【公募ガイド】を知ってますか?
きっと、この記事を読んで頂けた方は、公募ガイドを知ってる方だと思うので説明は不要だと思いますが、念のために説明します。
一言でいうと「公募」専門の雑誌です。
そして「公募」というのは一般から募集をすることです。
インターネットがない時代には、世の中で、どんな公募があるのか?を調べようと思うと大変でした。
しかし、公募ガイドを見ると、実に色々な公募を知ることができます。
公募ガイドのホームページを2021年7月18日、見に行くと、以下のような公募があることを知りました。
- 金沢港クルーズターミナルの愛称募集
- 仮装して楽しもう、やなせたかしソング演奏自慢コンテスト出場者募集
- 西武信用金庫 あなたの作品がカレンダーの挿絵にカレンダーアワード2021公募
- おかねの作文コンクール
- WFPチャリティーエッセイコンテスト2021「こころのワクチン、私のごはん」
~あなたのエッセイが途上国の給食に~
どれも、見ているとワクワクしてくるようなタイトルです。
毎月9日に発売。
公募ガイドの創刊は1985年。その時の名前は、「全国作品コンテスト公募ガイド」でB5版でした。1986年に月刊誌化されて名前が「公募ガイド」に変わりA5版に変更されました。
以下は、公募ガイドの「あるべき姿」についてです。
すぐに役立つことはすぐに役立たなくなる
公募ガイドの根本には、「創作する力」は永久不変だという考えがあります。
現代社会はあらゆるものが複雑化・大規模化し、過去のパターンやデータによって導かれた解決方法は一瞬にして時代遅れになる可能性があります。
先端技術は、いずれ陳腐化しすぐに役立つことは、すぐに役立たなくなるのです。
根源的に求められる資質は「創造する力」だということからです。
「最良の解」にたどり着くには、「良い問い」が必要
最初はすべての解がわからなくても、良い問いを立て、検証することで最終的には最良の解にたどり着くことができると考えます。
まずは答えのわからない曖昧な状況を受け入れ、良い問いをたてることで解決策が生まれるはずです。
そして公募は「良い問いが最良の解を生み出し、同時に創作する力を鍛える道具」です。公募のガイドにより、人に創りたいと思わせる動機を提供したり、生みの苦しみを伴う創作のハードルを下げたり、 これからの社会にちょっと違った切り口でインパクトを与えられる、そんな存在になりたいと考えています。
実に深い考えが公募ガイドにはあるんです。
「人生は、なんにでも、たとえられる」
公募ガイドのホームページを見ていると、「人生はなんにでも例えられる」というお題で、モノを無理やりたとえて、うまいことを言ってください。とありました。
応募するとかしないということではなくて、まずは考えてみることが大切だと思います。ということで、僕もいくつか考えてみました。
まず、答えのわからない曖昧な状況を受け入れる。
そして、良いかどうかはわかりませんが、色々と問いを立てます。
すると、以下の3つが直ぐに出てきました。
- 人生は夢のようなもの?
- 人生は迷路に似ている?
- 人生は映画製作のようなもの?
問いに対する答えは?
- 人生は夢を見なければ、つまらない。
- 人生は目の前だけを見て歩き回っているようなもの
- 人生は自分が監督として制作している映画
最近、自分で考えるということが少なく、わからないことがあれば、すぐにGoogle先生に聞く癖がついてます。
このため、創造力を使うことに慣れていないので、使おうとすると凄く疲れます。
「プロフェッショナル」
もう一つ、お題がありました。
- プロフェッショナルを何かにたとえて、「プロフェッショナルは○○だ。○○○○○だ。」のように言ってください。
まず、問いを立てる。
- プロフェッショナルとアマチュアの違いは?
- プロフェッショナルと言えるのは誰?
- プロフェッショナルの条件は?
では、その答えです。
- プロは報酬が得られるが、アマは得られない。
- 人の命を預かる医師
- 自身の言動に責任が生じる
僕が公募ガイドを読んでいた時って小説家になりたい人の助けになる雑誌、懸賞に応募して何かをゲットするといった感じでしか見ていませんでした。
でも、しっかりした信念を持って制作していることがわかりました。
どこかの国の愚かな総理大臣とは比べ物になりません。
今の日本は、「悪い問い」しか投げかけられていないので、「最良の解」どころか、「最悪の解」で国が動かされているのかもしれません。
「今の総理で日本はよくなりますか?」この問いの答えがまず今の日本には必要なのではないでしょうか?