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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

広告のないネットは快適

邪魔な存在になったネット広告

最近、ネットの広告が過剰になっている気がする。

検索すれば、画面いっぱいに広がって何も見えなくする、「お先真っ暗広告」、10秒くらいしないと閲覧権限が得られないと「脅してくる脅迫広告」ニュース記事に紛れ込ませてクリクックさせようとする「ニュース広告」など邪魔な広告が増えている。

更には、YouTube動画を見ようとすると、どんか動画が確かめたいだけなのに、いきなり広告が表示されて暫く待たないといけない。

不都合が生じる広告は止めてくださいとお願いしようとしても、問い合わせは電話ではなく、「よくある質問」や「FAQ」から探せというが、そんな内容はどこにも記載されていない。

「よくある質問」や「FAQ」で知りたい内容が書かれていたことなんて、まずない。

それでいて、問い合わせ先は迷路のように隠しているのだから、問い合わせしようとしている者に対して最初から喧嘩を売ってるようなものだ。

これで、優しく問い合わせられる人が今の日本には、どれほどいるのだろうか?

話を戻すと、広告を全て決して欲しいと言ってるわけではない。

画面を全て隠したり、広告を見ないと次に行けない、ニュース記事のように広告を入れるのは紛らわしいのでやめて欲しいといった詐欺広告のようなことを止めて欲しいというだけ。

これまでで1番ひどかったのは、有料会員なのになぜ、広告が表示されるサイト。

最初は有料会員になれば「広告なし」となっていたのが、何の連絡もなく一方的に広告が表示されるようになった。

サイトに問い合わせても回答さえ返ってこない。

こうなると、実力行使するしかなくなる。

これまでのやり取りで、正義はこっちにある。

そうすると広告をブロックすることに対して罪悪感なんてものはなくなる。

しかし、Chromeの設定で「広告のトピック」「ウェブサイトによる広告の提案」を無効にしても、ウェブサイトに表示されるスポンサー広告や、ニュースサイトの記事のように一緒に表示されるニュース広告は消えてはくれない。

もちろん、YouTubeの動画広告なんて止められるはずがない。

広告を撃退してくれるブラウザー

そんな不満を解決してくれたのが「Braveブラウザー」だ。

インストールすると初期状態で全ての広告がブロックされる設定になっている。

広告が表示されないのでページの表示が早い。

一部のスポンサー広告だけは、表示されたが、3回程度同じ内容で検索していると表示されなくなった。

某有名ニュースサイトのログインしないと表示できないようにできない、ニュース広告も表示されなくなった。

動画の広告も本当に消えるのか?と思いつつ、適当に動画を表示してみると、最初に表示される広告動画が表示されない。

これは凄い、こんなブラウザーをみんなが使えば広告収入で生活している人は職を失うことになるかもしれない。

Chromベースのブラウザーなので、Chrom、edgeといった以前のブラウザーからの設定のインポートも可能なので、インポートして暫くすると以前のブラウザーと「ほぼ」同じように使える。

「ほぼ」というのは、一部、以前のブラウザーの設定に戻らないものがあるからだ。

ホーム画面の設定などは戻してくれないので、自分で設定する必要がある。

また、Googleのトップページを表示すると検索欄の下にニュースや天気が表示される。

これは、ブラウザー画面右下に表示されている「設定」→「検索設定」→「その他設定」→「ホームページにDiscoverを表示」のトグルスイッチをオフにすると消える。

これだけで、不満ばかりだったネット広告と関わる機会が格段に減ってしまう。

Braveブラウザーは信頼できるのか?

ブラウザーには色んな情報が保存されるので、やはり信頼できるものでないといくら広告を撃退してくれても使うことはできない。

では、このブラウザーはどこが開発したのだろうか?

開発したのは、米国のBrave Software社

不思議なことに中国の会社ではないというだけでセキュリティ面では安心感がある。

そして、創設者であり、代表の「ブレンダン・アイク氏」はJavaScriptの生みの親として有名な方。

Mozillaでも最高技術責任者、最高経営責任者を務めておりブラウザに関しては相当な経験と実績を持っている。

そして、Braveブラウザーは、オープンソースChromium Webコアがベースとなっているので、Braveブラウザーも、オープンソースになる。

ブラウザのスペシャリストが立ち上げた会社が、Chromium Webコアベースのオープンソースブラウザーを開発したということであれば、信頼性は二重丸としても良いのではないだろうか?

Braveのもう一つの売りが、Braveプライベート広告を見ると、ユーザーは暗号資産トークンのBAT(ベーシックアテンショントークン)を獲得できるというもの。

今回は「広告のないネット」が目的なため「広告を見る」ということに関しては省略させて頂く。

Braveブラウザの不具合

BraveブラウザがChromeと同じように使えて広告だけがなくなるのか?というとそうはいかない。

Youtubeの広告を撃退してくれるのだから、それなりのロジックが組み込まれていることが予想される。

実際に使い続けていくと、TVerは視聴ができるが、FODでの動画視聴が拒否されたり、外国語サイトを閲覧したときに翻訳が遅いとか、bloomberg.comにアクセスすると、マウスをクリックしても反応しないといった現象が生じる。

Chromeで広告を無効にしてもそのような現象は起きない。

このため、ChromeからBraveに完全移行できるかというと現状だと難しいような気がする。

自分は、広告が気になるような用途の場合には、Brave、それ以外はChromeの2本立てで使うことにした。

Youtube動画の広告がなくなるのは凄いので、Youtubeを視聴する時に限定しても利用する価値はあると思う。

【出典】広告ブロッカーで、セキュアで高速なプライベートウェブブラウジング | Brave