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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

あなたの・・・で大切なことはすべて・・・で学んだことは?

仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ

「・・・で大切なことはすべて・・・で学んだ」というタイトルの本を多く見かけるようになってきた。

その中の一つに、出版取次会社の新入社員が小林さんとの交流で成長する姿を描いた小説で「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」(ポプラ社)がある。

目標がなく、なんとなく社会人になった、出版取次「大販」の新人社員・大森理香が、ある小さな「町の書店」の女店主と出逢うことで、「仕事とは何か」を学び、人生の目標を見つけ出していく――。尼崎に実在するまちの書店をモデルにした、ベストセラー『物を売るバカ』『キャッチコピー力の基本』の著者・川上徹也が書く感動のフィクション。読むだけで仕事への熱意とやる気があふれてくる一冊です。

その小説に登場する小林さんのモデルとなった方と著者が広島県の中学・高校を訪れて好きな本や執筆のエピソードを話し合ったという記事を見つけた。

著者川上徹也さんと、同書に登場する兵庫県尼崎市の「小林書店」店主小林由美子さん(73)が広島県福山市千田町の盈進中・高を訪れた。同校読書部の生徒が小林さんに手紙を送り、交流が実現。本が生んだつながりを喜び合った。

【出典】小説「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」店主と著者が来校 盈進中・高、手紙で縁【動画】 | 中国新聞デジタル

メンター探しの旅

この小説に登場してくる小林さんのような人、つまり「メンター」に出会えないと、小説は始まらない。

そして、どんなに凄いメンターに出会って学ぶことができたとしても、それを活かすことができなければ意味がない。

そのためには、最低限、教えられたことを、やり抜く意思を持っている必要があると思う。

とはいっても、誰と出会うか?というのは書店で本を探すようなレベルではないと思う。

いや、書店で自分の人生を変えるような本を探すことでさえ、相当難しい話だと思う。

闇雲に頑張って出会えたとしても、それは、偶然の産物であり宝くじに当たったようなものだと思う。

宝くじに当たるような確率に期待するよりも、どうすれば出会えるのか?を考える方がずっと確率は上がるはず。

では、どうすれば出会えるのだろうか?

六次の隔たり

六次の隔たり」という仮説がある。

全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達まで介することで世界中の人々と間接的な知り合いになることができるというもの。

例えば、岸田首相に会いたいと考えた時に、自分の知人44人に対して岸田首相を知っている人がいないかを確認する。

いなければ、44人の知人全てに対して、再度、重複しない知人44人に対して岸田首相を知っている人がいないかを確認する。

これを最大6回繰り返すことで世界の人口70億人を超えるので理論上は必ず知っている人に到達するというもの。

テレビ番組の「探偵!ナイトスクープ」で「与那国島の日本最西端の地で最初に出会った人に友人を紹介してもらって、何人目で明石家さんまに辿り着くか」という企画が行われ、その時は7人目で到達している。

【出典】六次の隔たり - Wikipedia

最初に、本を探すより難しいと書いたが、一生を変えるような本を探すよりメンターを探す方が簡単かもしれない。

とはいっても、44人の重複しない知人を探すというのは至難の業だと思う。

しかし、44人が重複しなくても、繰り返していけば、それが仮に100ステップになったとしても現実的なことではないだろうか?

いやいや、現実的ではない。

そもそも、メンターを探すのと、明石家さんまを知っている人を探すのでは全く違う。

明石家さんまを知っているかどうかだけ確認するだけなら、離れていても何らかの形で確認ができると思うが、メンターとなると、自分自身で確認しないといけない。

仮に6ステップ目で見つかったとしてもそれまでに何十億人という人と会ってメンターとなる人なのかどうかを判断しないといけない。

とても現実的な話だと思えない。

つまり、自分の知人を通じてメンターを探すというのは現実的ではないので、まずはメンターを「明石家さんま」のように具現化する必要がある。

具現化する場合だと、著名人になると思う。

そうすると、著書を読んだり、講演会に参加して見極めることになる。

今は、YoutubeSNSでも本人が情報を発信してくれる時代なので、ネットを活用する方法もあると思う。

著名人以外となると、普段の生活で色んな人に出会えるように工夫することになる。

例えば、積極的に色んな人と話したり、飲んだり、食べたりする場に参加することは避けられないと思う。

どちらも地道な作業になるが、他にも方法は、色々とあるので、色々と考えて自分に合った方法を試してみることも大切だと思う。

そして、学んだことは次の人にバトンを渡さないといけない。