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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

気象庁の早期天候情報とは?

初積雪

2024年12月23日 金沢市はこの冬、初めての積雪を観測した。

23日の石川県内は雨や雪が断続的に降り金沢ではこの冬初めての積雪を観測しました。

石川県内は冬型の気圧配置の影響で、上空に北からの寒気が流れ込み断続的に雪が降りました。

各地で観測した積雪は金沢と加賀市中津原(なかつはら)で2センチ、白山市河内(かわち)で15センチなどとなっていて、金沢と加賀市中津原(なかつはら)ではこの冬初めての積雪を記録しました。

最低気温も、七尾で氷点下1.2度、かほくで氷点下0.5度、金沢で0.6度と、県内3地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

【出典】白山市河内で積雪15cm…23日の石川県内は雨や雪が断続的に 金沢でも今季初となる2cmの積雪を観測|FNNプライムオンライン

 

ちなみに初雪は12月8日で平年よりも2週間遅かった。

早期天候情報

今年は10年に一度の寒さと大雪だと言われていたが、マスコミが参考にしている気象庁の早期天候情報が外れたのだろうか?

そんなことから積雪は来年に入ってからかな?と思っていたが意外と早く積もった。

2024年12月19日発表の早期天候情報を見ると以下のように書かれている。

北陸地方 12月28日頃から かなりの低温

かなりの低温の基準:-2.2℃以下

北陸地方 12月28日頃から 大雪

大雪の基準:5日間降雪量平年比 246%以上

金沢の降雪量の平年値は5cmなので、2.46倍すると、12.3cmとなる。

しかし、2024年12月29日現在、雪は確かに降ったり止んだりしているが、道路に雪が積もるには至っていない。

気象庁の早期天候情報とは?

早期天候情報は、気象庁が提供する気象情報の一つで、特に異常気象の予測に関する重要なデータを含んでいる。

この情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に発表され、情報発表日から6日後から14日後までの期間を対象とする。

早期天候情報の主な目的は、特に「かなり高い」または「かなり低い」気温や、冬季における降雪量の異常が予測される場合に、事前に警告を発すること。

具体的には、5日間の平均気温が「かなり低い」となる確率が30%以上、または降雪量が「かなり多い」となる確率が高まっている場合に発表される。

猫が顔を洗うと雨が降る?

昔は今のように精度よく天気を予想するなんてことができなかったので、動物の行動に頼って天気を予測していた。

日本では猫が顔を洗うと雨が降るなんてことが言われていた。

ヨーロッパではアヒルが水辺から移動すると嵐や雨の予兆とされていた。

このような動物の観察が一種の「自然の天気予報」として活用されていた。

他にも、雲の形、空の色、風の吹き方などを観察して天気を予測していった。

そして、気圧計、温度計、風向計・風速計といった気象観測器が作られていき現代の天気予報へと変わっていった。

そして今では、直前の予報だけではなく、早期天候情報といった6日~14日後の予報までできるようになった。

それも規模まで正確に予報できるようになったというのだから人類の知恵というのは凄いと改めて感じた。