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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

ビジネス書は終わった?

ビジネス書を買うことが無くなった

なぜか?

読みたいと思える内容の本がないだけだ。

以下は、八重洲ブックセンターのビジネス書ランキング(2022年4月10日~16日)になるが、読みたいと思える本はあるだろうか?

  1. 論語と経営 SBI北尾吉孝 上 激闘篇 下 立志篇(エムディエヌコーポレーション大下英治
  2. 最新 パワハラ防止法対策がよ~くわかる本(秀和システム、池辺健太)
  3. ビジネスライフで幸運をつかむ7つの心得(大空出版、小山哲郎)
  4. 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた(アスコム中野信子
  5. 数値化の鬼(ダイヤモンド社、安藤広大)
  6. 世界2.0 メタバースの歩き方と創り方(幻冬舎、佐藤航陽)
  7. 伝説の「論理思考」講座(東洋経済新報社、東大ケーススタディ研究会編)
  8. 佐久間宣行のずるい仕事術(ダイヤモンド社、佐久間宣行)
  9. ’22 会社四季報 業界地図(東洋経済新報社
  10. 1日1話、読めば心が熱くなる 365人の生き方の教科書(致知出版社、藤尾秀昭 監修)

【出典】ビジネス書ランキング(八重洲ブックセンター本店、2022年4月10日~4月16日)|好書好日

以下は、Amazonのビジネス・経済書のランキングになる(2022年4月20日)

  1. 起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法
    平尾 丈
  2. 数値化の鬼 ーー 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
    安藤広大
  3. anan(アンアン)2022/4/27号 No.2296[「お金」の教科書2022/神宮寺勇太]
  4. さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
    トム・ラス
  5. 本当の自由を手に入れる お金の大学 両@リベ大学長
  6. インフレ不可避の世界 澤上 篤人
  7. 佐久間宣行のずるい仕事術 佐久間 宣行
  8. だから僕たちは、組織を変えていける ーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた 斉藤 徹
  9. メタバースとWeb3 國光 宏尚
  10. 仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた 北野唯我

2つのランキングで共通するのは、「数値化の鬼」と「佐久間宣行のずるい仕事術」の2冊だけ・・・

共通する本が少ないということは、売上は「どんぐりの背比べ」で、どれも似たような数しか売れていないということになる。

つまり、ベストセラーになるほどの本が存在しないと考えられる。

本の総合ランキングを見ると、以下のようになっている。

  1. 論語と経営 SBI北尾吉孝 上 激闘篇 下 立志篇(エムディエヌコーポレーション大下英治
  2. 「バイオエネルギー理論」で人生を変える 山下国和 
  3. 最新 パワハラ防止法対策がよ~くわかる本 池辺健太 
  4. ビジネスライフで幸運をつかむ7つの心得 小山哲郎 
  5. 弊社は買収されました! 額賀澪 
  6. 同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬
  7. 物語ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 黒川祐次
  8. 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた 中野信子
  9. 数値化の鬼 安藤広大 
  10. 赤と青とエスキース 青山美智子

【出典】ベストセラー | 八重洲ブックセンター

  1. 目から鱗の秘密のレシピ しおり`sキッチン しおり
  2. 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集 (講談社文庫)
  3. 80歳の壁 (幻冬舎新書) 和田 秀樹
  4. Amazon.co.jp 限定】ザテレビジョンgenic. Vol.6
  5. spoon.2Di vol.85
  6. 瀬戸内国際芸術祭2022公式ガイドブック 北川フラム
  7. 新・日本列島から日本人が消える日(最終巻) ミナミAアシュタール
  8. ステージスクエア vol.56 [Snow Man滝沢歌舞伎ZERO 2022』] 
  9. 新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 エスター・ヒックス
  10. フィギュアスケートLife Vol.27 

【出典】Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: 本 の中で最も人気のある商品です

積読する人が増えている?

八重洲ブックセンターは流石オフィス街にある書店なので、総合ランキングでも、ビジネス書がいくつかあるが、Amazonでは、ビジネス書が1冊もない。

これは、ベストセラーとなるような著作が書けない方にも問題はあると思うが、もう一つ、本を読む人が減っているのではないだろうか?

本は買ってはいるが、読まない。

いわゆる、積読(つんどく)をする人が増えている。

本は買っても読まないので、口コミで拡散される機会が減っている。

今は、そういう時代ではないだろうか?

なぜ、積読をする人が増えているのか?

スマホによる誘惑が多いからだと思う。

本を読んでいると、ふと気になることが出てくる。

そうすると、本を読むのを止めて、気になることを調べてしまう。

調べる行為から、あとは、次々と別のことへと発展していく。

これは、わからないことや、気になることがあると、直ぐにGoogleで検索してしまう傾向の強い人に当てはまると思う。

こうして、本は読まれず、積まれていくことになる。

もう一つ、Youtubeなどで、ベストセラーになっているようなビジネス書の概要を説明してくれる動画が目立つようになってきた。

動画だと10分から15分で1冊の本を紹介してくれる。

動画を見れば、概要がわかるので、読んだ気になってしまう。

そうすると、余程、読みたいと思う本でない限りは、本を読もうとしない。

このようなこともあって、ビジネス書のベストセラーが出にくくなっているのではないだろうか?

新しい読み方

今回、ビジネス書のベストセラーを確認している時に、面白そうな本を1冊見つけた。

著者の、佐々木 俊尚さんは、1000本程度の記事の見出しに目を通して、チェックした上で、「玉の記事」を見つけて、毎朝8時に、ツイッターフェイスブックで10本くらいにまとめて紹介している凄い人だ。

その方が、インターネット・スマホ時代に合った、「新しい読み方」を1冊の本にしたものになる。

最近、本を読んでも集中力がなくて続かないという人が増えているように思う。

これは、まさにスマホの誘惑に勝てなかった人のことだと思う。

しかし、この本の著者はスマホの誘惑に勝てないことがいけないのではなく、「集中力は続かない」ことを前提に読み方を変えないといけないという。

本を積み重ねるのではなく、「5分の短い集中」を積み重ねることで本だって記事だって読めるようになる。

スマホを手放すことなんて、できるはずがない。

これを逆に活用すれば良いというのが著者の考え方になる。