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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

虹の橋を渡る

木村さんの追悼の言葉

木村拓哉さんが2024年10月27日、自身のラジオ番組(TOKYO FM木村拓哉 FLOW」)で、西田敏行さんに対して追悼の気持ちを述べた。

その時の発言の一部が配慮に欠けていたと物議を醸していると夕刊フジが報じていた。

発言の一部というのは「虹の橋を渡った向こう側」っていう部分になる。

虹の橋とは最愛のペットが亡くなった時に使う言葉だということからだ。

「虹の橋を渡る」という表現は、60年以上も前にスコットランドの芸獣化、エドナ・クライン=リーキーが死んだ愛犬のために書いた詩で使われた。ペットは死ぬと天国の手前にある草原で飼い主が来るのを待っている。そして飼い主が亡くなったとき、その草原でペットと再会し、一緒に虹の橋を渡るという内容になっている。

そんなことから、8月28日は「虹の橋記念日」とされている。

自分は、この表現を知らなかったが、どうやら動物と一緒に暮らしている方なら知っているという内容のようだ。

ラジオ番組の内容を聞いた限りでは、木村さんは、かなり言葉を選びながら話されていたし、何より西田さんのことが好きだったんだなぁというのが伝わってきたので、当然、悪気など微塵も感じられなかった。

木村さんは、おそらく「あの世」とか「天国」という言葉を使いたくなくて、犬と一緒に暮らしていることから「虹の橋」が頭に浮かんだのではないかと思う。

しかし、動物と一緒に暮らしている方にとって動物は家族の一員。

人間も動物なんだから、人間と人間以外の動物を区別してしまうと、それは家族ではなくなる。

それでも、「虹の橋を渡る」という言葉の由来をご存じの方の中には「一緒に暮らす動物」ではなく「ペットを飼う」と認識なので、そういう方にとっては「ペット」と一緒にするのは失礼だと感じてしまうのだろう。

動物と一緒に暮らしているからこそ「虹の橋を渡る」という言葉が使えるのではないだろうか?

今回の件で、木村さんに対して配慮に欠けていると批判している方は、人とペットというくくりで批判しているのだから、人と動物を差別していることになる。

動物と一緒に暮らしている方にとっては、とても失礼なことだと言える。

言葉の一部分だけを見て判断して欲しくないので、木村さんがラジオ番組で話されていた内容を、できるだけ忠実に全て書き出してみたので、この内容を読んでから判断して頂ければと思う。

まず、先日、届いたほんとうに悲しいニュースについてのメッセージから紹介します。

福島県52歳女性ナツキさんありがとうございます。

俳優の西田敏行さんがお亡くなりになってしまいました。

子供の頃にドラマ西遊記猪八戒を演じる西田さんを見て以来、ずっと大好きな俳優さんでした。

とても、とても悲しいです。

木村さんは華麗なる一族やアイムホームなどで共演されていましたが、木村さんにとってどんな方でしたか?西田さんとの印象的な思い出などありますか?っていうメール頂いたんですけども・・・

えー、ほんと、僕もあの訃報を耳にした時には・・・うーん、なんか、非常に落ちてしまいましたね。

うーん、まぁ実際、76歳というお歳だったらしいんですけど、まぁあのぉ・・・メールをくれたナツキは、作品を二つほど華麗なる一族だったり、アイムホームだったり、あげてくださっているんですけども、僕は1998年だったと思うんですけど、TBSの時代劇のドラマがありまして、「織田信長天下をとったバカ」っていうねぇ作品があったんですけど、その作品の中で西田さんが、その・・・相手の・・・だから義理の父ですね。

斎藤道三マムシの道三を西田さんがやってくださって一緒に撮影をしたのが僕は初・・・初めてご一緒させて頂いた感じだったかな?でも、ほんと僕自身もナツキと同じように本当に子供の頃、あの西遊記で堺さんが悟空をやられてて、夏目雅子さんがお師匠様をやってて・・・で、岸部さんですよね?沙悟浄やってたの。

で、猪八戒西田敏行さんっていう、もうあれは見てたなぁ~ほんとに見てた。

ほいで、うわっ面白いって思ってたし凄いエンターテイメント・・・ワクワクさせてもらったっていう意味でも凄い見させてもらったし、で・・・やっぱ、西田敏行さんって、あの実在された植村直己さんの物語を西田さんがやられたりとか、そういう作品・・・凄く多くてなんか僕は知らずに・・・だから知らないうちに好きな方になってましたね。

で、そういう方が、それこそ、先輩の男組がドラマで「オトコだろッ!」ってドラマをやってたんですけど、そこにいらっしゃったペンションの確か、スタッフの・・・だからそこのおやじみたいな感じで男組のメンバーのみなさん達と毎週喧嘩するっていう役やってくださってて、でー僕ね・・・若干、趣味で釣りとかやっていたんで「釣りバカ日誌」をやられてた実写版・・・だからなんだろう?ほんとに・・・好きな俳優さんになるのが、なんか当然・・・の視聴者と出演者っていう感じだったので、それこそ自分が若かりし頃の信長をやらせてもらった時に義理の父の斎藤道三を西田さんがやってくださるって実際に現場でお会いしてよろしくお願いしますってご挨拶させて頂いた時になんかこう、「よろしくねっ」も「あーあんた素敵だねっ」っていうよろしくねだったり素敵だねだったり、こちらこそよろしくだったり、一緒に楽しもうねだったりが全てが、なんかね褒められたような・・・

あーーーこんちはこんちはこんちはって言ってくれてそれで次の瞬間、ふってもう・・・シーンの撮影をさせてもらったのを覚えているんですけど、いやぁあの、他にもだから「スペースバトルシップヤマト」でも機関士の役をやってくださったりとか、そこでも凄くあっお久しぶりです、よろしくお願いしますって言ったら「あーーん」って言って、もう、いっつも笑顔なんですよね。

で、すっごい、これは印象的に覚えているのが華麗なる一族で、そんときも義理の父だったんですけど、唯一、味方してくれる義理の父の役をやってくださったんですけど・・・

もの凄い名だたる出演者が、うわって一堂に会する政界のパーティみたいなシーンを今から撮りますっていうロケ現場で西田さんがそのシーンの・・・ご自身が担うセリフ?を入れられている・・・そのテーブルにちょっと、僕、同席させてもらったんですけど、ちょっと待ち時間があったので、その時にねぇ凄い印象的なのが、簡易的なこう・・・プレイヤー・・今でいうみんなが持っているスマホみたいな・・・でジャズ?・・・ジャズかな?を薄く流しながらセリフを覚えられている・・・いや・・・覚えているっていうか、ちょっと書き込みを入れたりとか、西田さんなりのアレンジをちょっと加えてみたりとか、されていたのを凄く覚えてて、思わず、やっぱり、その音楽を流しながらセリフを入れるっていう作業、僕はあまりしたことがないので、えっ?いつも西田さんってそうやって音を一緒に流しながら本を入れたりするんですか?っていう風に質問したらうーん・・・って言って「だって気持ちいいじゃん」って言って、その返しですか?っていう「だって気持ちいいじゃん」って言ってくれて、はぁ~っていう、要はセリフを体に入れるっていうことを気持ちいいことに変換しちゃうんだっていう凄く覚えてるなぁ~その質問させてもらった時に、いや、常に笑ってくれてた。

ほんと。こないだ、その訃報を聞いたときは、ほんと止まったな。

うーん、まぁあの、今は逆にあーいうなんか素敵な現場の過ごし方を・・・向き合い方・・・作品に対する向き合い方もそうですけど・・・まぁ自分に真似はできないと思うんですけど、本当に素敵な先輩が現場でこうやって俺に接してくれたなぁっていうのを忘れずに自分も色んな作品に向き合っていきたいなぁと思いますし、本当にたくさんの笑顔をありがとうございましたっていう言葉もそうですし、本当に素敵な作品をありがとうございましたっていう風に言いたいですね。

うーん、もう虹の橋を渡った向こう側では、きっともうねぇ好きなまた「気持ちいいやん」っていう音楽を聴きながら大好きなお酒だったりとか・・・うーん・・・楽しんで頂きたいなぁって思いますね、はい。

どうだろうか?

本当はラジオ番組で実際に木村さんが話されいるのを聞いて頂くのが一番、説得力があると思うのでRADIKOなどで聞いて頂ければと思う。

動物と一緒に暮らしている方にとっては家族でありペットではないので、ここを間違えると受け取り方は全く異なるので、言葉というのは解釈が実に難しいと思う。