」を続けたロシアの新聞社に起こったこと:時事ドットコム

ましてや、気が狂ったかのようにウクライナを攻撃している状態での政権批判は自殺行為と言える。

しかも行ったのは国営放送の職員。

命をかけた勇気ある行動に感動した。

国営放送の職員が行ったことがロシア国内で放送されてロシア国内メディアからしか情報を得てない方にも届いたはず。

もしかすると視聴者にすれば放送中に怪しい人が乱入してきただけと受け取られてしまうかもしれない。

しかし、こういった行動が増えていけば今、ロシアで起きていることに対して報道されていることとは違ったことが起きているのでは?と疑問を持つようになるはず。

「戦争をやめて」の輪よ拡がれ

バカチンは自分達を騙してウクライナに対して、とんでもないことをしているから、ロシア国内の経済が悪化し国民生活を不自由にしてしまっている。

ここに気付いてもらえればロシア国民はバカチンがロシアの代表ではダメだと思う。

ここまでくれば自然と国民は立ち上がりバカチン政権を変えようと自然と動き出すはず。

そして、これがバカチンの言いなりになっているロシア軍、警察にも伝わり政権の命令に従わない人が出てくれば状況は大きく変わる。

ウクライナで捕虜になったロシア兵が2022年3月15日に会見を行い、以下のようなことを語っている。

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  • 私たちは皆、自発的にここにいます。そして、真実を世界に伝えたい。ここで何が起きているかを
  • 特別軍事作戦に関して、徴集兵がいないという、プーチン大統領の声明はすべてうそです。彼はうそつきで、戦犯です
  • 誰にも、銃を撃つなんて言われなかった。ただ放り出されただけ。 私たちは殺されかけたんですよ、大統領!あなたは間違っている。これは、あなたの責任だと思います。大統領、これを終わらせて下さい
  • ここでは、人々が亡くなっています。子どもたち、おじいさん、おばあさんたち、罪もない人々がプーチンのせいで・・・

【出典】プーチン大統領は「嘘つきで戦犯」…“ロシア兵捕虜”の会見動画公開|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト

真実の輪がロシア国内に拡がっていけばバカチンは終わりを迎え、ウクライナには平穏な日常が戻ると信じている。