要求したものと違う・・・
先日、車を買った友人が、この機能がついたカーナビで依頼していたのに、納品されたものには、要求していた機能がついていなかった。
最初、使い方が、わからないのだと思って試行錯誤していたがサポートセンターに連絡すると元々、機能がないものだということが判明した。
大事にはしないで・・・
このことを営業担当に連絡すると、機能があるものだとディラーの営業マン全員が思っていたと疑う余地しかないような回答をしてきた。
機能がある機種に交換で決着したが、大事にはしないで欲しいとか言われたらしい。
そんなことを言われれば、他にも同じようなことをしているってことなので、知ってて意図的に機能の無い安い方を売りつけたのでは?との疑いも出てきた。
信頼関係がない
ディラーの営業マンというのは、以前は信頼関係があったものだが、今は信頼関係など全くなく、お互いが利益だけを考えて商談をおこなっているので、悪くいえば騙し合いのような関係だと言える。
そうすると営業マンの言ってることは信用してはいけないことになるので、友人の商談方法はお粗末だったと言わざるを得ない。
営業マンの言ってることが本当かどうかを早めに確認しておく必要がある。
今までなら要求した機能があると言われれば、信用できたことが今は、口だけの可能性がたかいので、逐次、事実確認を行わないと、あとから酷い目に遭うことになる。
納車トラブル
この件に限らず、新車 トラブルをキーワードにして、検索すると、どこのメーカーも色んな不具合が出ているようだ。
- 傷がついていた
- アイドリングストップ後の発車の際にエンジンが止まる。
- 納車予定から大幅に遅れる
酷い場合には契約したものとはボディカラーやオプション品が違ったものが納車されたということまであるようだ。
日本の車といえば、契約通りの車が来るのが当たり前で更には家まで納車してくれて、その際には契約書の内容通りか全て一緒に確認した上で帰っていくのが当たり前だった。
しかし、今は、そのようなことはあまりなく、車の注意事項だけ説明してはい、おしまいって感じだ。
この差は、客を軽視していることの現れだと思う。
契約書を作成する際に、時間をかけてパソコンで入力して印刷したものを持ってきて内容を確認しているはずなのに、どこで、どう間違えるとボディカラーやオプションが違うものになって納品されてしまうのだろうか?
つまり、今の方が間違いなくミスが出にくい環境になっているのにも関わらず意識の低さから本来、あり得ないミスを人間が発生させてしまっているのだと思う。
顧客は二の次
今は車のディラーも連休は休むようになっていて理由を聞くと連休中に車を買いにくる人が少なくなったからだという。
これに自分は凄く違和感を感じた。
連休中に来るのは車を買う人ばかりではなく、修理やメンテナンスに来る人もいるはず。
連休中に旅行先で車が壊れた時にディラーが営業していたので、直ぐに修理して貰えて助かったこともある。
自分達の顧客の利益より自分達の利益が最優先のため、顧客のことは二の次になってしまう。
今は純正品は値引きができないとか、代車がレンタルなので手に入らないから直ぐに用意できないとか自分達が楽をするために行っていることを棚にあげる。
そして質を下げて価格を下げようとする。
こんなことをしていたのでは、顧客の信頼を得ることなどできない。
はっきり言って、車業界はレベルの差こそあれ、あのビッグモーターのような風潮を感じる。
何とも情けない国に成り下がったと思う。
ハズレしかない日本
自動車業界だけではなく日本全体で、顧客は二の次という風潮が強くなっている。
このため、気持ちよく買い物ができるということは少なくなっている。
このため、何かを買ったり、サービスを受けても、必ず不快に感じることが起きる。
そんなことから、今の日本はハズレが当たり前になってしまっているように感じる。
もしかすると、満足の得られることは、宝くじで1等が当たるよりも低い確率になっているのかもしれない。
いや、宝くじは必ず1等が存在するが、当たりが入っていなければ、そもそも当たることがない。
ハズレなしという宣伝文句があるが、今の日本は当たりなしというのが正しいのかもしれない。
今の日本はハズレが当たり前で当たりなしということになる。