年末年始の帰省等で高速道路を利用された方は多いと思いますが、お盆休みの帰省前に流れていたCMをふと思いだしました。
NEXCOの「無くそう逆走」のCMです。
CMの最後に以下のような内容が表示されるんですね。
目的の出口を行き過ぎた場合、「次のインターチェンジの一般レーンで係員にご相談ください。」
これって、「次のインターチェンジまで行ってください」って内容だとまだわかるのですが、係員にご相談くださいって書いてあるんですよ。
相談すると何かあるのかな?と思って、同じ画面の下に表示されていた「無くそう逆走」というキーワードで検索してみました。
すると以下のサイトが見つかりました。
サイトの内容を見ていると、CM最後に書かれてあった内容の続きが記載されていました。
目的のインターチェンジを通り過ぎてしまった場合は、高速道路上でUターン(転回)やバック(後退)はせず、そのまま走行し、次のインターチェンジで降りてください。インターチェンジ出口では一般レーンをご利用いただき、料金所スタッフにお申し出ください。
目的のインターチェンジまでお戻りいただけるようご案内しますので、料金所スタッフの指示に従ってください。その際の通行料金は当初流入インターチェンジから目的のインターチェンジまでの通行料金となります。なお、インターチェンジの構造等によっては対応できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
つまり、料金所のスタッフに行き過ぎてしまったことを伝えると、通り過ぎてしまった目的のインターチェンジまでの通行料金にしてくれるってことですよね。
インターチェンジの構造等によっては・・・とあるのは、そのままUターンできないような場合には対応できないかもしれないということなのでしょう。
これを読んで、また思い出しました。
車の免許を取ったばかりの頃です。
父親が、高速道路の練習は教習所でしていなかっただろうから、家の車で実際に運転してみた方が良いということで父親を助手席に乗せて高速道路に向かいました。料金所の入り口に到着すると、警察官が何やら検問のようなことをしていました。運転免許証の提示を求められたので見せたところ、警察官が車の前に行って何やら確認しています。確認が終わったのか戻ってきて言われたのが、「初心者マーク」の表示がないということでした。
しまった!と思いました。
まだ、自分の車を持っておらず、初心者マークも準備していなかったのです。
結局、初心運転者標識表示義務違反ということで減点に反則金となり車を移動させられてパトカーの中で反則切符を頂きました。
まだ、自分の車もなく運転もほとんどしていないかったのに・・・
ショックでしたね。
父親は色々と警察官に事情を説明してくれていましたが、運転していたのは自分なので当然、免除や軽減されることはありませんでした。
警察官にどうしますか?と聞かれたのですが、自分はもう運転できないので、父親に運転を変わってもらうことにしましたが、父親が高速道路の練習をしても仕方ないので出ますということを伝えたところ、道路の端にある柵のようなものを移動してそこから一般道に戻れますということで高速に入ることなく出ることができました。一般道に戻り、そのまま郵便局に向かったのですが、車内では父親が悪いと思ったのか、自分に何度も謝ってくれ反則金も自分が払うからと、そのまま郵便局に向かい反則金を払って帰りました。
話が横道に逸れてしまいましたが、高速道路の料金所には、このようなイレギュラーが発生した時のための抜け道が用意されているということです。
そして「特別転回」という印を通行券などに捺印してもらうことで料金は本来の目的地までの料金で済むということです。
運転手の不注意で通り過ぎてしまっているのに、こんな優しい措置があるとは知りませんでした。
あと、逆走をしてしまう場所というのが、いくつかあるようなので紹介しておきます。
- インターチェンジ
行き過ぎて戻ってしまう。 - 料金所
支払いが終わった後に出口車線に入ってしまう。
一般道と間違えて高速道路に入ってしまった。
一般道から出口車線に入ってしまう - サービスエリア
サービスエリアの入り口から出てしまう
慣れない場所だと、道順に気を取られて標識や表示を見落とす場合が多いので、慣れない場所こそ、標識や表示を見落とさないようにしないといけませんね。