あおり運転厳罰化初の逮捕者
あおり運転の厳罰化が始まってから初の逮捕者が出たということです。
大分県別府市の国道で男性に暴行を加えたなどとして逮捕・起訴された46歳の男が直前に走行中の被害者の男性の車に“あおり運転”をした疑いが強まり、再逮捕されました。警察によりますとあおり運転がことし6月に厳罰化されてから逮捕されたのは全国で初めてだということです。
中国の運転は怖かった
10年以上前ですが中国に初めて行って、迎えの車に乗った時に驚いたのが、割り込みが凄かったことです。車間距離がなく、車線変更をしようとしても待っていたら、いつまでたっても変更なんてできません。ちょっとした隙間を見つけて割り込んでいく必要あります。
中国では、横断歩道のない道路を渡るときに走ってはいけないと言われました。
走ると車が避けられなくなるので、歩いて渡れというのです。
信号がないのか?というと、しっかりありました。
しかし、4日間いた中国で横断歩道を渡った記憶は1回だけでした。
ホテルからタクシーに乗るときも、車寄せに来たタクシーに乗りました。すると後ろにいたタクシーの運転手が降りてきて、乗ったタクシーの運転手と口論になりました。中国語で何を言ってるのか僕には理解できなかったので、一緒にいた中国の人に何を言っているのか聞きました。タクシーの「付け待ち」のルールがあるようで、それを守らなかったので口論になったということでした。
乗り換えた方がいいんですか?と聞いたのですが、「いいえ」ということでした。
後ろのタクシーの運転手は、諦めて戻りましたが、乗ったタクシーの運転手は何やらまだ、怒っているようです。大丈夫かな?と思いながら行き先を告げて出ました。
その後は、何事もなく無事、目的地に到着しました。
こんな出来事があったので、中国の運転=怖いというイメージです。
中国は、あおり運転がない?
そんな中国ですが、「あおり運転」がないそうです。
なぜでしょう?
「あおり運転」というのは、理由もなくする人はいません。
追い越し車線をノロノロ走っていたり、わざと隣の車線の車と走行速度を合わせて追い越しができないようにしたり、ウインカーも出さずに割り込んでくるような運転をするからストレスが溜まり、あおり運転が始まるのです。
高速道路は、早く目的地に着きたくてお金を払って利用している人が多いのですから、追い越し車線に遅い車がいるとイライラします。
車線毎に最低速度、走れる車種が決められている
中国の高速道路では、車線ごとに走れる車種と最高・最低速度が決まっています。例えば、日本で「追越車線」に相当するもっとも左の車線は、トラックは走行してはだめで、更に最高120km/h、最低110km/hで走行しなくてはなりません。更に高速道路には監視カメラがいたるところに設置され監視されていますので、違反はできません。
日本の最低速度は?
日本でも高速道路での最低速度は設定されていますが「50Km/h」です。
最高速度が100Km/hの道路を50Km/hで走られるとどうでしょうか?
あおり運転が日本で問題視されているのは、遅い車、マナーの悪い車に対して取り締まることをしないことが要因の一つだと思います。
日本はノロノロ運転に甘い
あおり運転をした方にばかり注目していますが、あおり運転を受けた人には本当に問題はなかったのでしょうか?
同じことを何度も繰り返しブログで書いてますが、最近、あおり運転を受けたことはありませんが、無理に割り込んできたあとに、わざとノロノロ走る人。(何が目的かわかりません)信号が青になってもなかなか発進しない人、渋滞している道路で頻繁に車線変更をしている人、周囲の人をイライラさせるような運転をする人には毎日のように遭遇します。
僕は、あおり運転が増えたのは、迷惑運転を無意識に行っている人が増えたからだと思います。
大型ダンプが片側二車線を同じような速度で並んで走っていれば、後続は大型ダンプの速度で動くことになります。これって高速道路でなくても急いでいるときはイライラします。これはダンプに限ったことではなく、高齢者が運転している場合も同じです。
あおり運転ではなくて・・・
あおり運転を無くそうと思うなら逆転の発想であおり運転をさせてしまうようなドライバーを何とかするべきです。
何度も同じようなことを書いてますが、ほんと、イライラさせるドライバーが年々増えているので困っています。