seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

トカイナカ暮らし

田舎暮らし

愛媛県今治市が2023年住みたい田舎ベストランキングの4部門全てで1位に選ばれたとか。

月刊誌「田舎暮らしの本 2月号」(宝島社、4日発売)による「2023年版住みたい田舎ベストランキング」で、愛媛県今治市が「人口10万人以上20万人未満のまち」のカテゴリーで「総合」「若者世代・単身者」「子育て世代」「シニア世代」の4部門全てで1位に選ばれた。

【出典】今治が住みたい田舎1位 「人口10~20万人のまち」全4部門|愛媛新聞ONLINE

同じく、4部門全てで2位だったのも愛媛県西条市だということ。

西条市は2023年は2位だったが、2022年までは3年連続で1位だったそうなので、その西条市今治市が超えたことになる。

今は、テレワークで仕事ができるようになったということで田舎に住んでいても通勤の心配が軽減されている。

コロナ禍で人との接触を避ける生活が続いたため、キャンプが人気になり、自然の良さを改めて感じた人達が田舎への移住を考えるようになったということなのだろうか?

しかし、移住となれば、仕事だけではなく、家族のことも考えないといけない。

日々の生活が不便だと長くは続かない。

また、若い時は良くても、歳を取った時のことも考えておく必要がある。

生活の三大要素として、衣・食・住という言葉があるが、今は、時代が変わってきたので衣料については、通販で購入することもできるので、衣料に変わり、通販ではどうにもならない医療ではないかと思う。

このため、今の生活三要素は、医・食・住と言えるのではないだろうか?

これに、交通・教育が加わり、田舎への移住の際には、医・食・住・交・教について考える必要があると思う。

あと、田舎だと「生活ごみ」のことも考えないといけない。

人口の多い場所とは異なり、ゴミの収集なども家の近くまで来てくれるとは限らないので、生活ごみが発生しないような生活をしないといけないと思う。

そう考えると、都会は人が多すぎるし、田舎だと生活が不便。

都会暮らし

東京に行くと鉄道が整備されていて、どこに行くにも便利だ。

病院は日曜日でも診療を行っているところもあるし、娯楽も豊富、美味しい飲食店もある。

学ぶ場所も沢山ある。住む場所を探すのにも困ることはない。

医・食・住・交・教が全て揃った素晴らしい場所だと思う。

しかし、生活に必要な要素が全て揃っているから住みたい場所か?というと住むのは嫌だ(笑)

医療の場所は沢山あるが、人が多いのでなかなか見てもらえない。

救急車を呼んでもなかなか来ない。

ランチを食べに行くと美味しくて安い店は行列を避けられない。

住む場所は沢山あるが地方に住んでるものからすると異常に高く感じる。

電車は整備されているが通勤・通学の時間帯は満員で電車内は生き地獄のような光景になっている。

教育に関しては待機児童問題が関係なくなれば、習い事の場も豊富で、地方からすると羨ましいと思う。

しかし、教育以外については、実際に生活するとなれば避けたいので都会はやはり暮らす場所ではないような気がする。

トカイナカ

田舎もダメ、都会もダメなら、結局、今、住んでいる場所が一番ということになる。

では、今、住んでいる場所、つまり都会と田舎の中間のことは何と言うのだろうか?

調べてみると、「都会+田舎」→「トカイ+イナカ」→「トカ+イ+ナカ」で「トカイナカ」と呼ぶらしい。

誰が考えたのかは知らないが、よく考えたと思う。

トカイナカの基準は?

色々と調べてみたが、それらしいものは見つからなかった。

しかし、「老後免許返納しても住みやすい街の選び方」のポイントということで以下のようなことが書かれていた。

1つの基準が、人口30万人以上の都市です。
政令市(政令指定都市)は夜間人口が50万人以上ですが、それより少ない20万人以上の都市を中核市といいます。政令市まではいきませんが、中核市の中で規模が大きい街を「トカイナカ」のイメージとしてもらえるとわかりやすいと思います。

【出典】老後のための移住を考える 〜免許返納しても住みやすい街選びのポイント〜|tayorini by LIFULL介護

つまり、上記によると、政令市はトカイナカではないが、20万人~50万人未満の中核市はトカイナカということになる。

これを石川県に当てはめてみると、20万人以上の市町村は金沢市だけ。

街の住みここちランキング〈石川県版〉を見ると、以下のような結果だった。

1位:野々市(人口約5.5万人)

2位:白山市(人口約11万人)

3位:金沢市(人口約46万人)

【出典】街の住みここち 自治体ランキング<石川県版>|街の住みここち&住みたい街ランキング 2022|いい部屋ネット

20万人以上でないにも関わらず、野々市白山市金沢市より住み心地が良いと評価されている。

しかし、野々市と同じような人口の七尾市はベスト10に入っていない。

それどころか、七尾市よりも人口が少ない、かほく市(人口:約3.4万人)が4位になっている。

トカイナカの基準は人口ではない

石川県を例に考えると、トカイナカかどうかは、人口ではないことがわかった。

何より、暮らしやすいかどうか?は人によって異なる。

ずっと、田舎に住んでいて不自由なことが多いと感じる人は、都会に住んでみたいと思うだろうし、通勤ラッシュのストレスが嫌になった人だと田舎に住んでみたいと思うかもしれない。

トカイナカの中でも、人口が多くて都会に近い都市もあれば、田舎に近い都市もあるだろう。

基準を作って、キッチリ線引きしようということに無理がありそうだ。