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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

マスコミも一緒に償う必要がある

マスコミと共に隠ぺい

ジャニーズ事務所が創業者であるジャニー喜多川氏が未成年に対して行なってきたことを全て認めたことで、マスコミがジャニー喜多川氏に忖度してマスメディアとして報道すべきことを報道してこなかったことが、結果的に事実だったとをマスコミも認めざる得なくなってしまい、一部のテレビ局は謝罪することになった。

これまで、噂のようにしか話されてこなかったことが、2023年9月7日14時から東京丸の内のパレスホテルでジャニーズ事務所が記者会見を行い事実だったと認めたことで、噂ではなく事実だったことが実証された。

謝罪会見なので、何を問われても事実かどうか答えるしかない。

そう考えた一部のメディアが記者会見の場で不適切な質問をしていた。

山新社長が行なった細やかな抵抗が記者が質問している途中で、質問を遮るように、「そのようなことはありません」と答えることだけだった。

4時間以上に及んだ記者会見なので、もっと伝えるべき内容があるはずなのに、あえてこの不適切な質問の場面を切り取って報道していたところもあるので、これが報道の自由なのか?と気分が悪くなった。

自分はジャニー喜多川氏が行なってきたことは、ジャニーズ事務所に関わってきた被害者も含めた全員に加えて、テレビ局が忖度で報道しないという協力があって成立したものだと思っている。

当時、未成年だった被害者も?と思うかもしれないが、その後、ジャニーズを去ってしまったあと、しっかりとした判別ができるようになった年齢になっても何もしてこなかった被害者が大半だと思う。

おそらく、現役で活躍している人の中にも被害にあっていた人は今はイメージの問題もあって言えないだけでいるのは間違いないと思う。

被害の相談を受けても怖くて何もできなかった関係者やタレントもずっと見て見ぬふりをしてきたことになる。

そんな中、35年前に元フォーリーブスの方をはじめとした何人かが勇気を出して、ジャニー喜多川氏の鬼畜の行為を訴えていたにも関わらずテレビでは一切、取り上げなかった。

少なくとも、この時にテレビ局が取り上げて報道していれば35年前に鬼畜の行為は終わっていたはず。

長きに渡り鬼畜の行為が続いたのは、本人だけによるものではなく、ジャニーズ関係者、テレビ局の「協力」があったからだと思う。

それが、ジャニー喜多川氏が亡くなって、元ジャニーズJrが暴露系YouTuberを使って被害を訴えてきた。

しかし、それでもテレビ局が取り上げることはなかった。

週刊誌で鬼畜の行為を取り上げたことがあったが、ジャニーズから出版社に対して今後、うちのタレントは出さないと通告されて、背に腹は変えられないので圧力に屈した。

海外のメディアがキッカケで流れが変わった

それが、BBC放送が2023年3月7日に動画にして配信したことで流れが変わった。

2023年4月12日に外国特派員協会での被害者による告発の様子をテレビではNHKが初めて報道した。

2023年5月14日には、ジャニーズ事務所藤島ジュリー景子社長が動画で今回の問題を謝罪した。

ジャニーズが公式に認めたことで、民法も一斉にジャニーズ問題を一斉に報じ出した。

2023年8月10日、国連の人権理事会が記者会見を行い被害者は300人以上であり、ジャニーズ事務所社長とも会ったとまでは発表(これ以上の情報提供できないとのこと)

そして、2023年9月7日、ジャニーズ事務所がようやく記者会見を行うに至った。

新社長となった東山氏はMCを勤めていたテレビ朝日のサンデーLIVEを2023年9月3日の放送で降板していた。

ジャニー喜多川氏が行ったことを考えれば、ジャニーズ事務所の名前を変えない理由は既にないはず。

名前に拘るのは、まだ、ジャニー喜多川氏の名前に依存したいからであって償いの意味があるわけでもないはず。

社名さえ変えることができずに、ジャニーズ事務所の再出発なんてあり得ない。

長年、ジャニーズ事務所がマスコミと共に隠ぺいしてきたことは、事務所を閉鎖しても良いレベルの話だとも言える。

しかし、2023年9月10日放送のサンデーLIVEでは、そういった説明は一切行わず、ジャニーズ事務所の記者会見にも一切触れない忖度を継続していた。

テレビ局の中には、謝罪することもなく、テレビ朝日のように未だに忖度を行っているところもある。

都合のよい内容であれば、報道するが、自社にとって都合の悪いことは報道しない。

総理がウクライナに訪問する際、極秘に進めていたにも関わらず、マスコミはスケジュールや政府要人の個人携帯に電話をしてインド国内にいるのかを確認したり、更にはフライトトラッカーでインドから深夜に離陸した飛行機を探してたあげく、訪問前に報道してしまうようなことをしている。

農水大臣が発言した、「汚染水」報道は誰にとってメリットがあるものだったのか?

総理のウクライナ訪問は、総理及び周囲にいる人たちの命に関わることになる。

中国が汚染水を海洋放出したから海産物の輸入を禁止するなどと騒いでいる状況で、農水大臣がうっかり発言してしまったことを、わざわざ報道して日本が不利になるようなことをする必要があるのだろうか?

それでも、真実を報道するのがマスコミだと言うのであれば、まだわからなくはないが、自分達にとって不利になるようなジャニーズに関する問題については一切、報道しないというのでは、何をやっているんだ?と思ってしまう。

今回の件で、全てのマスコミとまではいかなくても、少しでもこれまでの報道の仕方に問題があったことを認めて改善する方向に変わってもらえると他のマスコミも、同じ方向に変わっていくように思う。

マスコミには、真の意味での報道の自由による報道を行って欲しいものだ。