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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

買いが買い、売りが売りを呼ぶ

ブラックマンデー越えの2024年8月5日

昼休みに食堂に行くと、日経平均株価ブラックマンデー越えの過去最大の値下がりだという内容のニュースが流れていた。

週明けの5日の東京株式市場は、アメリカの景気減速への懸念や円高の進行を受けて全面安の展開となり、日経平均株価終値は4400円を超えるかつてない急落となりました。世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて過去最大の下落幅を記録しました。

【出典】日経平均株価 一時4700円以上”暴落” ブラックマンデー翌日超え 過去最大 TOPIX サーキットブレーカー措置 | NHK | 株価・為替

2024年8月5日は最高値の35302.18円から31458.42円まで日経平均株価が下落した。

日経平均株価を構成する企業で優良企業とされていた東京エレクトロンが27,055円から22,055円まで一気に5,000円も下落している。

自分は、日本企業の株価の平均値が上がる要因というのが思いつかなかったので、なぜ、こんなに日経平均株価が上がっているのか?と不思議でしかなかった。

日経平均株価は日本を代表する企業の225銘柄の平均株価になる。

日経平均株価が史上最高値となったのがバブル絶頂期の1989年だったが、2024年2月22日はそれを上回り、2024年7月11日には42,000円越えを果たしている。

バブルの時と今は全く違う

しかし、1989年の史上最高値と2024年では内容が全く異なる。

1989年は世界時価総額ランキングでトップ50のうち32社を日本企業が占めていた。

しかし、2024年はどうだろうか?トップ50のうち日本企業はトヨタ自動車の1社だけだ。

日経平均株価の史上最高値(終値)は3万8,915円。1989年(平成元年)の年内最後の取引日「大納会」に記録されたものだ。

この年の世界時価総額ランキングを見ると、トップ50のうち32社を日本企業が占めていて、破竹の勢いを感じさせる。2024年は最高値を更新し、4万円台への突入も期待される一年となるが、企業ごとの時価総額を見ると世界までは大きな隔たりがある。2024年のトップ50にはトヨタ自動車の1社がランクインするのみだ。

【出典】日経平均株価 一時4700円以上”暴落” ブラックマンデー翌日超え 過去最大 TOPIX サーキットブレーカー措置 | NHK | 株価・為替

このような状態で、日経平均株価が4万2千円を越えるというのは妥当と言えるだろうか?自分には「異常」としか思えなかった。

適正価格で買う

モノは適正価格のものを購入するというのがセオリーだと思う。

価格は高すぎるのは当然よくないし、安すぎても理由があるはずなのでリスクが潜んでいる可能性がある。

株も同じで適正価格の時に買うべきだと思う。

しかし、2024年は年初から日経平均株価がバブル越えとなった。

2024年1月から新NISAが始まったこともあり株に投資する人が増えたこともあると思う。

買いが買いを呼び日経平均株価は上昇した。

高い時に株を買うというのは危険であり、ましてや今の日本を見て、どこに株価上昇の要因があるのか?と言わざる得ない。

日経平均株価が大幅に下落しても、逆に始値よりも終値の方が上がった株もある。

吉野家始値が2767円だったが終値は2,811円と若干だが上がっている。

翌日の8月6日には株価は+3217円と過去最高の上げ幅で戻って来た。

こんな感じで、株価なんて、あってないようなものなので株価が上がった、下がったで判断していると、振り回されることになる。

このため、自分なりの株の適正価格をしっかりと評価した上で、売り買いをしないと高い時に買って、安い時に売るようなことになってしまう。

このため、自分は、2024年は、株価が異常に高いという判断(適正価格より高い)で、一部の株を売ってはいるが、今、買っても高い時に買うようなものなので、新たに買うことはしていない。