他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
Amazonプライムビデオ
最近、3月末から4月初はテレビドラマの改編期で、見たいドラマがないので、Tverではなく、Amazonプライムビデオを見る毎日が続いている。
昨日までは、Amazonプライムビデオを表示すると、「那須川天心 ボクシング転向 独占生配信」みたいな画像が表示されていた。
実は那須川天心という名前は何年か前の大晦日に、メイウェザーという無敗のまま引退した伝説的な元世界王者との試合が行われたのを見て初めて知った。
天心はキックボクシングで全戦無敗の世界王者で史上最高の天才だと言われている。
その二人が戦うということで、騒がれていた。
正直、メイウェザーの名前も、この時に初めて知ったので当時、自分の中では、どちらも無名のボクサーとキックボクサーでしかなかった。
試合結果は、メイウェザーの1ラウンドTKO勝ちだった。
やっと試合が終わった
天心のボクシング転向とプロテストに合格したところまでは知っていたが、あまりボクシングの試合に興味はなかったので、早く終わらないかなと思っていた。
ようやく、今朝になって天心の画像は表示されなくなった。
つまり、試合が終わったということ。
ここで、ふと思った。
天心は誰と対戦したのだろうか?
Amazonプライムのテロップ画像には天心しか出ていなかった。
相手が誰かは知らないが、デビュー戦なので誰であっても相手はボクシングでは格上の選手のはず。
検索してみると、バンタム級日本ランク2位の与那覇勇気選手だということがわかった。
デビュー戦の相手が日本ランキング2位って異例なのでは?
天心はスーパーバンタム級なので、相手は1階級下なので、対格差では天心が有利。
どちらが勝つのだろうか?
結果が気になってきたので実際に試合を見てみた。
天心目線から与那覇目線
与那覇が先に入場し、あとから天心。
入場時間は、与那覇が登場してからリングに上がるまでが1.5分弱に対して、天心は、2分強。
扱いが、やはり、天心寄り。
この瞬間、天心目線から与那覇目線に切り替わった。
体格的には天心の方が若干大きい気がする。
武尊戦では、スーパーフェザー級(58Kg契約)まで階級を上げていたので、ボクシングのバンタム(53.5Kg以下)と比較すれば、5Kg弱も体重差があるので当然。
また与那覇は32歳なので、体重を増やせば、普段より重い体重で動くことになるので、スタミナにも影響する可能性がある。
少しずつ、天心有利な条件が見えてきた。
試合内容は?
那須川のディフェンスの良さが際立っていて、与那覇のパンチは、ほとんど天心を捉えることができなかった。
しかし、攻撃面では、芯に当たったパンチが少なく、当たっても顔面を殴るのを躊躇するかのように当たると止めているかのように感じられた。
あくまで、自分の分析になるが、元々、気持ちが優しい人のように思う。
格闘技は好きだというが、喧嘩は一度もしたことがないということからも、人を殴るのが好きなタイプではないのだろう。
天心自身がタイミングで倒すタイプだと言っているので自分からは打ち抜くのではなくタイミングを合わせようとするのでパンチに威力がなくなるのは当然の結果だと言える。
天心がパンチ力に課題があるというのは、タイミングで倒そうとしているからと言える。
このため、4ラウンドの天心の猛攻を与那覇が凌いだと言っていたが、天心は一発も芯に当てようとしていなかったので、与那覇は見た目よりはダメージはなかったはず。
もう一つ、目立ったのは、大きな振りのパンチ。
振りが大きな分、避ける時間が増すので自然と空振りが多くなる。
空振りは体力も消耗するので、6回戦なら何とかもっても10ラウンドを超えて来れば、体力は持たなくなる。
天心に決定打があって早いラウンドで決められるタイプなら良いが、パンチを当てるだけで判定で勝つスタイルであれば無駄な動きは無くすべきだと思う。
世界ランカーになれば今回の試合のように、殆ど顔面にはパンチを貰わずに試合終了というのはなくなる。
しかも、一発当たれば倒せるパンチ力を持っているので、ディフェンスだけで逃げられる保証はない。
そうすると、今回の試合で見えてきた、タイミングで倒すスタイルは、変えざる得ないと思う。
仮に変えられたとしても、躊躇せずに顔面にパンチを自ら当てに行くことができるのか?という精神面の課題もある。
井上 vs 天心
スーパーバンタム級の頂点には、あの井上尚弥が世界王者として君臨している。
これは、偶然ではなく、天心が強い相手と戦いたいという理由から意識して階級を合わせてきたのだと思う。
井上の前に、まず、これらの課題を克服できなければ、井上と戦うことすらできないだろう。
しかし、井上 vs 天心が実現すれば、武尊 vs 天心以上に盛り上がる試合になると思うので実現を期待したい。