2017年3月28日に「マンガ大賞2017」の結果発表があり、柳本光晴さん「響 ～小説家になる方法～」が大賞を受賞した。
それで初めて「響」という漫画を知り興味を持った。
読んでみようかな？と1巻を買ってみたが、その時はあまり面白いとは感じず途中で読むのをやめた。
その後、「響」が映画化されるとのことで特番がテレビで放送された。
偶々、それを見ていた。
平手さんが演じた「響」が非常に魅力的で「響」というキャラクターに興味を持った。
そこで、漫画を途中で読むのを止めたのを思い出して読み返すと、この漫画は面白いと全巻買って一気に読んでしまった。
本というのは、小説であれ、漫画であれ、実用書であれ、面白いと思えるキッカケさえ見つかれば、一瞬で印象は変わってしまう。
当然、2018年9月に上映された映画も見に行った。
そこで、平手友梨奈の演技が素晴らしいと感じた。
漫画を読んでから映画を見ると主人公を始めとした登場人物が漫画を読んで出来上がっているイメージと違って違和感を感じることが多いが、平手さんに関しては全く違和感を感じなかった。
まるで漫画の世界の響がそのまま映画のスクリーンにいるかのように感じた。
見た目だけではなく、響そのものを平手さんが演じる響から感じられた。
実際、平手さんのこの映画での演技力は以下の賞を受賞したことからも明らかだった。
普通、無愛想なキャラクターというのは嫌われる傾向にあるが無愛想なのに憎めないという場合もある。
響も平手さんもお世辞にも愛想があるとは言えないが、どこか憎めないキャラクターだと思う。
平手さんが契約終了？
そんな平手さんが所属する事務所「NAECO」が2024年8月8日以下のような内容をホームページで発表した。
この度、平手友梨奈の専属契約が終了いたしましたことをご報告させて頂きます。これまでのたくさんのご支援、ご声援に心より感謝を申し上げます。今後につきましても、弊社は新たな環境での飛躍を引き続き応援して参りたいと存じますので、皆さまにおかれましてもこれまで以上のご声援を賜れますと幸いです。
尚、オフィシャルサイトとweverseコミュニティは2024年8月14日(水)14:00をもちまして終了いたします。
何があったのか？
「NAECO」は韓国の「HYBE」の日本本社HYBE JAPANが、平手さんのために設立したような事務所。
その事務所との契約解除となれば、何かあったのでは？と誰でも考えてしまう。
そして、事務所の発表した内容には、「新たな環境での飛躍を引き続き応援」と書かれているので、新たな事務所に移籍すると考えられる。
平手さんは歌手より俳優としての才能の方があると思うので当然、事務所側も俳優業に専念させたいと考えていたはず。
しかし、平手さんは歌手としてやっていきたいと考えていたのだとすれば、方向性の違いが生じ、結局、話し合いは平行線に終わって契約終了となったという経緯であれば、辻褄があう。
自分としても、平手さんには歌手に専念するのではなく俳優業も続けて欲しいと思っている。
このまま、彼女の俳優としての才能を終わらせてしまうのはもったいないが、それでも平手さんが歌手として専念したいのであれば、残念ではあるが仕方ない。
平手さんが目指す方向は、自分には知る余地もないが、彼女が選んだ道であれば、自分も応援してあげたいと思う。
