竹島は日本領という証拠がまた一つ見つかったようです。
内閣官房は10日、終戦から5年後の1950年に、米国政府が島根県・竹島を日本領と認識しているとの見解をオーストラリア政府に伝えた内容が記載されたオーストラリア側の文書が見つかったと発表した。同じやりとりに関する米側の文書は既に公開されている。米豪双方から米国の認識が確認されたことで、日本の立場がより補強された形だ。
宮腰光寛領土問題担当相は10日の記者会見で「従来のわが国の主張を改めて裏付けるものだ」と強調した。
資料は、米政府がサンフランシスコ講和条約の起草段階で、日本の領域に関するオーストラリア政府の質問に答えた文書。
【引用元】
韓国が不法占拠を行うほど固執する竹島とはどのようなところなんでしょうか？
まずは、外務省の作成した動画を見てみましょう。
【参照元】
竹島データ
- 概要
女島（東島），男島（西島）の2つの島とその周辺の数十の小島からなる群島。島根県隠岐の島町に属する。- 位置
隠岐諸島の北西約158キロメートル，北緯37度14分，東経131度52分の日本海上に位置している。- 面積
総面積は約0.20平方キロメートル。- 自然
各島は，海面からそびえ立つ急峻な火山島であり周囲は断崖絶壁をなす。また植生や飲料水に乏しい。- 日本人による利用
17世紀初めには，あしかやあわびの漁猟の好地として利用した。特にあしか猟は，1900年代初期から本格的に行われるようになった。【引用元】
面積が約0.2平方キロメートルというと、東京ドーム5個分又は、日比谷公園と同じくらいの面積だということです。
そして島根県からは、211Kmということなので、東京から新潟の長岡くらいの距離ですね。
動画によるとサンフランシスコ平和条約で、韓国が米国に対して日本が放棄するべき領土に竹島 を含めるように要請していることからも、韓国は竹島が日本の領土だと認識していたことになります。
更には、国際司法裁判所への付託を3回提案したのに、韓国側が拒否しているということは国際裁判を行えば、韓国側が負けることがわかっているからでしょう。
本当に韓国の領土だというのであれば、韓国なら自分たちから付託しているはずです。
韓国は竹島を単に不法占拠しているだけではありません。
8人の日本人を死亡させています。
1952年、李承晩（イ・スンマン）大統領は「李承晩ライン」と呼ばれる排他的経済水域の境界線を一方的に画定し、竹島をこのラインの内側に入れ、ライン内の無断立ち入りは許さないと宣言した。韓国は、この境界線を越えたとされる日本漁船を拿捕し続け、漁船員を抑留した。
「海上保安白書」（1966年版）によると、日韓が国交を回復する1965年までに、韓国当局は327隻もの日本漁船を拿捕、3911人の漁船員を拘束し、うち8人が死亡した。
漁船員たちは韓国に連行され、狭い部屋の中に閉じ込められ、しばしば刑務官から殴る蹴るの暴行を受けた。拿捕された日本漁船の多くは李承晩ラインの内側に入っていなかったが、それでも「入った」という供述を求められ、従わなければ暴行された。（『韓国抑留生活実態報告書』、『日韓漁業対策運動史』）
日本からの差し入れ品の小包は刑務官たちによって横流しされ、劣悪な食事や不衛生な環境で腸チフスなどの病気も多発。まともな治療も受けられずに病死したり、精神の平衡を失った状態で、日本に強制送還された人もいた。まさに、収容所は「この世の地獄」だった。
【引用元】
それに対して、韓国の言い分はというと、日本の主張する「竹島問題」には１７００年から１９００年までの「竹島の歴史」に対する言及がない」というんですね。
サイバー独島歴史館には三国時代、新羅（シルラ）の智證（チジュン）王の時代から１９００年代までの「独島の歴史」は一目瞭然だ。特に１７００年～１８００年代資料には日本が提示することができない史料が多く載せられている。当時の状況を史料によって要約した内容だ。
－１７８５（正祖９）日本の林子平が著した三国通覧図説の付図「三國接壤之圖」と「朝鮮八道地図」で鬱陵島と独島を朝鮮の領土と表記した。
－１８８３（高宗２０）４月日本海軍水路局が「歓迎水路誌」を発刊した。第２巻「朝鮮国一般情勢」では独島が朝鮮の領土であることを自ら明らかにした。
「どうして竹島が日本の領土か」を説明する資料を毎年更新している外務省が、約２００年間の独島史料を提示しないのは、竹島が日本の領土だと証明するに値する史料がないか、史料があっても日本に不利なことしかないと分析される。２００３年に帰化した保坂祐二世宗（セジョン）大学教授は「１７００年～１８００年代、独島関連史料は全面的に韓国に有利であり日本が公開したがらない」とし「外務省は日本の民間研究者たちが当時の独島領有権を主張した資料を出しても論理的アプローチにならないと判断し、あえて無視する政策をとっている」と述べている。
【参照元】
仮に1700年～1900年までが朝鮮の領土だったとして、1950年の時点で国際法上、日本の領土であることには変わりないのです。
韓国の論法は、相手の不利な発言や文献を引っ張り出してきて追及するというものです。つまり、相手にとって不利なことは正しくて、自分たちにとって不利なことは間違いだというんです。
そして、自分たちの根拠には裏付けがない。
韓国は1950年の不法占拠の時から、独島は朝鮮（韓国）の領土だと主張していて、日本は最近になって主張していると思っている韓国人もいるようですが、竹島は日本の領土なので、わざわざ韓国のように主張する必要がないんです。
逆に考えると、独島が韓国の領土だというのであれば、なぜ不法占拠しなければいけないのでしょう？韓国と日本の主張が違うのであれば、公の場で争えばいいだけです。それができないのは、自分たちの言い分に嘘があるからです。
公の場で白黒はっきりつければ、不法占拠だと言われるようなことをしなくてもいんですよ。
韓国は自分たちに非がある時には、訴えたり、裁判に応じたりしませんが、非がない場合には積極的に色々な所に働きかけているんですよね。
国際司法裁判所は、双方が裁判に合意する必要があるというルールのようですが、訴えに応じないということは、認めているからと判断以外にはないんですよね。
国際司法裁判所の仕組みについても、調べてみる必要がありそうです。
