コンセント直差しヒーター
最近、Webの広告を見ていると、小さなセラミックヒーターをコンセントに直接接続して使用するタイプが頻繁に現れるようになってきた。
エアコンの設置率が90%を超えてきたといっても、元々、風呂場の脱衣所、トイレにはエアコンが設置するという風習がなかったので、設置されていない場合が少なくないはず。
そんなことから、冬に向けて、脱衣所、トイレに手軽に暖房を設置できるものということで、コンセントに直接接続するタイプのものが考え出されたのだろう。
Amazonでも販売されている?
Amazonでも販売されているか?というのは個人的に重視している。
Amazonは販売すると問題がありそうなものは販売しないからだ。
通常の売価よりも異常に高値になっているものや、品質上問題があるものは販売していない。
更に「Amazon おすすめ」マークがついているものであれば安心できる。
そんなことから、Amazonでも販売されているのだろうか?と確認してみると、いくつか販売されていた。
ワット数は400W、500W、800Wと様々。
価格も2000円弱〜6000円強といった感じ。
まだ、「Amazon おすすめ」マークがついたものが見当たらないので、評価途中ということなのだろうか?
レビューもまだ1件もないので、様子を見ている人が多いのかもしれない。
不安要因
1番の心配は火災事故の可能性。
コンセント直挿しで、重量が500g程度なので、コンセントに隙間ができそうな気がする。
そうすると、500Wといった高電流が流れるものだと、埃が溜まった時のトラッキング現象による発火が気になる。
500Wの電子レンジをコンセントに直挿ししているようなものなのだ。
更に小型化されていることから連続稼働させた場合の耐熱性にも不安がある。
高熱になったことを検知するセンサーなどが設置され安全対策が施されていると説明があるが、モノが小さいだけに瞬時に熱が伝わりセンサーが機能する前に発火してしまうのではないか?と考えてしまう。
トイレや脱衣所は水で濡れる可能性もあるので、防水性能も欲しいが防水対応になっているのだろうか?
考えれば考えるほど、不安要因しか出てこない。
そして、不安要因を解消してくれるだけの情報が掲載されていない。
このため、大丈夫だとも問題ありとも言えるような状態ではない。
ということで、気にはなったが、現段階では不安要因の方が強いため、これ以上の確認は行わず終了とした。
結論
現段階では情報が少なくて、良いとも悪いとも言えるレベルには到達していない。
このため、コンセント直差しヒーターについては保留としたい。
このため、Amazonへの商品リンクも設置しない。
だったら、ブログを公開する必要がないのでは?と思われるかもしれないが、自分と同じように気になっている人で、安いモノだからと購入して万が一事故が起きてしまうといけないので不安要因の紹介として公開されてもらった。
まだ、安全面に関しては情報が不足している点が多いので、購入される際には十分に確認した上で、行うべきだと思う。