コンビニのトイレだけ利用する人
コンビニでトイレから出ると店から直ぐに出ていく人を、よくみかけるようになった。
コンビニ側にすれば、「ついで買い」を期待しているはずなのでトイレを借りたのであれば、お礼の意味を込めて買い物くらいはするべきだと思う人は少なくないはず。
コンビニ側にすればトイレを解放しないという選択肢もある。
解放することで、スタッフだけが利用する頻度に比べると利用回数は格段に増えるので清掃作業は増えるし、心ない人は汚しても清掃さえしないで出ていく人もいるだろう。
そんな使い方をしていれば、そのうち、コンビニもトイレを解放しなくなるのは時間の問題かもしれない。
元々、コンビニはトイレを開放していなかったのだから、元に戻るだけの話だ。
しかし、今ではコンビニのトイレは無くてはならないものになってしまったので、公共トイレのような存在とも言える。
そう考えると、国がコンビニに対して感謝の気持ちを込めて補助金を出すくらいのことをしても良いのではないかと思う。
コンビニのゴミ箱に家庭ごみを持ち込む人
コンビニといえば、もう一つ、クルマから大きなレジ袋を持った人が出てきて、そのまま店内に入っていく人がいる。
レジ袋から、プラスチックゴミが見えるのでおそらくゴミを捨てるためだと思う。
中には、ゴミを捨てたら買い物をすることなく出ていく人もいる。
コンビニで買ったものをまとめて持って来ているのかもしれないが、ゴミを捨てたら出て行く人は、ゴミを捨てるためだけにコンビニに来たことになるので・・・家庭ごみなのでは?という気がしなくもないし、何より家庭ごみの持ち込みはご遠慮くださいといった表示がされているということは、家庭ごみを持ち込んでいる人がいることになる。
自販機のリサイクルボックスに家庭ごみを捨てる人
家庭ゴミといえば、以前は清涼飲料水の自動販売機の横には必ず、リサイクルボックスが設置されていたが、リサイクルボックスに家庭ごみを捨てる人が増えたことで自動販売機の横からリサイクルボックスがなくなった。
公園のゴミ箱に家庭ごみを捨てる人
公園にも、ごみ箱が必ず設置されていたが、ここでも家庭ごみを捨てる人が増えたことで、今では公園から、ごみ箱は消えてしまった。
家庭ごみを公園のゴミ箱や自販機のリサイクルボックスで見かけるようになったのは、ゴミの分別が必要になった頃からだと思う。
ゴミは細かく分別することになり、ゴミによっては収集日も週に1回、月に1回だったりして捨てたい時に捨てられなくなった。
回収日が月に1回しかないようなゴミだと1か月分のゴミが貯まるので1回に出す量が増えるのは当然の結果になる。
そうすると、今度はゴミの有料化だと言い出して、お金まで取るようになった。
捨てたい時に捨てられないから、常時、捨てられる場所に捨てようとしてしまう。
気持ちはわからなくもないが、それが公園からゴミ箱が消えてしまう結果になってしまう。
ルールを守らずにゴミを捨てる人は、心無い人だと言えるが、行政も自分たちのことしか考えずにルールを変えてしまうのだから心無い人だと言える。
心ない人のために法改正
宿泊施設で、客が施設側に対して暴言や理不尽なクレームを繰り返す人が出てきたということで旅館業法が改正され、2023年12月13日から、そのような場合には宿泊を拒否することができるようになった。
心無い人に共通するのは「自己中心」だと思う。
少子化により、1人の子供に集中して子育てができるということから、親が過保護と言えるほどに子供に気を遣って育てた結果、世の中は自分を中心に回っているかのように思ってしまい、些細なことであっても、気に入らないことや不満が生じると我慢ができなくなるのだろう。
団塊の世代とバブル世代
団塊の世代は、数が多いこともあって自分たちの世代が社会の中心であり、自分たちが若い時に頑張ったから今の日本があるんだという自負も持っている。
そのため、「自分が主役」という人が多いのでどうしても自己中心的に思われてしまう。
また、バブル世代に会社員だった人たちは就職に困ることがなかった。
そして、大切だったのは接待力なので、コミュニケーションに長けている人が多いし、世渡り上手な人が出世をしている。
面子に拘る人が多いので、プライドが高い。
団塊の世代は自分たちが主役、バブル世代はプライドが高いので、自分には甘く、人に対しては厳しい人が多いと思う。
そんな人達が現役を引退すると、時間が余ってしまうので、旅行等に頻繁に出かけるようになるので自然とトラブルが多くなるのではないかと考えている。
コロナ前になるが、平日に出張に行くと空いているのが当たり前だったが、いつの間にか平日でも飛行機は常に満席で、老人の団体客が年々増えていくのが実感できた。
日曜日の朝というのは、いつも空いていたので、満席になることはほぼなかったが、平日・休日の区別のない人達にとっては関係ないことなので、いつしか日曜日の朝でも老人の団体客で満席というのが当たり前になっていた。
それくらい、旅行に行く人が増えたということだ。
老人の団体というのは修学旅行の学生達よりも騒がしいし、常識がなかった。
自分が予約していた席に普通に座って話していたりして、自分の席なのでと移動をお願いすると、露骨に嫌な顔をされることも少なくなかった。
主従関係のない状態でこれなので、客と従業員という立場になるとどんな風になるのだろうか?と怖くなったものだ。
その結果かどうかは、わからないが、旅館業法を改正して宿泊を拒否できるようにする必要が生じるほど、酷い状態になってしまった。
心無い人達によって、当たり前だったものが失われていく。
その結果、ストレスが生じやすくなり、イライラする人が増えていく。
完全に負のスパイラルに陥っている。