今週のお題「雨の日の過ごし方」
寝る!
頭が疲れている時には、眠ります。
晴れていると光が強いので眠れないんですよね。
恋は雨上がりのようにを見る!
眠る以外だと、映画をオンライン等で見ます。
特に雨の日に「恋は雨上がりのように」を見るというのは格別です(笑)
主演は小松菜奈さんと大泉洋さんで、2018年5月25日に公開されました。
主人公の「橘あきら」は高校二年生。
陸所短距離の選手でしたが右足アキレス腱の断裂で夢をあきらめて、病院「諸星整形外科」に通う日々。
諸星整形外科を出ると雨が降っています。
傘を持っておらず、それに松葉づえがないと歩けないため、傘を持っていても、さすこともできません。
仕方なく、歩いて帰ると、途中でファミレス「ガーデン」を見つけます。
そして、雨宿りのために入って珈琲を注文しますが、雨はなかなか上がりません。
窓から雨が降っている景色を見ながら、雨はいつ止むんだろう?足の怪我のこと、色んなことを考えていると、テーブルから「コトン」という音が聞こえテーブルを見ると珈琲が出されています。
そして横を見ると、店長の近藤正巳が立っています。
近藤はバツイチ子持ちの45歳。若いころは小説家を目指していました。
夢を失った17歳と夢を諦めた45歳の人生の雨宿りストーリー
橘:「あの、私これ頼んでいませんけど?」
近藤:「サービスです。ただ、雨が止むのを待っているだけではつまらないでしょ?」
橘:「ありがとうございます」
珈琲を飲もうとしないので、近藤が更に話しかけます。
近藤:「あれ?ひっとしてブラック苦手だった?ちょっと待ってね」
というと、ポケットに右手を入れてモゾモゾしたあげく、右手の掌を差し出しますが何もありません。
しかし、次の瞬間、近藤が手をぐるりと回すと珈琲フレッシュが一つ出てきました。
橘:「あっ!」といって近藤の顔を見上げる。
近藤:「きっと直ぐ止みますよ」といって立ち去る
近藤の優しさ、店を出る時に、松葉づえだということでドアを開けてくれる店員さんの優しさがいいなぁと感じていると、同じ歳くらいの子がバイトの面接に来てガーデンでアルバイトを募集していることを知ります。
そして、橘もここで働いてみたいと思ったのでしょう。
ガーデンでバイトを始めます。
僕も短距離をやってました
僕も短距離をやっていましたが、色々あって最終的には腰を痛めて止めることになりました。
遅れてスタートして徐々に追い上げていく時の爽快感がたまりません。
追いついたら一気に抜き去りゴールした時のなんとも言えない達成感が忘れられなくて、ひたすら走ってました。
しかし外国人選手の速さは圧倒的で追いつくどころかドンドン引き離されます。
その時のことは今でも時々、夢で再現されるほどショックでした。
外国人選手を間近で見ると上半身の筋肉が凄くて脚だけを鍛えてもダメなのか?と筋トレを始めました。
その結果、体重が増えてしまい、タイムは悪くなるだけでした。
それでも筋トレを辞めずに続けていたら、ダンベルを上にあげて、もう限界だ・・・と思った瞬間に右腕がダンベルの重さに負けてしまい、自分の意志とは異なる方向に右腕を持っていかれました。
その後、筋トレは休むことになりましたが、暫く休んだのち、自重トレーニングを続けていました。
しかし、その時の怪我のせいで筋肉のバランスが崩れてしまったのだと思います。
腰痛になってしまい、元のように走ることができなくなり、短距離も諦めることになりました。
共感ではなく、気持ちが晴れるから
こういう話をしてしまうと、夢を断念、諦めたという部分が橘、近藤と自分が重なってしまい、この映画を見てしまっていると思われるかもしれません。
しかし、この映画を見てしまうのは、見ていると何も考えずにいられるからです。
雨の日は憂鬱になりがちですが雨の日にボーっと、この映画を見ていると、外が雨だということも時間も忘れて気持ちがスッキリします。
これが晴れの日だと集中できなくて色々なことを考えてしまって途中で見るのを止めたりするので不思議なものです。
雨で気持ちが憂鬱な時でも、気持ちが晴れるようなものが一つあると、雨の日が楽しみになるのではないでしょうか?