ミシュランガイド 東京 2021
今年はミシュランガイドは発売されないのかと思っていましたが、
東京 2021版は12月10日に発売されるそうです。
コロナ渦で誰がどうやって来店して評価したのでしょうか?
興味があります(笑)
★の意味は数により以下のような意味を持っています。
- ★ その分野で特に美味しい料理
- ★★ 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
- ★★★ それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理
ミシュランガイドに掲載されているレストランやホテルというのは以下のようなことが審査基準でサービスや内装といったことは対象外だとか。
- 素材の鮮度と質
- 調理技術の高さと味付けの完成度
- 独創性
- コストパフォーマンス
- 安定した料理全体の一貫性
星付きの店だから美味しいとは限らない
僕も星付きの店にはいくつか行ったことがありますが、コストパフォーマンスが高いと感じたことは1回もなくどちらかというと高いなぁ~って印象だけです。
星付きレストランの予約って意外と大変で、ホテルのコンシェルジュに依頼すると当日でも予約を取って頂けるので、よくお願いしてました。
そんなことを繰り返している内に、星付きだから美味しいのか?という疑問を持ち始めるようになり最近は、星があるからという理由だけで行かないようになりました。
星付きの店だから美味しいとは限らないんです。
人の味覚なんて千差万別で、テレビの芸能人格付け番組で100万円を超えるような高級ワインと5000円程度の通常ワインの違い、何万円もするような高級和牛と千円程度の外国産の普通の肉の違いを見極められず、通常ワインや普通の肉を選んでしまう芸能人が後を絶ちません。
でも、それって恥ずかしいことではないと思うんですね。
選んだ人にとっては「高い方」だと感じたのですから、それでいいと思うんです。
違いが判らず困ったというなら、そもそも、100万円のワインは、その方には合わないということです。
100万円の価値があると感じた方にとっては、何の問題もありませんが、そうでない方は100万円のワインだからと飲んだとしても、それこそ何の価値もないのです。
星付きレストランも同じです。
味なんて結局は判断した人の主観です。
客観的な基準なんてないんです。
味の違いが分かる人だから、これまで最高のものを食べて来た人が選んだものだから美味しい、価値があると思うのが間違っていると思うんです。
まずは、自分が食べてみて判断するということだと思います。
東京の寿司店で食べた寿司より、金沢の回転ずしや持ち帰り寿しの方が美味しいと感じたことは何度もあります。
東京の寿司=美味しくないという先入観も多少はあると思います。
でも、自分が食べるものですから、それでいいんです。
100人の人が美味しくないというものでも、自分が美味しければ僕は十分です。
ミシュランガイドが不要ということではない
だから、ミュランガイドが不要だと思っているわけではありません。
ミュランガイドは沢山ある店の中から美味しいと判断された店だけが紹介されるので、美味しいものを食べたいと思った時に、効率よく探すためのガイドになることは間違いありません。
でも、ミシュランガイドが「正解」と考えることが間違っているというだけです。
ミシュランガイドに掲載されている店に行って美味しくないと感じたこともありますが、美味しいと感じたことも当然あります。
ただ、高いなぁ~と思うことが、ほとんどです。
つまり、僕は星付きの店を高いと感じているので美味しいけど、それだけの価値は感じられないわけです。
そんな僕は価値が一致した店で食べれば良いのです。
ミシュラン「ガイド」であり、これが絶対というものではないはずです。
こういう評価もあるんだという程度で良いと思うんですね。
星付きの店は知名度と共に価格があがっていきます。
そういう意味では、星付きという評価も必要だと思いますが、普段食(1食1000円程度)で評価の高い店というのも紹介してもらえると便利ですよね。
でも、あくまで最後は、自分の評価だということを忘れないで欲しいと思います。