seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

突然の雨

自分が見る夢というのは、いつもどこか現実的で、「夢」らしくない。

といっても、まともに覚えていないので、どんな夢なのか?といった具体例は出せない。

夢というと、空を飛んだり・・・

宇宙から地球を見たり・・・

競技場に突然現れた恐竜と戦ったり・・・

普通に生活していても体験できないような夢が見てみたいと。

そんなことを最近考えるようになってきた。

セミナーに参加

出張でセミナーに参加した。

場所は大きな雑居ビル。

新しいところと、古いところの差が激しい。

新しいところは、おしゃれな作りで、ガラス張りで中がよく見えて凄く新しい。

古いところは通路も真っ暗で昼間なのに薄暗い。

入っていくのが怖くなる。

部屋の中は見えなくて扉だけがある。

セミナー会場は、そのどちらでもなく、ごく普通の作りの会議室のような場所。

会場に入ると人がたくさんいた。

かなり人気のセミナーのようだ。

開始時刻となり、講師の方が入ってきて、セミナーが開始された。

しかし、セミナーの内容が全く頭に入ってこない。

焦った。

2時間が経過して休憩時間になった。

休憩時間に何とか理解しようとテキストを見返すが全く理解できない。

こんなことは今までになかった。

結局、内容は全く理解できずにセミナーは終わった。

暫く、放心状態で座ったまま天井を見上げていた。

会場には誰もいなくなっていることに気がつき帰らなければと思った。

今度は、どうやってここに来たのか、全く覚えていない。

右往左往して雑居ビルの中を、さまよっていた。

自分が地下にいるのか地上にいるのかさえ理解できていない。

今、考えると昼は何を食べたのだろうか?

そんなことさえ、思い出せない。

いったい全体、どうした?というのだろうか?

むやみやたらに、下に行ったり、上に行ったり、普段なら絶対にしないようなことをしている自分がいる。

何もわかってない・・・

普段なら、これは本当に自分なのだろうか?と考えても不思議ではない。

しかし、今は、そんなことさえ頭に浮かんでこない。

そもそも、今日は何のセミナーだったのか?

出張だと理解していたが、それは単に持っていた鞄が出張用だったから・・・

じゃあ、いったい、どういう手段で、どういうルートで、どこに来たのだろうか?

それに、なぜ、この雑居ビルには誰も人がいないのか?

階段から見上げると、出口が見えた。

すると、突然、後ろに女性が現れた。

どこから現れたんだろうか?

そんな疑問さえ出てこない。

出口に到着した。

その時、既に後ろにいた女性はいなくなっていた。

自動扉が開いた・・・

外は凄い雨だった。

出張カバンに常備している折りたたみ傘がなぜかない。

雨は止みそうもないので、諦めて一歩前に踏み出すと、左手から傘が出てきて、パッと開いた。

折りたたみ傘ではなく、車に常備している普通のジャンプ傘だった。

今日は折りたたみ傘ではなく、ジャンプ傘を持ってきていたのかと、簡単に納得している。

おいおい、手には鞄しか持っていなかったんだぞ?

傘がどこから出てきたのか気にならないのか?と思う間もなく目が覚めた。

全て夢だったようだ。

夢というのは、このような矛盾だらけの小説を読んでいる感じだ。

論理性なんて関係ないし、ストーリー性もない。

矛盾しかない。

普段の自分とは別人のように変わってしまう。

夢は自分の体験や記憶から作られたものだと思うが、全てのことを記憶しているわけではないので、記憶していることだけが断片的に出てくるので、論理性やストーリー性もない、矛盾だらけの話になってしまうのだろう。

記憶が断片的に出てくるので、それぞれが関連しないから夢は直ぐに忘れてしまうのだろう。

しかし、今回見た夢は、やたらとハッキリと記憶に残っている。

セミナーの内容が理解できない、雑居ビルから出たいのに出られない、出先で雨が降っているのに、常備している傘がなくて困っていると左手から傘が出てきて助かったといった感じで、気持ちが上がったり下がったりしている。

現実的ではない夢を見たいと思っていた時だったので、今回の夢、現実から少し離れた内容となり、今回見た夢に対して、徐々に満足していった(笑)