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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

大晦日のRIZINでの八百長試合について

RIZIN八百長試合

晦日RIZINの試合で選手同士の申し合わせで八百長が行われていたという内容が毎日、ネットニュースの上位に表示されている。

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八百長試合については詐欺行為なのでチケット代金の払い戻しを求めるべきだと思う。

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主催者側は沈黙

テレビ局も知らなかったとしても八百長試合を放送してしまったのだからスポンサーに対しての謝罪や賠償を行わないといけないだろうから、テレビ局も八百長を行った2人に賠償請求を行うことになると思っていた。

ところが、テレビでは八百長試合について何も報道しない。主催者であるRIZINからは、1週間以上経過しても何の説明も行われていない 。

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相撲や他のスポーツで八百長が噂されると報道するにも関わらず、今回は放送を行ったフジテレビも口を閉ざしている。

RIZINも結局はプロレスのように大きな怪我をしないようにという申し合わせがあって試合が行われているので騒ぐ必要はないのだろうか?

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RIZINの運営会社

RIZINを運営しているのは、どんな会社なのだろうか?

会社名は株式会社ドリームファクトリーワールドワイドで、従業員は10名、資本金は205万円とホームページに記載されていた。

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2020年度の売上は249,800万円、営業利益は24,000万円に対して純利益が930万円だった。

純資産も、▲17,000万円という状況なので、経営的に余裕があるとは言えない。

RIZINファンドということで5000万円の運営資金の募集が行われていた。

【出典】ファンド詳細 - LENDEX

つまり、銀行からは借入ができないので、このようなファンドを利用しないと資金繰りが厳しいということなのだろう。

そのため、人員を増やすこともできないことが予想される。

この規模の会社が本当にあれだけの規模の興行を行なって、トラブルが出た時に対処できるのだろうか?

晦日の試合

晦日の二人の試合は見ていた。

八百長を行った2人の名前は出したくないので、試合に勝った方を「勝者」負けた方を「敗者」として記載したい。

試合開始早々に、勝者が放った右の弱いパンチが敗者の顔に偶然当たって、敗者は倒れた方が良いのか?って感じの顔をしながら倒れていく場面があった。

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これが、すごく不自然に感じた。

しかし、その時は八百長だとは思っていなかったので、それ以上は気にしないで見ていた。

もう一つ、不自然だったのが、負けた選手の方が、試合がなくなると自分を応援してくださっている関係者の方に迷惑がかかるので試合を止めることができなかったと話していた点。

今回、勝った方の選手が勝てる自信がないから試合を断りたいと一方的に言ってたのだから、負けた選手の方は責任を感じる必要はない。

契約が終えてなかったのであれば、そんな状況でカードを発表したRIZINの責任だし、契約が終わっていたなら勝者に責任があるので、敗者が責任を感じる必要はないはずだ。

敗者が八百長のやり取りを公開

敗者はよほど、悔しかったのか、勝者との八百長に関するやりとりをしていたLINEの画面を近親者に公開させたり、電話での八百長に関するやり取りをなぜか録音していて、別のYouTuberに渡して公開させたりと自分の恥をこれでもか?ってくらい晒している。

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八百長を行った2人に関しては真剣勝負だと思って見ていた人達を裏切る行為をしたのだから今回、これ以上取り上げる価値はない。

なぜ主催者側は沈黙なのか?

しかし、気になるのは主催者側がテレビ局を含めて何のコメントもしないで沈黙を続けている点になる。

仮にも何万人の観客にチケットを買ってもらって、テレビ放送まで行なっている試合なのだから、チケットを買った人やスポンサー等に対しては説明の義務があるはずだ。

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決して安くない、チケットを買って大晦日に埼玉県まで行って見てた試合が八百長だったなら代金を返して欲しいと思うのではないだろうか?

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スポンサーになった番組で八百長が行われていたとなれば、そんな怪しげな試合に関わっていたのでは企業の名前にも傷がつくし、そんな企業の商品を買いたいと思えなくなる。

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主催者側は、八百長は当事者2人が勝手に行った行為であったとしても、八百長を許してしまう仕組みに問題があったのだから責任はないとは言えないので、しっかりと謝罪するべきではないのだろうか?

RIZINとの契約内容は?

契約内容に真剣勝負で行なうとい内容が書かれていなかったのだろうか?

試合の判定ルールといった試合の勝敗に関する内容については細かく書かれているのかもしれないが、法的な部分については十分に記載されていないような気がする。

それだと、八百長の当事者達がYouTubeSNSで、やりたい放題していても口を閉ざすしかないのは説明がつく。

そしてフジテレビが黙っているのも、契約書の不備で何もできないとなれば、慎重に対応を検討しないといけないので当事者2人に注目が集まっている間にベストな対応を考えているのかもしれないが、フジテレビの対応には不自然な点を感じる。

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RIZINの基本姿勢

RIZINは試合のカードを決めるのが基本的に遅い。

八百長試合の勝者は、元々、大晦日は別の選手と試合する方向で話が進んでいたようだが相手との交渉で試合の条件が合わないということで、契約に至らなかった。

これが12月に入ってからだ。

そのあと、3週間前に八百長試合のカードが決まったのだから、試合の準備期間は1ヶ月もない。

普通、格闘技の試合といえば3ヶ月以上前に決まっている印象がある。

試合となれば、減量もあれば相手選手の研究対策も必要になる。

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これが3週間で十分に行えるとは思えない。

RIZINは、一部の試合はギリギリまで決まらないことが多いように思うが、これも従業員が10人しかいないことが影響しているような気がする。

RIZINは試合数は多いにも関わらず、その準備に対応できるだけの人員が不足しているのではないだろうか?

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しかし、お金を得る以上は最高の試合を見せなければいけない。

最高の試合のためには、選手にはしっかりと準備させる必要があるのではないだろうか?

晦日にはバンタム級グランプリの準決勝と決勝が行われている。

これだと、1日に2試合行うことになる。

格闘技の試合であれば、怪我の可能性がある。準決勝の試合で怪我をすれば決勝に影響する。

そう考えると準決勝は無難に戦おうという心理は当然働く。

その結果、準決勝はつまらない試合になる。それでも勝たないといけないので、ずっと無難に戦うわけにはいかない。

そうすると怪我の可能性は出てくる。

決勝は怪我をした状態となりベストとは言えない状態で試合をしないといけない。

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なぜ、RIZINは、1日に2試合になるようにしたのだろうか?

こんな試合を組むRIZIN主催者からは最高の試合を見せたいという気持ちが感じられない。

選手に対する配慮も感じられない。

RIZINの闇

今回の八百長試合でRIZINの闇が感じられる。

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文春砲が炸裂するだけの闇が隠れているような気がしているが、表沙汰にすると大きな問題になるような内容なのかもしれない。

個人的には、八百長を行った二人よりも、今後のRIZIN運営会社とフジテレビの対応の方が気になる。