Yahoo!カーナビ
これは、昔、車にカーナビが搭載されるのが常識となる前、ガラ携の頃に愛知県まで車で向かう際に一度だけ使ったことがある。
その時は地図なしでガラ携だけで本当に到着できたと凄く感動した。
そんなYahoo!カーナビなので、今はさぞかし進化しているのだろうと期待していた。
起動直後の画面には目的地を検索する欄が予め表示されているし検索するとCOCCHIでは表示されなかった場所もしっかりと表示された。
ここまで、Yahoo!カーナビが勝っている。
実際にルートを作成すると高速道路優先で作成されてしまった。
しかし設定が見つからず、再度、ルートを作成してみると、タブのように横に高速と一般に分かれてルートが選べるようになっていた。
Yahoo!カーナビでは、優先する経路というのオプションは存在しないので、作成された経路から選ぶということのようだ。
一般を選び「ナビ開始」をタップした。
最初は順調に地図と現在地が連動して移動していたが、5分もしない間に地図が動かなくなった。
信号待ちになるのを待って「経路」をタップして経路を表示したのち「ナビ表示」をタップするとナビ画面が動き始めた。
こんなことが5分間隔くらいで発生するので2回続いた時点で放置すると音声ガイダンスだけは、場所と連動して行われ、地図は随分前の場所をずっと表示していた。
地図が動いてる時でも時速が40kmを超えると地図上は信号の手前なのに実際には通り過ぎてしまう。
これも、ナビとしては致命的な欠点だった。
地図が止まるのは偶々なのか?と思ったので次の日も使ってみたが、雨だったためか、前日よりも更に酷く1kmも進まないのに地図が止まってしまった。
ガラ携時代でも、そんなことはなかったので肝心な機能は進化どころか退化したのか?とガッカリした。
やっぱり、無料のアプリでは有料のアプリとは同じようにはいかないのだろうか?
moviLinkを試してみた
もう一つの候補、トヨタの「moviLink」を最後に試すことにした。
目的地の検索は、一番候補も多く、候補の位置と名称の比較がしやすい。
これまでの中で一番、高評価だった。
そして経路作成画面、ナビ画面もシンプルで、文字も大きめに設定されているので、とても見やすい。
これが本当に無料なのか?と疑いたくなるほどの出来栄えだった。
Yahoo!カーナビのように移動中に画面が固まるという不具合もないし、COCCHIのようにスマホの発熱が気になるようなこともなかった。
しいていうなら、音声案内・ガイドの頻度が少ないような気がするとのこと。
そして、ナビの初期値では「ノースアップ」だということ。
しかし無料だということを考えると、動作も安定していて、実用的な仕様なので申し分ないということになった。
スマホカーナビとして評価する場合、総合的には、COCCHIが上だと思うが、スマホへの負荷を考えると、movi LINKの方を選びたくなった。
残念ながら、走行中に操作ができてしまうので、この点については思案中だ。
それでも、個人が使用しているカーナビの地図も今は最新の状態ではないので、最新の地図のナビを使いたいということが生じた場合、movi LINKを使いたいと思った。
現段階では、movi LINKが無料ということもあり、一番のお勧めのスマホ カーナビアプリということになった。
movi LINK の使い方は公式サイトで公開されているので、そちらを利用するのが確実。
【出典】使いかた|moviLink