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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

Webサイトでのオーバーレイ広告: ユーザーにとっての邪魔物?

オーバーレイ広告が邪魔

最近、パソコンでWebサイトにアクセスすると、全画面が広告になったり、画面上下に広告が固定されるようなものが増えてきた。

どちらも、イライラするので、同じように感じている人は多いのではないだろうか?

これは、オーバーレイ広告と言われるものになる。

オーバーレイ広告というのは、Webページ・アプリケーション等のコンテンツの上に表示される広告のこと。

ページやアプリのコンテンツを覆うように表示されて、ユーザーが閲覧しているコンテンツの一部や全てを遮ることがある。

これは、通常、クリックや表示された広告を閉じることで取り除くことができるが、都度、閉じないといけないので急いでいる時などは、凄く不快になることもある。

自分が嫌な広告を自分のサイトに設定するのは嫌なので、このサイトではオーバーレイ広告は全て無効にしてある。

オーバーレイ広告は完全に逆効果であり、特に、画面を全て覆うように表示される、インタースティシャル広告は、一瞬、別のサイトに飛ばされたのではないか?と焦ってしまうし、何よりもイライラする。

こんな思いをさせるようなサイトは印象が悪いし、広告主についても悪い印象しか感じないので、サイトだけでなく、表示された広告の商品やサービスも利用しないと心に決めている。

それくらい、オーバーレイ広告は感じが悪いので、無効にすることをお勧めしたい。

オーバーレイ広告のサイトは評価が低い

Googleは、YouTube動画内で表示されるオーバーレイ広告については2023年4月6日以降に廃止すると発表していることから、Google自身もオーバーレイ広告は問題だと感じているのは間違いないはず。

実際、インタースティシャル広告に関しては以下のようなガイドラインが記載されていた。

インタースティシャル広告はアプリの読み込み時や終了時に表示してはいけません。表示が許可されるのはアプリのコンテンツ(ページ)が切り替わるタイミングのみです。また、端末のバックグラウンドで動作するアプリに広告を表示したり、アプリ環境の外部に広告を表示したりすることも許可されません。ユーザーには、広告がどのアプリに表示されたものかを明確に示す必要があります。

【出典】インタースティシャル広告の導入における禁止事項 - Google AdMob ヘルプ

しかし、Google Ads でもインタースティシャル広告(全画面表示)は使用できる設定があるのに、言ってることとやってることが違うのでは?と思うかもしれないが、以下のような場合であれば問題ないという判断のようだ。

インタースティシャル広告を導入すると、モバイルアプリ ユーザーにリッチメディアのインタラクティブ広告を表示できます。この広告はコンテンツの合間に表示するもので、アプリのコンテンツが切り替わる自然なタイミングに配置すると効果的です。導入の際はユーザーの利便性を損なわず、偶発的なクリックを誘発しないよう十分ご注意ください。

【出典】インタースティシャル広告に関するガイドライン - Google AdMob ヘルプ

そんなことから、Google Ads では現状、ウェブサイトに関してはサイト管理者の判断に依存されている。

このため、意識的にオーバーレイ広告の設定をしている人以外は、自分のサイトが、どうなっているかなんて、自分でアクセスすることがなければ気がつかないし、気がついていたとしても、どうすれば、無効にできるか?いや、どうしようもないとさえ思っているかもしれない。

GoogleのサービスはGoogle独自の専門用語ばかりで、ついていけない面が多々ある。

検索サイトはシンプルなのに、Googleアナリティクスや、Googleアドセンスは、無茶苦茶わかりにくい。

広告の種類

広告は、従来ページに埋め込まれている広告は、ページ内フォーマット、画面の上にかぶさるように表示されるオーバーレイフォーマットの2つに分かれる。

ページ内フォーマットは従来のページ内に表示されるバナー広告や関連する広告になる。

オーバーレイ広告は、上下に固定されてしまう、アンカー広告、ページの両サイドに固定で表示されるサイドレール広告、そして恐怖の全画面広告と、どれも不快な広告になる。

自分が不快に思える広告を自分のサイトで有効にすることはできないので、オーバーレイ広告については全て無効にしている。

2023年になってオーバーレイ広告が増えている?

サイトの評価が下がるといったことが言われてはいるが、2023年になって一段と、オーバーレイ広告が表示されるサイトが増えているように感じる。

これは、オーバーレイ広告が通常の広告よりも印象に残るという調査結果も出ていることから、オーバーレイ広告を希望する広告主が増えているということだと思う。

CTVでオーバーレイ広告がインストリーム型動画広告の4倍印象に残り、広告主にとって72%以上のコスト削減につながるという米国での調査結果

「これまでの広告のやり方は、もう通用しないのです。人々は、セカンドスクリーンやスキップボタンを持ち、可能な限り広告を避けることができます」と、GumGumのCEOであるPhil Schraederは述べています。「オーバーレイ広告のような新しい広告フォーマットを作ることで、消費者が今いる場所で、彼らの目的を妨げない方法で、ブランドは彼らとつながる機会を得ることができます」。 

【出典】MAGNAとGumGumによる調査により、コネクテッドTV (CTV) でオーバーレイ広告を活用することにより、視聴者のアテンションを高めることが可能であることが判明 | GumGum Japan株式会社のプレスリリース