他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
サンデーモーニング
そして、サンデーモーニングのテーマソングが流れてくると日曜日の朝だなぁとしみじみと感じる。
そんなサンデーモーニングのMCをなんと、36年と6か月も務められていたということだ。
初回が1987年からとのことなので、昭和・平成・令和の三時代を報じてきたことになる。
その関口さんが、2024年3月31日の放送を最後に降板した。
現在、35歳の人が生まれる前から司会を行っていたことになる。
簡単に36年と6か月と言ってしまうが、これだけの間、一つの番組で司会を続けるというのは会社に36年6か月務めるよりも更に難しいことだと思う。
テレビ番組というのは視聴率が悪ければ、終了してしまうこともある。
番組や出演者が致命的な問題を起こしても最悪の場合は、番組終了になる。
このような番組終了を回避しつつ、司会を務めたのだから、これはとてつもない凄いことではないだろうか?
36年以上も司会を続けてきた最後が「わたしは今日で消えます」という言葉だということで、どんな気持ちだったのかと考えると、凄く悲しい気持ちになった。
なぜ、最後にこの言葉で終わらないといけないのか?と苛立ちも感じた。
しかし、スタジオ内から「あっぱれです!」という言葉がかかると、嬉しそうな笑顔が見られたのが唯一の救いだった。
関口さんの失言
最近は関口さんの名前をネットニュースで見かけると「失言」の内容でネットでは老害扱いだったように思う。
しかし、それは関口さんの嘘偽りのない率直な感想であり言葉だった。
そして世間を代表している言葉だとも思っていた。
WBC日本代表に「ヌートバー」が選ばれた時に関口さんは「よく存じ上げない方が選ばれた」とコメントしたが、この時も司会者なら予習しておくべきだといった批判がされていた。
しかし、自分も「ヌートバー」という選手は知らなかった。
日本でもどれだけの方が、「ヌートバー」という名前を知っていただろうか?
トンガ沖で海底火山が噴火した際に、日本にも津波等の注意報が発令された時にテレビ画面には、発令中の地域を示した日本地図が画面上に表示されていたが、関口さんは
「津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないんでしょうか。ちょっとこれは見にくいかも知れませんが…。今日はちょっとお許しください」という発言したときもネットでは批判されていた。
これも、視聴者目線での率直な感想であり、同じように感じていた人は少なからずいたと思う。
そんなことをいうと、放送法第108条を知らないのか?と言われるかもしれないが、「被害を軽減するために役立つ放送」というのは、日本地図を画面に表示し続ける必要があるのか?ということになるし、そこまで言うならサンデーモーニングは報道番組なのだから、通常の内容ではなく、津波に特化した内容に切り替えるべきではないのか?ということになる。
しかし、そこまでは必要ないという判断からテロップを表示したのだと思うが日本地図まで出し続ける必要があるのか?ということを関口さんは言いたかったのだと思う。
サンデーモーニングではスポーツコーナーの解説で長年コメンテーターを「張本」さんが出演していたが「問題発言」が多くてやはり、放送当日はネットで批判されることが少なくなかった。
この場面では、本来、こういう意見をいうべきだという思いはあるかもしれないが、期待通りの意見を聞いて満足するのだろうか?出演者全員が同じ意見を言ってるのを聞いて満足するのだろうか?
関口さんがサンデーモーニングを去って、関口ロスを感じている人もいるようだ。
サンデーモーニングで36年以上司会を務めてきたのは伊達ではない。
理由があってのこと。
そんな人に「わたしは今日で消えます」なんて言葉を最後に言わせることこそ罪だと言わざる得ない。
言葉の暴力
誰にだって過ちはあるのだから、関口さん、また、思ってることを口にしているくらいに受け取ってあげてもよいのではないだろうか?
更に言うなら、不快に感じるなら見なければ良いのではないだろうか?
最近、若い人による「過去の人」扱いが酷いと感じる。
極端な例だと、お笑い芸人の霜降り明星の粗品とかいう人が一世を風靡していた宮迫さんに対して失礼な発言をしていた。
- 芸人なのに「Youtuberおもろいやぁ」とか言っている奴、めっちゃ嫌いで・・・
そんな奴おる?と言われると、
- 僭越ながら「宮迫とか?」もう先輩やなんいんで、もうあいつ、やめてんやから。先輩ちゃう、あんなもん。
とまぁ、父親ほど歳の差がありそうな宮迫さんに対して随分と偉そうな口ぶりだった。
確か、粗品って人は楽屋挨拶は、先輩芸人には行くが、名指しで数名の先輩と思える人達だと行かないとか言ってた人だ。
そして、オリラジの中田さんが、松本さんへの提言動画で、事務所から借金をしているといったことを名指しされていた人でもある。
粗品は、Youtuberは面白くない、テレビに出ているお笑い芸人の方が面白いというのが持論のようだが、だとすると彼の先輩に暴言を吐くという「ネタ」は面白いとは思わない。
そして、人を傷つけるような「ネタ」しか思いつかない彼よりも、宮迫さんの方が面白いし、お笑い芸人としての技術も経験も比較にならないほど上だ。
宮迫さんよりも今はテレビに出ているかもしれないが、芸人として考えた場合に粗品の技術は稚拙だ。
芸人として宮迫さんより上だと感じられるなら、まだしも、暴言を吐くことでしか注目を得られないような稚拙な「ネタ」を多用するようでは、宮迫さんを批判する資格さえない。
芸人の経験のないYoutuberでも粗品より面白い人はいくらでもいる。
少しばかりテレビで売れているからと自分の方が上だと思っているのであれば、大間違いだ。
実績と経験に対するリスペクト
それは、SNSで関口さんを批判している人達も同じで、批判している人達が、サンデーモーニングの司会を行って関口さん以上に番組を進行させることができるか?というと疑問しかない。
関口さんに限ったことではなく、今は「実績」と「経験」を持っている人に対してのリスペクトが足りないと思う。
あの人は、もう過去の人だとか言っている人達の中に、どれだけ、関口さんのように多くの人に影響を与えられた人がいるのだろうか?
36年以上も頑張ってきた関口さんが、こんな形で番組を去るというのは残念でならない。