他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
「逃げるは恥だが役に立つ」ガンバレ人類!新春スペシャル!!
このドラマ、好きだったので、ずっと楽しみにしていました。
ガンバレ人類!???
しかし、予告編を見る限り、重いテーマになるんだろうなぁ~
ガンバレ人類だからなぁ~
「ブラックみくり」も、出てくるんだろうなぁ・・・
この時期に「ガンバレ人類!」だから、やはり新型コロナ・・・
正直、コロナはもうお腹いっぱい。
最後に、ドラマをリアルタイムで見たのは、いつだったろ?
などと、考えていると、放送が始まりました。
なぜ?「みくり」が新年号の発表をしているの?
国会議員になって、官房長官になったの?
どうやら、子供を産むのに順番待ちが必要という同僚の方の話を聞いている内に心を遠くへ飛ばしたくなって妄想していたようです。
妄想から戻ると、「妊娠順番制」問題です。
案の定、現在の問題点をテーマにしたストーリーで、考えさせられる内容ではありました。
でも、ストーリーが進んでも出てくるのは疑問符ばかり・・・
- お正月から?
- なぜ、ドラマで考えさせられないといけないの?
- これ逃げるは恥だが役に立つだよね?
うわー、妊娠順番制、夫婦別姓、男性の育休、同性婚・・・etcと次から次に考えないといけないことばかり・・・
別に問題から逃げたいわけでは、ないのですが、今は余裕がない・・・
昨年、1年コロナ・コロナで、暗い話題が多かったのに、ドラマまで重いテーマは、流石にキツイですよ・・・TBSさん。
内容は悪くないんですよ!。
けど、今は考えたくないんですよ・・・
何も考えずに、ふんわりとした「逃げ恥」の世界を楽しみたかっただけなんですよ。
原作は読んでいないので、今回のドラマのストーリーは、知らなかったのですが、こんなことになっていたとは驚きです。
しかし・・・想像を超える重さです。
気合を入れて真剣に見ないといけない・・・
これ以上は、もう食べられないって感じで、50分位で見るのを止めて、ドラマから逃げてしまいました。
お腹を空かして再挑戦
そして、一晩眠って空腹にした状態で、再挑戦。
ドラマを見るのに挑戦だと思っている時点で、見たくないってことだよね。
こんな思いをするなら、見なければいいよ。
「逃げるは恥だが役にたつんだよね?」
でも、なぜか、逃げずに、見ています。
みくりは体調を崩し、平匡は1か月の育休を取るために引き継ぎに苦労しています。
家のことも仕事もしないといけない。
12月30日になっても思うように引継ぎはできていない。
家に帰れば、ゴミが散らかっている環境です。
新年は気持ちよく迎えたいので、今日は早く帰って掃除をしたいと思う平匡の気持ち、凄く共感できます。
みくりって、四角い部屋を丸く掃除するだけではなく、ここまで汚す人だったのか?
結局、部屋は散らかったまま、2019年12月31日は、NHKのゆく年くる年と共に過ぎていき新年を迎えました。
一昨年は、確かに新型コロナがここまで長引くとは思ってもいなかった。
しかも、まだ終わっていない。
やっぱり、コロナを考えると暗くなる・・・
何といっても、ドラマを見ているのに、苦痛、早く終わらないかな?ということばかり考えてる。
決断
やっぱり、僕が見たかった「逃げ恥」ではない。
「終了!」という声が頭の中を反響し、「停止」ボタンを押しました。
誰がなんと言おうと、僕の中では、今回の「逃げるは恥だが役にたつ」は失敗作として認定だ。
楽しみにしていたになぁ~
世間の評価は?
Twitterで、ドラマの反応を見てみると、意外と高評価。
- 久しぶりにほっこりムズキュンしました!
- この時期にこのドラマ、私は有難かったです!
- 久しぶりに幸せに浸りました。最高でした!
- 今だから必要な作品で、逃げ恥にしか出来ないことだったと思います。
- 涙が溢れて止まらなかったです。すごく大切なことを教えてもらった気がします。
- すっと心が軽くなりました。
世の中は、こういうドラマを望んでいたのか・・・
それなのに、失敗作として認定してしまった自分が何とも身勝手な感じに思えてしまった。
再再挑戦!
再生ボタンを再度、押しました。
部屋は、みくりが家政婦さんに依頼して綺麗にしてもらったようです。
この手があったんですね。
でも、その時の僕には、嫌な気持ちしかなかったので、思いつくはずはないです。
人って、気持ちが暗い時って、暗い事ばかり考えるので、頭の切り替えって必要なんですよね。まぁ、頭を切り替えたいと思って、このドラマを楽しみにしていんですけど。
ちょっとだけ、頭の中に光が差し込んできました。
そして、令和二年二月三日に亜江が生まれました。
平匡が亜江をみた第一声が、
- 生物だ
- 生きてますね
これ、わかるようで、わからない(笑)
でも、それが何となく、「逃げ恥」っぽい。
部屋に戻っての育児のシーンは、「逃げ恥」らしくて、見ていても、ほっとします。
会社から電話がかかってきて、テレビをつけると、令和二年二月十三日のニュースが放送されています。
新型コロナで国内初の死亡者が出た時のものです。
ここで、みくりと、平匡は、ようやく新型コロナウイルスで日本国内が凄いことになっていることに気がつきます。
会社では欠勤者が増えていることもあり、平匡は育児休業を中止し仕事復帰、みくりが一人で育児をすることに。
しかし、平匡は感染リスクを考えて実家への疎開を提案します。
みくりが父の運転する軽四車の後部座席に乗り平匡に手を振りながら遠ざかっていくシーンは何とも感動的です。
これって完全に「逃げ恥」復活してる。僕が停止ボタンを押したあとからは、待っていたドラマになっていきました。
Twitterで反応を確認していなかったら、僕の中では「失敗作」のままでした。
Twitterで呟いてくれた方達!ありがとう!
みくりは、亜江の写真を平匡に送ろうしますが、スマホの通信機能が壊れたようで、携帯ショップに電話しますが、緊急事態宣言中なのでずっと営業休止の状態です。
仕方なく、デジカメのSDカードを抜いて、コンビニへ行き、画像をプリントアウトし、プリントアウトしたものをスキャンしてGoodluckドライブ(クラウド)にアップロードします。
今は、コンビニの複合機は、スキャンしたデータを無線でスマホに転送できるんですね。
単身赴任状態の平匡は、今、起きているトイレットペーパー不足のデマ、電車内でくしゃみをしてケンカ、マスク不足で行列に割り込み、自粛警察、世間のコロナ差別といった、人々が愚かな行動に走っている状況を見て自分もいずれ、こうなってしまうのではないか?と不安になります。
その時、みくりからラインが入ります。
これ見てください
亜江の写真です。
それを見て、平匡は泣きながら希望を取り戻します。
大丈夫・・・大丈夫だ・・・まだ
世界は、まだこんなにも美しい
しかし、平匡からみくりへの返信は、以下の内容です。
ありがとう。
写真はもう送らなくていいです。
もういい?の意味がみくりには、わかりません。僕もわかりません(笑)
すると、これまでの平匡への疑問が次々に出てきます。
子供ができたと聞いた時の塩反応、亜江が生まれた時の第一声が生物だ・・
みくりは、母に、父は子供ができた時の反応を聞くと、父は大喜びだったと知り、羨ましいと感じます。
しかし、父は無理をしていたように感じたそうです。嬉しさ半分、不安半分。
みくりが、母と話している時に、母が言いました。
父親も母親もいきなりは、なれない。
母も今思えば必死だったということです。
みくりは何かに気づいたようです。
亜江の写真の件で、みくりのスマホのカメラが故障したことを知った平匡はノートパソコンとモバイルルーターを予約購入し、みくりの実家に届けようとします。
平匡は風見に運転を依頼します、
風見は百合に車は自分で思っている以上に遠くに行けると言われ、昨年、運転免許を取っていました。
2人は、これは不要不急の外出ではないと言いながら、みくりの実家に向かいました。
この頃って、モバイルルータも含めて品不足で入荷時期未定とか言われていたのですが、まぁ、それは、そっとしておきましょう(笑)
みくりの実家に向かう途中、公園で散歩をしているみくりと亜江を見つけ、平匡は車を止めてもらいます。
しかし、今回は荷物の配送のためにきただけだけなので、感染リスクを考えて声をかけずに遠くから2人を見るだけに留めます。
平匡はみくりの実家にも入らず荷物を玄関先に置いて帰っていきます。
散歩から戻ったみくりは玄関先の荷物と一緒にあったメモを見て平匡が来たことを知り電話をします。
平匡達は道に迷っていたようで、まだ近くをウロウロしていたようです。
みくりは、どんな車で、今どんなところを走っているのかを電話で聞きながら外にでていきます。みくりが立ち止まった橋の向こう側に平匡が乗っているものと条件が一致した車が走っていくのが見えました。平匡に車を止めるように言います。
車が止まり平匡が降りてきて辺りを探し、平匡もみくりの存在に気が付きます。
2人は言葉を交わしたあと、見つめ合います。
そして、心の中で一緒に呟きます。
会えます。必ず。
必ず生きていればまた会える。
緊急事態宣言が解除され、みくりと亜江が戻ってきます。
なぜ、もういい?と言ったのか?
結局、平匡は、なぜ「もう写真は送らなくていい」と返したのでしょうね?
大沼田会(オンライン飲み会)の時にみくりが心の中で呟いていた言葉に答えがあったのかと思います。
一人ひとり、どこかで生まれた私たちは他愛もない話をする。
心の中の孤独は誰もが持っていて、いつまでも消えないのかもしれない。
だけど、いつか再び会えた時、少しだけ優しくなって元気で助けあえればいい
それぞれの小さな宇宙を抱えて近くて遠いお隣さんとして生きていければいい
そうすれば、いつかきっと。
「再び会えた時に」これが答えのような気がします。