seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

紅白歌合戦もジェンダー平等???

紅白は日本の文化

紅白歌合戦と言えば、日本の大晦日の代名詞とも言えるテレビ番組の一つだと思う。言い換えれば、日本の文化の一部と言っても良いと思う。

ところが、今年は、「紅白歌合戦」の影が薄く、テレビなどで取り上げられていないように思う。

AKB48が昨年に続いて、今年の紅白も落選したということくらいしか記憶にない。

AKB48を始めとしたAKB48グループと呼ばれていた、SKE48HKT48、から今では、乃木坂46欅坂46といった坂道グループに変わってしまった。

f:id:seege:20211222051007p:plain

2021年紅白歌合戦の出演者を見てみると、初めて見た名前が多い。

スーパースターがメジャーに行ってしまった、今のプロ野球のような感じになっている。

f:id:seege:20211222043729p:plain

アイドル系では、赤組の乃木坂46・日向坂46・櫻坂46、NiziU、白組の関ジャニ∞KAT-TUN・King&Prince・SixTONESSnowManとなるが、どこか物足りない感じがする。

ヒットした曲の歌手はというと、赤組のあいみょん、YOASOBI、LiSAしか思い浮かばない。他にもヒット曲を出した歌手が出演しているのかもしれないが、自分が知っている範囲ということでご容赦願いたい。

紅白もジェンダー

更には紅白にもジェンダーの影響が出てきたようで、司会者が紅組司会者・白組司会者に別れていたのが、司会者に統一された。

f:id:seege:20211225141536p:plain

ちなみに、司会の二人は大泉洋さんと川口春奈さんになる。

社会的イメージとしては、ジェンダー=同性愛みたいに解釈されているように感じるが、本来は、ジェンダー=社会的・文化的につくられる性別ということであって、ジェンダーによる性差別をなくそうということになる。

紅白歌合戦は、歌で男女平等を実現しようという試みから始まっている。

男女が競い合う場合に、スポーツだと男女の体力差が出てしまうので平等とは言えない。

しかし、歌なら体力差は関係ない。

紅白歌合戦は70年以上前から男女平等を目指しているのだから今更、ジェンダーとか言われても、そんなことは、とっくに考えていると一蹴してやれば良いのかもしれない。

紅白歌合戦は紅組=女性、白組=男性というのがジェンダーなので、紅組、白組それぞれに男女を振り分けることを求める人もいるのだろう。

そうなると紅白という分け方も変えることになるだろうから仮に風組、水組に分けると風水歌合戦になる。

f:id:seege:20211225141853p:plain

紅白歌合戦の準備は大変

そもそも、歌で勝敗を決める必要はないので、その年にヒットした曲、話題になった曲を順番に歌っていけば、良いだろう?という意見もあるかもしれない。

しかし、自分としては紅白歌合戦という「紅」と「白」に別れて、歌や踊りで競い合うという日本の大晦日の行事を家族でテレビを一緒に見て、そのあと、ゆく年くる年を見て年を越すという慣習だと思っているので、何とか続いて欲しいと思う。

f:id:seege:20211225142338p:plain

歌手もグループだと男女混合の場合もあるので、紅組だから女性、白組だから男性にする必要はないと思うが、紅白歌合戦という名前と紅白に分かれて競い合うというスタイルだけは残して欲しい。

しかし、何より重要なのは、その年にヒットした歌や話題になった曲を揃えることになる。

紅白を見れば、その年がわかるというのが理想だと思う。

そして、紅白は家族で見るので、歌手や歌年代別に必要になる。

そう考えると、紅白歌合戦を作るというのは、とんでもなく、難しい作業だと思う。

男女が半分ずつに分けることができれば良いが、そう上手くはいかないだろう。

そこに各年代という条件まで加えると、自分でやってみろ!とか言われるのは間違いない(笑)

しかし、このところ、紅白出場歌手が寂しいと言わざる得ない。

紅白歌合戦選考基準

紅白出場歌手は、どうやって選んでいるのだろうか?

紅白歌合戦の選定基準は以下のようになっている。

  1. 今年活躍したか?
  2. 世論の支持

今年活躍したかどうかは、以下のデータが元になる。

  • CD・DVD・Blu-rayの売り上げ
  • インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査
  • 有線・カラオケのリクエスト等についての調査
  • ライブやコンサートの実績

そして、世論の支持に関しては以下による。

  • 7歳以上の全国3553人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果。
    ※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」
  • 7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果
    ※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」

【出典】選考について | 第72回NHK紅白歌合戦

上記の内容を全て調査して選定しているなら実に大変な作業だと思う。

f:id:seege:20211225160709p:plain

今年も同様に行なって、選ばれた結果だと言われてしまえば、なるほどと頷くしかない(笑)

まぁ、オファーをしても誰もがゆっくりしたいと思う大晦日.

自分達も紅白を見てゆっくりしたいと思うのは当然だと思う。

f:id:seege:20211225161232p:plain

このため調査通りに決まるはずがない。

なぜか今年の紅白に出演していない歌手

例えば、今年だと、オリンピックのテーマ曲で今年はテレビで流れない日がなかったのではないか?と思っている、桑田佳祐さんの「SMILE~晴れ渡る空のように~」は外せないはずだ。

そして、Official髭男dism。

映画やアニメの主題歌やCMソングとこちらも、テレビで曲が流れない日がないのではないか?と思える。

女性グループだとモーニング娘 21。

ダンスに曲はデビュー当時のメンバーとは比較にならないほど、レベルが高くなっている。

しかし、いずれも出場者の名前には上がっていなかった。

ジェンダーよりも前に出演者をしっかり抑えることができないと存続が難しくなってしまうので、紅白歌合戦の関係者には、もっと頑張って欲しい。