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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

刺身で、ご飯が食べられない理由

ご飯×刺身

僕は、ご飯も刺身も好きなんですが、刺身が、ご飯の「おかず」として出てくると話が違ってきます。

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ご飯と刺身ってどちらも淡白な味なので、ご飯をおかずにして、ご飯を食べるような感じなんですよね。

焼肉など味が濃いものを食べていると「ご飯が欲しくなる」ってよく言いますが、刺身を食べて「ご飯が欲しくなる」ってあまり言わないのではないでしょうか?

しかし、刺身でご飯を何杯でも食べられるという人がいます。僕の母親がまさに、そのタイプで自分が刺身でご飯を何杯でも食べられるので刺身がご飯のおかずにならないというとそれは変だというのです。

このため、ご飯と刺身という組み合わせの夕食が当たり前でした。(これが普通?)

刺身は単品で食べられるのですが、ご飯は欲しくないので、ご飯を残すと叱られます。ご飯を残さないように、お茶漬けにしたり、味噌汁をかけたりして食べてました。

 

寿司と海鮮丼は?

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じゃあ、寿司も海鮮丼も食べられないのか?というと両方とも食べられます。寿司は好んでは食べませんが、海鮮丼はむしろ好きです(笑)

だったら、ご飯の上に刺身とワサビを乗せたら海鮮丼なので、食べられるのでは?って言われるかもしれませんが、それがそう簡単ではないんですね。

今まで、理由を考えたこともなかったのですが、今回は真剣に考えてみました。

海鮮丼や寿司は食べられるのに、刺身でご飯は食べられない。この違いが分かれば謎は解けるはずです。

違いで最初に思いついたのは海鮮丼や寿司はご飯が酢飯だという点です。確かに酢飯だったら刺身をおかずに食べられそうです。しかし海鮮丼は酢飯ばかりとは限りません酢飯でない場合もあります。しかし、それでも何故か食べられます。

じゃあ海鮮丼は専用のタレがあるから?いや、醤油と山葵で食べる店もあります。

他の違いはなんだろ・・・ふと閃きました。

海鮮丼との違いは?

それは、「温度」でした。

刺身って新鮮さが大切だからということで食べる直前まで冷やして保存します。刺身の盛り合わせだと保冷剤まであります。このため食べる時は冷たさの方が勝ってしまい、極端な言い方だと氷を食べてる感覚になります。

しかし、海鮮丼の魚は刺身のように冷えていません。ご飯も炊きたてではなく少し温かいかな?って感じです。

コンビニ弁当をレンジで温めた直後は熱すぎて、これまた熱さが勝ってしまい味がわかりにくいです。

つまり味覚と温度には何らかの関係があると思ったのです。

実際、調べてみると、やはり以下のような関係がありました。

味覚は大きく分けると「苦味」「塩味」「酸味」「甘味」の4種類があります。これらの味は温度によって感じ方に違いがあります。

【甘味】

  • 体温に近い温度のときに最も甘く感じます。
    (例)本来冷やして飲むものを常温で飲んだときとても甘く感じますよね。冷やすことで甘味が抑えられるので甘味を強めに調節しているためです。

【酸味】

  • 温度によって変化を受けにくい味覚です。他の味が強くなったり弱くなったりする事で 感じ方が変わることがあります。

【苦味】【塩味】

  • 温度が高いほどマイルドに感じ、低くなるにつれ強く感じます。(例)コーヒーが温かいほうが美味しく頂けるというのは、この性質によるものです。

『味覚について』|一般社団法人 半田市医師会 健康管理センター

刺身は新鮮さというか食感と旨味が美味しさの基準になると思いますが、旨味については書かれていませんでした。仕方ないので、自分で考えてみました。

出汁といえば旨味ですが、冷た過ぎず、熱すぎずという温度が一番、味がわかるような気がします。つまり、甘味と同じ。

そう考えると刺身は冷めたいと旨味が感じにくいということになります。

だからと言って温く感じる刺身は、食べたいとは思いません。つまり冷たいとも温いとも感じない丁度よい温度じゃないと刺身は美味しいと感じられない。

寿司や海鮮丼のネタは冷えていませんし温かくもなく、丁度いい感じです。そしてご飯も丁度よい温度です。

つまり、ご飯と魚との温度差がないんですね。

温かいご飯に冷たい刺身を乗せただけでは、海鮮丼と同じにならないのは、このためではないでしょうか?

そして、ご飯って刺身に限らず、冷たいものが、おかずになりにくいと思います。

ご飯×冷奴

例えば、冷奴です。

冷奴は、名前の通り冷たいです。おかずにするのは厳しいです。

そして夏場は刺身に冷奴という組み合わせも、あります(笑)

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同じ豆腐でも湯豆腐なら、何とか食べられそうです。

温かいご飯に豆腐を乗せ、そこにつけ汁をかけて更に薬味を乗せると湯豆腐丼みたいな感じで美味しそうじゃないですか?(実際に食べたことはありません)

考えたら、豆腐が1番わかりやすかったですね。冷奴に対して、湯豆腐は湯奴とも言われますよね。違いは温度だけです。

湯豆腐は、ご飯のおかずにならないという意見もよく聞きますが、あっさりした味のものは、ご飯には向かないのでしょうか?

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いや、そうとも言えません。

ご飯×クリームシチュー

刺身と同じ、いやそれ以上に、ごはんと合わない論争が多いのがクリームシチューではないでしょうか?

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確かにカレーライスのルーのようにクリームシチューをご飯にかけて食べるということに対しては合わないと思います。ご飯に温めた牛乳をかけて食べるような感じと表現すると伝わるのでしょうか?しかし、シチューをおかずにご飯を食べるというのは僕の中では子供の頃からの習慣になっていることもあって問題はありません。

ご飯×サラダ

ではサラダはどうでしょうか?

ご飯とサラダが出てきたら、どう思いますか?

ドレッシングで味があっても、ご飯のおかずにはならないとは思いませんか?

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同じ野菜でも温野菜だと食べられそうです。

同じものでも温かいとおかずになるということです。

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ご飯×素麺

ご飯と素麺はどうでしょうか?

氷が入った器で冷やされた素麺は美味しいと思いますが、そこにご飯が入ってくるなんて想像できません。

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しかし、にゅう麵だと、味噌汁の感覚で食べられそうな気がします。

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ご飯×かき氷

更に極端な例だと、ご飯とかき氷はどうでしょうか?

かき氷で、ご飯が欲しくはならないですよね?

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ご飯×バニラアイス

かき氷は、どちらかというと味はあっさり系ですが、バニラアイスだったら、どうでしょうか?

これもご飯が欲しくはならないですよね?

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ご飯×ナポリタン

ご飯とナポリタンの組み合わせも、よく議論になっているかと思います。

どちらも主食でしょ?っていう人、ナポリタンはおかずになるという人もいます。

僕もどちらかというと、どちらも主食でしょ?ってタイプですが、刺身とナポリタンどちらかを選べと言われたら即答でナポリタンを選びます。

弁当を買うとご飯なのに少量のナポリタンやパスタが入っていることもあるので、これはありだと思います。

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僕の結論としては、冷たいものは、ごはんのおかずにはならないということです。

当然、冷たくても刺身なら食べられるという人もいるかもしれませんが、これは、あくまで僕の個人的な見解ということで、お許しください。

ここまでで、結論が出たと思ったのですが、重要なものが1つ抜けていました。

それは、「おでん」です。

ご飯×おでん

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おでんは、ご飯なしでも、食べられます。

そして食べていても、「ご飯」が欲しくなることもありません。

インターネットで調べてみても、おでんはおかずにならないという人は多いようです。

最後になって、僕にとっての例外が出てしまいました。

温度も必要ですが、やはり味付けも関わっているようです。

あっさりした味付けだと、温かくても、ご飯が欲しくならないということです。

結論

そうすると結論は、冷たいもの、あっさりした味付けのものは、ご飯に合わないということです。

刺身といっても、魚を単純に切るだけではなく、水を抜くとか、下準備が必要だということです。確かに外で食べる刺身は、自宅で食べるものとは次元が違います。

それでも、ご飯が欲しくなるとまでは思いませんが、刺身をおかずに食べることはできるかもしれません。でも僕は刺身で、ご飯が食べられないという事で叱られたことがトラウマのようになっているため、刺身とご飯の組み合わせに関しては理屈抜きの拒否反応が生じているのかもしれません。

そして、子供の頃の嫌な思い出が、もう一つあります。

トマトの嫌な思い出

小学校の頃に、給食でトマトが1個そのまま出ることがありました。真っ赤なトマトではなく、青みが少し残っているようなものでした。口に入れると青臭い酸味が口の中に広がっていき気持ち悪くなります。このため、どうしてもトマトが食べられず、何度もトマトを食べると気持ち悪くなるから食べられないと先生には伝えたのですが、食べるまで帰ってはいけませんと言われて教室に残されたことがあります。

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机の上に置かれたトマトをずっと見ていることしかできませんでした。

結局、先生が教室から出て行った時に友達が教室に来てくれて、なんで食べられないの?といって、代わりに食べてくれました。おかげで帰ることができたのですが、それ以来、僕のトマトの苦手意識は強固なものになりトマトを見るのさえ嫌になりました。

その後も、給食にトマトは出てきたのですが友達が先生の目を盗んで食べてくれたので残されることはなくなりました。

結局、大人になるまでトマトを食べることはなくなりました。

トマト好きの方に、この話をした時にフルーツのようなトマトがあるから、それを食べたらトマトに対する認識が変わると言われて、丸ごと1個ではなく一切れだけ食べたのですが若干、苦手なトマトの味はしましたが確かに甘いフルーツの味がしました。これで苦手意識が薄れ、今では普通のトマトでも、切られたものやプチトマトであれば食べられるようになりました。丸ごと1個になると何故か拒否反応が起きます。

あの時、このトマトが出ていれば、そもそも、丸ごと1個でなく切って出してくれていれば食べられた気がします。そしてトマトに対する恐怖心にも似た反応に悩まされることもなかったのではないかと思います。

先生にすれば好き嫌いをなくそうという思いからだと思いますが、当人すると今でも嫌な思い出にしかなっていません。

刺身とごはん、トマトは子供の頃の体験によるものが大きいように感じます。

人それぞれ、得意、不得意があるのですから苦手な食べ物があっても、食べられない理由は言っているのですから、聞く耳を持って欲しかったと思います。食べるまで帰さないというのは、小学校1年生の頃の僕には、辛い以外に何もありませんでした。

多分、友達が食べてくれなければ、ずっと教室にいたと思います(笑)

ご飯×最強の敵

個人的に結論は出たのですが、何か忘れてはいませんか?と思っている方もいるかもしれません。

それは、お好み焼きとたこ焼きです。あと焼きそばですね。

共に、温かい、そして味は濃い。

僕の結論を覆す要素は揃っています。

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しかし、大阪では、たこ焼き、お好み焼き、焼きそばも、おかずとして出されるものです。

何より、自分自身、おかずとして食べることもあります。(好んで食べる程ではありません)

このため、「粉もの」と言われるものでも、僕はおかずになると思っています。

では、最強の敵とは何でしょうか?

それは、「ラーメン」です。

ラーメンにライスというのは、当たり前でしょ?と思われるかもしれません。

これのどこが最強なの?と思うのは当然です。

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僕は、ラーメンとご飯を食べるということを好んではしませんが、それでも、全くないわけではありません。

自宅等で、おにぎりとカップラーメンを普通に食べています。

しかし、この場合、カップラーメンが「おかず」ではなく、おにぎりがおかずです。

ラーメンを注文する時に炒飯を一緒に注文することがあると思いますが、

この場合、どちらがおかずなのでしょう?

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そんなことを考えた事なんてないかもしれませんが、僕の場合は炒飯が、おかずです。

ではラーメンと、ご飯を注文する場合は、どうでしょうか?

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僕の場合だと、ご飯が「おかず」になってしまうんです(笑)

絶対王者である、ご飯が「おかず」になりました。

これこそ、最強の敵です。

そんなことをいうと、お好み焼き屋でご飯を注文すれば同じなのでは?と思うかもしれませんが、この場合の回答は簡単です。

僕は、お好み焼き屋で、ご飯を注文することはありません(笑)

そして、家で食べる時は、お好み焼きは、おかずとして食べています。

ご飯に合う、合わないという話をしている時点で、ご飯は、人により好みはありますが、ほとんどの料理や食材と合う存在なんです。

ラーメンは、今や食べないではいられない存在になっていますが、それでも毎日となると流石に飽きてくると思います。

しかし、ご飯は、毎日、食べることだってできます。

それは、ご飯が他の料理や食材を邪魔することがないからです。むしろ、ご飯は助けてくれます。だからこそ、沢山の料理に合うわけです。

ご飯が日本の主食だというのは毎日、食べられるからです。

 

ご飯、最強の友

ここまで、ご飯と合わないものを中心に話してきましたが、ご飯に合う最強の友はなんでしょうか?

 

ご飯×とんかつ

揚げたてのとんかつをサクっという音を立て食べてご飯を一口。この瞬間は、幸せの一時です。

f:id:seege:20200429143139p:plain食欲のない時でも食べられます。

とんかつならソースがなくても、ご飯が欲しくなります。

これを超えるのは、あるの?って感じです。

 

ごはん×ステーキ

そこで、ステーキの登場です。

豚肉には牛肉で対抗してみます。

あれ?でもステーキって不思議と、ご飯が欲しくなりません。ご飯に合わないという訳ではないのですが、意外とご飯なしでも大丈夫かな?って感じになったので、とんかつの勝ちです。

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ごはん×焼肉

牛肉でご飯が欲しくなるのはステーキではなく、焼肉でした。

肉、肉、肉、そして、口の中が肉になってきたら、ご飯でリセットして、また、

肉、肉、肉。

これは、焼肉の勝ちですね。

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しかし、毎日、食べられるか?という疑問が生じました。とんかつも焼肉も流石に毎日と言われると胃がもたれそうです。

そして最強の友が登場しました。

 

ご飯×卵

それは、卵です。

これまで、ご飯に冷たいものは合わないとか、味が濃くないと、ご飯が欲しくならないとか言ってきましたが、そんなもの関係ない!と叫んできたのが、卵です。

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温かいご飯と、卵があれば、あと味噌汁があれば毎日でも、食べられそうです。

冷蔵庫から出したばかりの冷えた卵、常温保存されていた卵でも、割って温かいご飯にかければ、おかずは不要です。焼いて卵焼き、目玉焼きバリエーションも豊富です。その中でも、何と言っても卵かけご飯です。卵かけご飯の前では、とんかつも、焼肉も平伏すしかありません。

結論を出しておきながら最後は、理論崩壊です。結局は人の好みだということなんでしょうね。刺身でご飯を何杯でも食べられる人もいれば、クリームシチューで、ご飯は食べられない人もいるんです。もしかすると、かき氷で、ご飯を何杯でもって人がいても不思議ではないんです。人により食事経験は異なるので味覚も違ってきて当然です。