定期通院で薬の処方をして頂くのに病院に行ってきました。
今は薬の処方は本人または代理の人が病院に行って医師の診断を受けないとできないということで病院に行くしかありません。
新型コロナの影響で病院には行かない方が良いのかと思って事前に電話で確認したのですが、医師の診断を受けないと処方できないということでした。
病院に行くと、入り口前の柱に何やら貼り紙があります。
熱がある方は、病院には入らずに電話をしてくださいという内容が書かれてあります。
熱も風邪の症状もないのですが、貼り紙を見ただけで、何やら緊迫感が・・・
そして中に入ると、前回は入って直ぐのところにアルコール消毒の機械が設置されていたのですが、今回はそれが見当たりません。病院もアルコールが無くなったのだろうか?と思っていると、右側から、「こちらまでお願いします」という声が聞こえてきました。
すると右側に看護師と思われる方2名がいました。
アルコール消毒をお願いしますということで手を差し出しアルコール消毒を行っていると、「本日は通院ですか?」と聞かれたので「はい」と答えると、熱はありませんか?とか、アロマオイルが入っている小瓶の香りがわかりますか?とか確認され最後に検温でした。新型コロナの感染が拡がってからテレビのニュースでよく見かける、非接触式の体温計です。
新型コロナウイルスの流行により、医療機関に優先的に納品しております。急を要する医療機関に商品が行き渡らないため、個人や一般企業向けへの出荷は出来ません。
【参照元】株式会社あうる
電源がOFFになったのか、なかなか測定ができず暫く待たされましたが、無事、測定できるようになり、おでこ周辺を何カ所か測定され、最後に36.1と書かれた、小さな紙をくれました。これを診察券と一緒に受付に出してくださいということでした。36.1は今、測定した体温なんだと理解しました。
新型コロナのことがない時でも、受付で風邪であると伝えた時には、待っている時に体温の測定を行っていたのですが、一般的な脇に挟んで使う電子体温計でした。
接触式の体温計だと毎回、消毒をしたり、測定に時間もかかるので、入口で沢山の方が来られる状況を考えると無理があるので、短時間で接触しなくても体温が測定できる非接触の体温計というのは、今の状態を考えると必要なものになります。
非接触体温計の便利さを実感したことで、家に帰って、いくらくらいするものなんだろう?と調べてみました。
Amazonで、「非接触体温計」で調べてみると、最上段に表示されたのが以下の内容でした。
- 「ご注文の増加により、一時的に在庫切れとなっている商品がございます。早急にご提供を再開できるよう、お取引先企業様と協力しております。」
つまり、非接触体温計が現在、売れているってことです。
病院の入口で検温を行うのに必要になっていたり、コロナで体温測定が必要だということで購入者が増えたということなのでしょう。
とりあえず、Amazonの検索結果を見てみると、何やら怪しいものが多いです。
- 定価が税抜きで3,000円のものが、約8500円で販売
- 定価の半分以下で販売されているもの
- 【速やかに出荷します】という表示とマスクの写真と10pcsという写真が一緒に掲載されマスクとの抱き合わせ販売
全体的に高めの価格で販売されている中で、逆に安く販売されているものは、これはこれで怪しく感じます。
悪質な販売がないのか調べてみると、医療機器販売の申請が行われていない業者が販売している場合が、あるそうです。
悪質なのは、それだけではない。
高く売られているだけではなく、肝心の計測機能が粗悪なものが販売されているそうです。計測する都度、測定値が大きく違ったり、発熱していても平熱と表示されたりするものもあるようです。
マスクと同じで今は通販で非接触、接触式を問わず体温計を買うのは詐欺被害に遭う可能性が高いのでやめた方が良いと思います。
品不足であれば、本当に必要な時以外は買うべきではない
医療機関や必要な所で、やはり優先的に使って頂きたいので、家には接触式の体温計もあるので、今は買うべきではないと思ってAmazonの検索画面は閉じました。
体温計は、医療関係の方、緊急で必要な方にしっかり行き渡るように、協力してあげてください。