seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

また、石川県の政治家が問題を起こしてくれました。

また、石川県の政治家が問題を起こしてくれました。

虐待や性暴力の被害に遭った10台の女性らを支える一般社団法人「Colabo」(仁藤夢乃代表理事)が24日、自民党馳浩衆院議員ら国会議員や新宿区議らに対し、22日に受け入れた視察時に10代少女へのセクハラ行為があったとして24日、謝罪を求める抗議文をネット上で公開した。

news.nifty.com

f:id:seege:20200425121412p:plain

抗議文は以下に掲載されています。 

◎文書名

  • 自民党議員らによる 10 代女性を支援する『Tsubomi Cafe』視察における問題のある言動や少女に対するセクシャルハラスメント行為についての抗議文と要望書

◎視察参加者

私たちは虐待や性暴力被害に遭うなどした 10 代の女性を支える活動を行っています。2020 年 4 月 22日、活動の一環である 10 代女性無料のバスカフェ『Tsubomi Cafe』にて、自民党国会議員の方々の視察を受け入れました。その際、事前に受け入れ可能とお伝えしていた人数をはるかに超える方々がお越しになり、活動を尊重しない態度や、少女に対するセクシャルハラスメントがありました。これに抗議し、本視察の関係者一人ひとりへ、経緯の説明と謝罪を求めます。

以下、以下の文書を参照願います。

【引用】Colabo

 問題を整理すると以下になるかと思います。

  • 事前に受け入れ可能と伝えていた人数をはるかに超えた視察
  • 視察中の活動を尊重しない態度
  • 少女に対するセクシャルハラスメント
  • 活動を理解していない
  • 撮影制限があったのに無視して撮影
  • 視察だと聞いていたのに、参加議員達はSNSでボランティアだと書き込んでいる

馳議員のブログを確認すると、以下のようなことが書かれてありました。

2020年4月22日

ハウジングファースト勉強会視察その1️⃣

17時00分、新宿区役所

  • ☆COLABO(10代の、居場所のない女の子たち、虐待を受けている女子、性的搾取を受けている女子などを支援している団体の活動)視察と、ボランティア活動参加。
  • テント張りやカフェの準備しながら「夜カフェ」支援団体の皆さんにヒアリング。行政にはできないアウトリーチ型。

19時00分、いったん帰宅して晩ご飯。

 

ハウジングファースト勉強会視察その2️⃣

☆路上生活者支援夜回り視察

  • 先ずは並んで待っているネットカフェ難民26名に、おにぎりとパンとマスクを配り、困りごとや健康相談。
  • 支援をしているNPO団体のメンバーには看護師さんもいるので万全の態勢。
  • そのあとは支援者グループに合流して二手に分かれ、池袋駅周辺を夜回り。
  • ☆段ボールや寝袋で寝ているホームレスの皆さんに、静かに近寄っておにぎりとパンとマスクと、困りごと相談シートを渡して回る。
  • 「いつもより少ないなぁ。明日の朝、四谷の上智大学前で弁当配布あるから、そこを目指してもう歩いて行ったのかなぁ?今夜は晴れてるし」と、普段からボランティアしているおじさんの弁。
  • ☆また、集団から離れて歩いていたら、キャバクラの呼び込みのお兄さんに「いかがですか、キャバクラやってますよ!」と、揉み手をしてのキャッチに合う。(君、休業要請守らんとあかんよ!)なかなか奥が深い世界のようで。

22時40分、二手に分かれたチームが合流して情報共有のミーティングをして、終了。

ameblo.jp

2020年4月23日

☆昨夜の視察について事実関係を。

  • あるNPO団体を通じて、ハウジングファースト勉強会事務局に、「新宿で、困窮している10代少女の居場所支援や寄り添い支援をしている団体が熱心に活動しており、視察をしてはいかがか!」との案内があり、午後5時過ぎには案内された現地にそれぞれで参集。
  • 現場に到着し、先ずはお手伝い。
    団体代表のご指示に従い、バスから資材や食料などを運び出し、皆でテント設営。女性がほとんどなので、男性陣が率先して重いものを持ち、指示を受けて設営。
  • 設営後、代表者の方から、居場所もなく困っている10代少女にどんな支援をしているのか、パンフレットの配布を受けるとともに、とりわけ行政ではなかなかできないアウトリーチ型支援の重要性の説明を受ける。
  • 我々がいると、女子世代へのアウトリーチ型支援の邪魔になるので、活動が始まる6時頃にはそれぞれ現地解散。

☆視察に参加させていただいた事にお礼を申し上げ、退出。

☆しかし、女性支援の団体に、結果的に秘書を含めて10名を超える男性が参加してしまい、それだけで威圧感を与えてしまったというご指摘には、段取り不足も踏まえ、率直にお詫び申し上げたい。

☆ハウジングファースト勉強会とは、今月急遽立ち上げた勉強会。
コロナ緊急事態宣言と休業要請により、ネットカフェ難民が発生しており、従来からのホームレス自立支援対策と共に、「先ずは居場所確保(ハウジングファースト)」の政策を、できる限りアウトリーチ型、寄り添い型で拡充支援するための勉強会。

  • 現場の声を議員会館の会議室でNPO団体から拝受していたのだが、現場を見てはいかが、とのご案内により実現したのが昨夜の新宿と池袋での視察。

あらためて、視察を受け入れていただいた団体の皆さんには、お礼を申し上げたい。
新宿ではテント設営と実状拝受、池袋ではおにぎりやパンや相談案内書配り。

それぞれのNPO団体の運営は資金面も人手も含め大変であり、行政ではなかなか手が届かないアウトリーチ型支援は、とても重要であることを再確認させていただいた次第。

その典型を肌で感じた次第。

☆引き続き、ハウジングファースト政策を進めて、こうした地道に活動しているNPO団体など支援していきたい。

ameblo.jp

2020年4月24日

  • 午前中、一昨日の新宿視察の件で阿部俊子代議士がお詫びにこられたので、対応を相談。
  • 「私も事実関係が整理できたので昨夜はせ日記で説明しておきましたが、やはり団体側との事前打ち合わせの内容が国会議員側に全く伝わっていなかったことは率直にお詫びする必要があります。我々は通常の視察案内との認識で秘書も帯同し、お手伝いをし、活動報告として写真撮影もしてアップしてしまった(指摘を受けて削除)のですから。確かに女子支援の団体に男性があんなにたくさん押し掛ければ、相手側に威圧感を与えて不快感を与えてしまうのは当然です。コロナ対策で家にいなければならない時期にも、様々な事情で家にはいられずに夜の街に出てきてしまう少女たちへの大切な支援団体なのですから、失礼のあった事の謝罪をすると同時に、視察のお礼と、今後ともハウジングファースト政策推進や、アウトリーチ型の困窮女子支援にしっかりと予算付けできるように取り組む事を、団体側にも丁寧にお伝えください。」と。

ameblo.jp

今回の報道は概ね事実なのだと感じました。しかし、残念だったのは、Colaboが公開している、抗議文と要望書の内容の一部が、意図的に事実を大きくしているのではないかと感じさせます。

具体的には以下の部分です。

普段は、バスから稲葉が荷物を下ろしたら、それを他の参加者1人ひとりが運んで指定の場所に下ろしていきます。しかし、この日は稲葉の荷物を馳議員が受け取り、馳議員がその荷物を他の人たちに渡すポジションを動かず、10 代のメンバーは、威圧的な態度に恐怖を感じながらも馳議員に近づき、馳議員から荷物を受け取らなければならない状況になってしまいました。
このことについて、馳議員は 4 月 23 日に自身のブログで「団体代表のご指示に従い、バスから資材や食料などを運び出し、皆でテント設営。女性がほとんどなので、男性陣が率先して重いものを持ち、指示を受けて設営。」と書いていましたが、指示に従うという態度ではありませんでした。
普段は、荷物運びや設営も、10 代のメンバーを含む女性たちが中心に行っているのに、馳議員は「女の子だから」と、テントなどの少し重さのある荷物は彼女たちに渡さず、若手議員や秘書たちに運ばせました。その対応から、女性蔑視を感じ、少女たちは大変傷つきました。

馳議員は地元での選挙中にお見掛けしたり、握手したりすることがありましたので、威圧的な態度と受け取られることに関しては理解できます。馳議員はプロレスラーでもあるので、身体も声も大きいので普通にしていても威圧感があるんですね(笑)

僕が気になったのはここではなくて、少し重さのある荷物をメンバーを含む女性たちに持たせなかったことを女性蔑視と感じて傷ついたという点です。

重いものは男性が持つというのは、常識といえます。

それが女性蔑視で傷ついたという点が僕には理解できないんですよね。
疑わしい点が1つでもあると、話を大きくしようとして盛っているんじゃないか?って思ってしまいます。

この部分については馳議員がブログで以下のように書いてます。

  • 現場に到着し、先ずはお手伝い。
    団体代表のご指示に従い、バスから資材や食料などを運び出し、皆でテント設営。女性がほとんどなので、男性陣が率先して重いものを持ち、指示を受けて設営

表現は異なりますが、重いものは男性が持ったという部分に関しては一致していますが、「指示」の点については食い違いがあります。

総合的に考えると以下のような感じなのでしょう。

コロナ緊急事態宣言と休業要請によりネットカフェ難民が発生したことで、従来から行ってきたホームレス自立支援対策と共に、「居場所確保(ハウジングファースト)」の政策をということで、馳議員が勉強会を立ち上げて少しでも多くの事例をボランティアという形で自身で体験してみるというハウジングファースト勉強会を立ち上げた。

勉強会の幹事長である阿部俊子議員が、Colaboの活動を何らかの方法で知り、 Colaboの副代表理事SNSで、視察したいということを伝えた。しかし、Colabo側にすれば、前日に言われても準備があるので断りたかったが、国会議員からの申し入れということもあり何らかの政策に繋がればという思惑もあり、条件付き(5名まで)で受けた。

阿部議員側は2名しか参加しない、馳議員の立ち上げた勉強会のことを知っていて、一緒にどうですか?という軽い気持ちで誘った。誘ったのが前日ということもあり、せいぜい馳議員と秘書の2名位の参加だと思っていたのが、参加人数の制限を知らなかった馳議員は色んな所に声をかけてしまい、その結果、15名の人数になってしまった。

馳議員も Colaboが政治利用を考えてのことだと当然、思っていたでしょうから、横柄な対応になったということだと思います。

馳議員が人数を多くしたのかどうかは、憶測ですが、結果的には国会議員や区議会議員がいるにも関わらず、密を避けろと言われている時期に15名もの人間で視察ということを行ったのは紛れもない事実です。

この時期に密の状態を作ってしまった、視察者全員には、しっかりと反省して頂きたいものです。