今週のお題「芋」
NO1はどっちだ?
芋のNO1を決めろと、自分に言われたら・・・
芋にも色々ある、ジャガイモ、さつまいも、里芋、長芋、こんにゃく芋、馬鈴薯、最近だと、ヤーコンなんてものまである。
その中で、どれが好きか?と言われると、断トツの2つが、「ジャガイモ」と「さつまいも」
そして、その内、どちらか1つを選べと言うなら・・・
「じゃがいも」と答えることになると思う。
何と言っても、芋の絶対王者は、「じゃがいも」が群を抜いて凄い。
そして、さつまいもも素晴らしい素質を持っていると思う。
見た目も、ボコボコしたジャガイモに比べるとスマートだし色も紫色で美しさを感じる。
しかし、芋は見た目では決められない。
食べ物なので、どちらがより、美味しい素材なのか?
その点が重要になってくる。
そして、比較するための条件は以下の3つ。
- 素材の味
- 料理の適性
- 料理のバリエーションの数
さつまいもの定番料理というと何があるだろうか?
焼き芋、大学ポテト・・・
確かに、サツマイモを使って色んな料理にすることはできる。
しかし、その中に、サツマイモ料理としての定番は、どれくらいあるのか?というと、そんなに多くないと思う。
では「じゃがいも」はどうだろうか?
直ぐに思い浮かぶものだと・・・
肉じゃが、ポテトサラダ、コロッケ、フライドポテト
主役でなくても、カレー、シチューなどでも欠かせない存在だ。
そして、どれも日本人にとっての人気料理だ。
これだけでサツマイモを超えている。
サツマイモは1か月程度、食べない場合があるが、じゃがいもは1週間に1回は食べている。
お世話になっているという意味でも、サツマイモよりじゃがいも。
健康面では?
ところが、栄養面、健康面だと話が変わってくる。
カロリーは、じゃがいもが、100gで76Kcal、サツマイモが132Kcalなので、サツマイモの方が高い。
しかし、じゃがいもはGI値が高い代表と言える食べ物になるが、サツマイモは逆に低い代表と言える食べ物になる。
GI値というのは、グリセミック・インデックスの略で、食後血糖値の上昇指数のことで、値が高いほど血糖値が上がりやすいことになる。
別の言い方をすると、値が高いほど、糖質が吸収されやすいということになる。
栄養素では、じゃがいもは、疲労回復に効果がありそうなビタミン等が多く含まれていて、さつまいもに含まれているカリウムは、血圧を下げたり、コレステロール値を下げる働きがあったりするので、GI値が低いということもあり、ダイエットに適した食べ物になる。
単に食べるという意味でいえば、「じゃがいも」が圧倒しているが、健康面を考えると、サツマイモに軍配があがるようだ。
じゃがいもには、じゃがいもの良い点があり、サツマイモにはサツマイモの良い点がある。
他の芋だって、良い点がある。
芋のNo1を決めようと思った自分が愚かだった。