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韓国の非常戒厳は酷いよな

韓国が「非常戒厳」

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が2024年12月3日の夜(10時30分頃)に「非常戒厳」の宣布を発表した。

その際に北朝鮮の脅威や「反国家勢力」から韓国を守り、自由な憲法秩序を守るためだと説明した。

これを受けて大勢が国会議事堂の周りに集まり、戒厳令に抗議。国会は素早く、解除の要求を議決した。

そして大統領は4日朝(4時頃)、戒厳令を解除すると表明した。

あまりに突然の出来事に、国民はあっけにとられた。尹氏はなぜこのような行動に出たのだろうか?

韓国の人が寝ている間に戒厳令が宣布されて、起きる頃には解除された。

韓国も少数与党

韓国も今の日本と同じで少数与党の状態。

与党が人事や予算を提示しても、野党は、政権運営の姿勢を強権的だと批判して反対される。

更には、金建希(キム・ゴニ)夫人が、高級ブランドのバッグなどを受け取った疑惑や、輸入車販売業者の株価操作に関与した疑惑、それに、夫妻で過去の選挙で与党候補の公認に不当に介入した疑惑なども取り沙汰されているため、支持率は就任以来、最も低い17%となった。

尹大統領にとっては厳しい政権運営だった。

そして非常戒厳を宣布した本当の理由は、外部からの脅威ではなく本人が政治的に追い詰められているからだったという。

非常戒厳は内乱、戦争、大規模な災害、テロといった、国家や社会の継続が疑われる緊急事態に宣布されるべきもので、政権運営が厳しいからと気軽に宣布することではない。

ゴキブリが出たから110番

これは、まるで、家でゴキブリが出たからと警察に電話をして家に来てもらうようなもの。

これを一般市民ではなく国家の代表である大統領が行ったようなものだ。

部屋にゴキブリが出たということは、当人にとっては、恐怖を感じているだろうし、生きた心地がしないほど不安な出来事だと思う。

110番通報は、緊急性のある内容で、事件や事故が発生した時に行うもの。

ゴキブリが出たこと自体は本人にとっては緊急性があるかもしれない。

しかし、一般的に110番通報は、不審者を見かけたときなど本当に危険な状況で使うものであり、ゴキブリが出たというのは本当に危険な状態とは言えない。

今回の、尹大統領が行ったのは、政権運営が厳しいという理由からであり、緊急性があるとは言えない内容。

こんな稚拙なことを一国の主が行ってしまうというのは、何とも情けない話だ。