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耳鼻咽喉科で原因不明の症状が改善

声が出なくなった時のこと

5年位前の冬に徐々に声がでなくなり、コンビニで電子マネーの支払い方法を伝える時でもガラガラ声で声が出なくて店員さんが聞き取れず、聞き返してくるらいでした。その時はまだ、風邪だろうと思っていて市販の喉の炎症を抑える薬を飲んだりしていましたが、酷くなる一方で流石に電話で会話することも辛くなってきたので、早退して今も定期健診でお世話になっている内科で診察してもらいました。

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声が殆ど出ないので受付で症状が伝えられるかな?と思いましたが、案ずるより産むが易しで、声が出ないと喉を指しながら話すと理解してもらえました(笑)

診察の結果は扁桃腺が少し腫れているかな?という程度で喉に関しては声がでなくなるほどのものではないということでした。それで、風邪の時に処方する薬を出して頂きました。

しかし薬がなくなる頃になっても症状は変わりません。仕方なく再度、受診したのですが、原因がわからないので、耳鼻咽喉科で診てもらった方が良いということになりました。

耳鼻咽喉科

以前、中耳炎のような症状が出た時に、一度だけ、お世話になった耳鼻咽喉科に向かいました。

凄く混んでいました。

待合室には冬が始まったばかりということもありインフルエンザの予防接種のポスターも貼られています。30分程、待っていると呼ばれ診察室に入りました。

そこでも最初は扁桃腺が少し腫れている程度だと言われました。

先生に症状を告げると、口を開けてくださいと言われて口を開けたのですが、声が出ないほど腫れていないということで、鼻からファイバースコープを入れての検査になり、最初に麻酔薬のようなものを鼻に塗られて、数分待ったのち、仰向けに寝かされて左側の鼻からファイバースコープが入れられました。

痛くはなかったのですが、鼻の中がモゾモゾして、くしゃみが出ないかと心配になりました。そのまま、喉のあたりまでファイバーが入ってきたのがわかりました。ファイバーが入ったまま、あーとか、うーとか色々と発声させられました。(声になっていませんでした(笑))

左側の次は右側からファイバーが入りました。右側の方も終わりました。

診断結果は?

先生が撮影した映像を見せてくれ、場所ごとに解説してくれます。

最後に声帯の部分まで進むと声帯が半分閉じたままになっていると言われ見てみると確かに素人の僕でもわかるくらいに綺麗に半分だけが閉じたままでした。

閉じたままの方が炎症を起こしていたので、声を使う仕事ですか?と聞かれましたが、電話や日常会話を話す程度で黙っていることの方が多いですと答えました。

先生は納得いかない感じで、今の発声方法だともう片方の声帯も炎症を起こし声が本当にでなくなるかもしれないと言われました。

その場で、腹式呼吸の指導を受けて練習をしていたのですが、映像を見ていた先生が半分だけ炎症していることから逆流性食道炎の可能性があることに気がついたようです。

僕が声を使う仕事ではないこと、炎症が奥に行くほど酷くなっていることから声帯の使い過ぎではないと考えられたようです。

その後、吸入器で鼻と喉に薬?を数分ずつ吸入し診察完了しました。

先生から、明日から受付だけして吸入器だけでも使いに毎日、来てくれれば良いと言われたのですが仕事でなかなか診療時間中に行けなかったので、処方された逆流性食道炎の薬や、抗生物質を服用していました。

すると徐々に声が出るようになってきて3日目くらいからはかなり声がだせるようになりました。

正直、驚きました。

内科では問診、触診、視診だけで、原因がわからなかったのに、耳鼻咽喉科ではファイバーで映像を見てその場で原因がわかったのです。

それ以来、風邪系の診察は耳鼻咽喉科にしようと決めました。
(風邪をひくことがなくなり、結局風邪ではお世話になっていません)

それでも、何故か冬になると声が出にくくなるので、その都度、耳鼻咽喉科に行きました。 

直近で3年くらいは、声がでなくなることもなくなりました。

しかし、今年は半日に1回くらいの頻度で咳が出ることがあり、それが1ヶ月くらい続いたこと、更に周囲がコロナで敏感になっている時期でもあるので、変な心配をさせたくないと考えて病院に行きました。

自分的には病院に行くほどではないと思ってました。

なぜなら、熱もなく、だるさや頭痛も味覚障害もありません。咳がたまに出るくらいです。

それでも何かあるといけないと思って、念のため保健所に連絡して病院に行っても問題ないのかを相談しました。

結果は、予想通りの回答で「大丈夫です」ということでした。

病院で何か言われた際には、保健所で病院に行って下さいと言われましたと伝えてもらえれば受診してもらえるという事も言われました。

病院に行くと車は1台だけ停まっていました。普段は10台くらい停められる駐車場が満車に近いので、やはり新型コロナので緊急事態宣言が全国に出されている状態なので、ここでも外出を控えているのかなと思いました。

待合室には若い夫婦と見られる方が1組座っていて看護師さんが1人で待合室を掃除していました。僕が受付前で手を消毒していると掃除をやめて受付に入られました。症状を伝えましたが、普段通りの対応で、暫くお待ちくださいということで、何の問題もなく、診察してもらえそうです。

10分くらい待って呼ばれたので診察室に入りました。

症状を告げ、口を開けてくださいと言われ、マスクを外し喉を見た瞬間、こっちに来てくださいと言われ異常があったのかとドキッとしました。いつものように鼻からの麻酔をされファイバーカメラによる検査でした。検査が終わると映像を見せてくれて鼻も喉も綺麗なので問題ないという事でした。喉が腫れていなかったから一瞬で判断できたわけですね。

咳が出るのは気管支炎ではないかという診断でした。気管支炎で夜、寝ている時に鼻呼吸ができずに口呼吸になっているから朝喉が痛いのでは?ということで、まさにその通りでした。

薬を出しておきますので服用してくださいということで、最後はネプライザーで鼻と喉に薬剤を吸入し完了です。

 処方箋をもって薬局に行くと、薬局の方以外は誰もいません。

3分ほどで薬が用意され受け取りに行くと、薬剤師の方が、吸入器は使用されたことはありますか?と質問をしてきました。

吸入器?何のことかわからなかったので、「いいえ、ありません」と答えると、吸入器についての説明が始まりました。

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成人編吸入動画 ディスカス【手順編】

最後に、以下のことを言われました。

  • 口の中、喉に薬剤が残らないようにうがいを必ずしてください。
  • 口の周囲に薬剤が付着したら水で洗ってください。
  • 吸入器の口に入れる部分については必ず乾いたティッシュペーパーで拭く

最初は、あまりうまく吸い込めなかったように思いますが、2回目からは感覚が掴めたのでうまくできた気がします。

睡眠が浅い症状も解消

今回も、日々、咳が減っていきました。

更に、驚いたのが、目覚めも日々スッキリするようになっていることです。目覚めがすっきりしなかったのは、気管支炎で鼻呼吸がしにくくなっていたから?それで、睡眠が浅くなっていたという気がしてきました。

睡眠が浅いというのは、意外なところに原因があるのかもしれませんね。

ということで、耳鼻咽喉科に行ったことで、原因がわからなかった症状が、また一つ改善しました。