モスバーガーの「黒毛和牛バーガー」
モスバーガーから、【数量限定】一頭買い 「黒毛和牛バーガー」~特製テリヤキソース~が発売された。※2022年12月28日~100万食限定なくなり次第終了
なんと「和牛」を使ったパティのハンバーガーが690円だと言う。
国産黒毛和牛を丸々一頭購入し、美味しさが伝わるようシンプルな配合にした和牛パティに、和牛のうまみをいっそう引き立てる専用の特製テリヤキソースを合わせました。和牛の柔らかな肉質や脂の甘みを味わっていただける自信作です。
【出典】モスバーガー公式サイト
国産黒毛和牛の高級部位を使っているという。
そんなことをされて、食べないわけにはいかない。
ということでモスバーガーに足を運んでみた。
黒毛和牛バーガーだけは決まっていたが、他が決まってない。
はじめてのモスバーガーの「モスバーガー」
メニューを見ていると「モスバーガー」という文字が目に入ってきた。
考えてみたら、これまで何度となくモスバーガーを利用してきたが、モスバーガーは食べたことがないことに気がついた。
これまで、モスバーガーで注文するものは、テリヤキバーガー、テリヤキチキンバーガー、ロースカツバーガー、チリドッグのどれかだった。
これに、ポテトをつけるというのが自分にとっての定番。
ということで、2品目はモスバーガーで決定。
そして、最後は定番のポテトでサイズは控えめにしてSにした。
あたたかい間に和牛バーガーの方を食べてしまおうと思って先に食べると、一瞬、ステーキを食べたかのような錯覚を感じた。
一瞬ではあったが、口の中にステーキの味が拡がっていた。
勿論、ハンバーガーであってステーキではないので、食感は違うものの、味に関してはは一瞬だったがステーキを食べた時を感じさせてくれた。
上手く、作ったものだと驚いた。
しかも、690円という価格設定。
しっかり味わって食べたが直ぐに食べ終わった。
量的にちょっと物足りない気がしたが、価格を考えると仕方ない。
食べるのが難しすぎる「モスバーガー」
さて、次は初めてのモスバーガー。
紙袋を開けると赤いトマトとパティが見えた。
口に入れやすいように、バンズを上下から強めに押し込み一口食べた。
口の中にトマトとパティ、そしてミートソースが一緒に入ってきた。
同時に何かがはみ出てきた。
なんだ?これは?
慌てて、紙袋の口を広げて確認した。
オニオンだ!
ミートソースと共に大量のオニオンが一口食べる都度、はみ出て紙袋の底に貯まっていく・・・
これは、もうオニオン・ミートソースと言っていいだろう。
紙袋の底に落ちた、オニオン・ミートソースがフニャフニャして心地悪い。
食べ終わったときには、かなりの量のオニオンが底に貯まっていた。
完全に油断していた。
こんな無様な食べ方をしてしまった自分が悔しかった。
そして、次の雪辱を誓った。
ます、モスバーガーのホームページで「モスバーガー」の作りを確認してみた。
モスバーガーの構成
モスバーガーの構成は以下のようになっている。
【出典】モスバーガー公式サイト
分解図では、ミートソースとオニオンが分離されているように書かれているが、写真を見るとどうみても、一体化している。
しかも、写真の通りの量が盛られていれば、これを、はみ出さずに食べるのは至難の業。
これを、どうやって食べればいいのだろうか?
ホームページを見ていくと驚くべき内容が掲載されていた。
2度おいしいミートソース!
ミートソースが残ってしまった……そんな時はこれ!
フレンチフライポテトとミートソースの相性は抜群!モスバーガーを食べた人だけの時別なひととき、
ぜひ体験してみてください!【出典】モスバーガー公式サイト
わざわざ、ホームページに記載しているということは、ミートソースは残るように多めに盛っているのだろう。
しかも、フライドポテトにも合うようなソースに仕上げているのだから意図的なものだろう。
考えてみれば、自分がモスバーガーのポテトを買っていたのは、ポテトの味付けが、よく言えば、あっさりしていたからだった。
このため、ポテトだけでは食べられない味付けはなぜだろう?とは思っていた。
自分は、味の濃いハンバーガーを食べたあとで、口の中に残った濃い味を打ち消すためにポテトを食べていたので、それ以上は考えたことがなかった。
もう一つ、モスバーガーのポテトは1本が太く作られているので、なぜだろう?とも思っていた。
しかし、これらは、全て残ったソースとポテトを一緒に食べるためだったということが理解できた。
モスバーガーとポテトは一緒に買わないといけないようにする見事な戦略だ。
ここまでで、底に貯まるミートソースはポテトを食べるためなので、気にしないで良いのか?と一瞬考えたが、じゃあオニオンはどうするのだろうか?
ポテトにソースは絡んでも細かく刻まれたオニオンは無理だろう。
「ミートソースが残ってしまった」と書かれているということは残さずに食べることもできるはず。
次に、「よくある質問」を確認してみた。
すると、「モスバーガーを上手に食べる方法は。」というタイトルを見つけた。
まず、袋から出さないことをおすすめします。
ハンバーガーをうまく回して、袋の底にこぼれたソースをたっぷり付ける。
また、ソースをスプーンですくったり(スプーンは店員にお申し付けください)、フレンチフライポテトに付けて食べたり。
何回も食べて、モスバーガーの食べ方を極めてください。
以下は、上記の内容を図解したもの
【出典】メニューについて | 商品・品質に関するご質問 | モスバーガー公式サイト
【出典】https://www.facebook.com/mosburger/posts/2252371254810971/
なるほど、一口食べて回転させていくのか。
これなら手を汚すことなく底に残ったソースをつけられる。
まぁ、それでも、どうしてもソースは残るはずだし、オニオンはほぼ残るはず。
そのために、スプーンまで用意しているのか・・・
モスバーガーからの挑戦状
次からはスプーンを頼めば良いか?と一瞬考えたが、最後に書かれていた文を読んで気持ちが変わった。
「モスバーガーの食べ方を極めてください。」
これは、モスバーガーからの挑戦状だ。
ここまで、言われてスプーンを頼めるか?
これまた、スプーンを頼ませないための見事な戦略だと思った。
次回に続く。