Windows7が、以下の日程でサポートが終了となります。
・2020年1月14日(2009年9月1日リリース)
ちなみに、もう少しあとですが、Windows8.1も以下の日程で終了します。
Windows8.1:・2023年1月10日(2013年10月17日リリース)
リリース日から判断すると、10年程度でサポート終了ということですね。
個人の方には、あまり関係ないかもしれませんが、Windows Server 2008/2008 R2というサーバー用のOSもサポートが終了となります。
注意しないといけないのは、Windows10 Professionalバージョンを購入してWindows8.1や7にダウングレードして使用している場合です。サポートが終了するとこれらのダウングレード権も終了するというのです。
お客様は、製造業者またはインストール業者から Windows の Professional バージョンがプレインストールされているデバイスを取得した場合、Windows 8.1 Pro または Windows 7 Professional バージョンを使用できますが、マイクロソフトが、(aka.ms/windowslifecycle) に規定されているとおり、かかる旧バージョンのサポートを提供している期間に限ります。
あと、OSだけではなく、Office2010(EXCEL/WORD/POWERPOINT)もサポートが終了します。
では、サポートが終了するとどうなるのでしょうか?
動作しなくなるのでしょうか?(Windows8.1やOffice2010も同じです)
サポート終了後もWindows 7がインストールされているデバイスを使い続けることはできますが、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、マルウェアへの感染やフィッシング詐欺、情報漏えいといったリスクにさらし続けることになります。この機会にWindows 10への移行をご検討ください。
【引用元】
使い続けることはできますが、安全じゃなくなるということですね。
ウイルス対策ソフトをインストールしているから安全では?
ウイルス対策ソフトをインストールしているから、安全面は心配ないという方も、言われる方もいると思います。
ウイルス対策ソフトだけではOSのセキュリティ面の欠点を全て補うことはできないといのです。何より、ウイルス対策ソフトもOSのサポートが終了すると時間のズレはありますが、最終的にはウイルス対策ソフトも対応しなくなるのです。
マカフィー社やシマンテック社のように今でもWindowsXPをサポートしているウイルス対策ソフトもあるので全てとは言えませんが保証されるものではないので、早めに切り替えるのが安全だと思います。
使用中のアプリケーションソフト(年賀状作成ソフト、画像編集ソフト等)は?
現在、使用しているものは、OSやOfficeと同様に使い続けることはできます。しかし、最近はAdobe社のソフトのように定額制のものもあるので、このタイプのものは、OSのサポート終了後、使えなくなる可能性がないとは言い切れないので注意が必要です。
そして現状のバージョンが使えたとしても、新しいバージョンからはサポートが終了したOSには対応しないという場合が多くなります。
逆に、OSを新しくすると現在使用しているアプリケーションソフトが使えなくなるという場合も少なからずあります。
使用中のハードウェア(パソコン、プリンター等)は?
まずパソコンですが故障しない限り使用はできますが、Windows10がインストールされていたパソコンでない限り、Windows10をインストールして使用するのは動作したとしても遅くなったりするのでお勧めはできません。また、プリンターも古いものですと、新しいOS用のドライバーが用意されておらず動作しないという場合がありますので最悪の場合は買い替えになります。
Windows10に変更するには?
Windows10とOfficeを単体で購入すると45,000円~50,000円になります。
Windows10+Office(EXCEL+Word)がインストールされたパソコンを新規に購入した場合だと、4万円代~購入できるので、OSとOfficeを単体で購入するよりもパソコンを買い替えた方が手間も費用もかからないことになります。
データの移行について
パソコンが変わるとアプリケーションとデータの移行が必要になってきます。
- アプリケーション
通常はCD/DVD/ダウンロードしてインストールしているかと思いますので、原本を探して確保してください。- データ
デスクトップやドキュメントフォルダーに色々なファイルがあると思うので、そちらをUSBメモリや外付けハードディスク等に保管してください。- メール
メールソフトのバックアップ機能を用いてバックアップを取り、データと同様にUSBメモリやハードディスク等に保管してください。これらは、くれぐれもデータの移行が完了するまでは使用しているパソコンからは削除しないでください。
準備ができたら、新しいパソコンでアプリケーションをインストールします。その後、データ、メールを新しいパソコンに戻します。
自信がないという方は、以下のようなデータ移行ソフトもあります。
jp.easeus.comしかし、自動というのは何をされるのか、わからないので正直怖いです。
必要なアプリケーションを手動でインストールし、その後、データを戻すというのが最終的には一番確実だと思っています。
しかし、全く知識不要かというとそうではないので、色々と調べて理解できたと思ったタイミングで実施するのが一番だと思います。
Windows7から10への無償アップグレード
Windows7から10への無償アップグレードが2017年まで提供されていました。しかし、まだ、以下のURLで提供されています。
【注意】
- 実際に試したわけではありませんので、実施する場合は、自己責任ということでお願いします。