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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

政府は新型コロナを特定感染症から外すことを検討するべき

GoToイーツの実施で、全国的に感染者が拡大し、GoToトラベルは一時停止となりました。

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しかし、全国の感染者の数は減少するどころか拡大の一途です。

このため、2021年1月2日の午後に緊急事態宣言を政府に要請するという報道がありました。

  • 東京都の小池百合子知事が新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、政府に緊急事態宣言の発令を求めることが2日、分かった。同日午後、西村康稔経済再生担当相と面会して要請する。
  • 会談には、埼玉県の大野元裕知事も同席する予定。都は飲食店の営業時間短縮や外出自粛の要請などを行ってきたが、都内の新規感染者は昨年12月31日に過去最多の1337人を記録した。医療提供体制も逼迫(ひっぱく)しており、都は新型コロナの特別措置法に基づき、休業要請などさらに強い対策を行える緊急事態宣言について政府に要請する検討を進めていた。

【出典】都知事、緊急事態宣言要請へ コロナ感染拡大で医療逼迫、西村担当相と面会:時事ドットコム

命も経済も大切だという政府の意見は周知しているつもりです。

だから、GoToイーツもGoToトラベルも行うこと自体は良いことだと思っています。

でも、実施方法に問題があるんです。

このため、GoTo infection(感染)になってしまったのです。

症状が出ている人は、こんな時期なので出かけるようなことはしません。

少しはいるでしょうが、少ないはずです。

問題なのは無症状の感染者です。

この方は、症状がないので、自分は大丈夫だとGoToを利用してしまいます。

日本では、病院でのPCR検査の受診が医療従事者の方への負担が増えるということで気軽にできる状態ではありません。

このため、現在も感染者がどれくらいいるのか、把握できていません。

感染しても決定的な治療薬もありませんし、感染しないようにするワクチンもありません。

こんな状態で、GoToイーツのように大勢の人々が動くようなことを推進すれば無症状感染者と接触は避けられません。

そのような環境で飲食を行えば、飛沫感染も避けられません。

今の結果になるのは、誰の目にも明らかだったはずです。

今は、医療業務も圧迫し、命の安全が確保できなくなっています。

結局、GoToイーツにより、落ち着き始めた感染者を増やして、緊急事態宣言を行った2カ月足らずの国民の努力は水の泡にしてしまいました。

総理大臣は支持率が低下したことで、GoToトラベルの一時停止を発表しました。

そして、その日の夜に控えるように言っていた忘年会を5人以上で行っています。

こんなことをしてしまえば、国民は、総理大臣が行っているんだから大丈夫なんだ?と考えてしまいます。

アビガンの承認審査についても審査機関の怠慢で未だに承認されていません。

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審査機関の怠慢については以下の記事で書きました。

seege.hatenablog.com

日本は、政府に国民が振り回されている状況と言えます。

日本には「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺がありますが、まさに諺の通りになったと言えます。

これまで、政府に対して協力的な内容で書いてきましたが、今の状況を考えると政府の行ってきたことに計画性がなかったことは明白です。

このため、政府の言ってることには、もう耳を傾ける必要はないと感じているので、これからは、僕の私的見解を述べていきたいと思います。

改善する方法は2つしかないと思います。

  1. 検査・予防・治療ができるようにする
  2. 新型コロナはインフルエンザと同じだと認識する

1つ目については、当然のことなので改めて説明の必要はないかと思います。

2つ目については、新型コロナは治療薬もワクチンもないのに、そんなことできるはずがないだろ?と言われそうですが、しかし、これは公言していないだけで、現在、米国政府、日本政府が行っていることで、政府の行動を見ていればわかるはずです。

しかし、新型コロナを特定感染症としたままなので、医療機関はインフルエンザのように扱うことができません。

日本政府は、インフルエンザだと認識しているのであれば、新型コロナウイルスを特定感染症から外すべきです。

政府はアクセルを踏んでいるのに、医療機関がブレーキを踏んでいるので、前に進めない状態です。

しかし、世界的に大騒ぎしていますが、本当に、大騒ぎするべきウイルスなのか?ということを検証する必要があると思っています。

僕はハッキリ申し上げて、インフルエンザと同じだという認識です。

WHOが本来、検証するべき内容だと思うのですが、WHOも今更、上げた拳は下せない状態なのでしょうか?

新型コロナとインフルエンザの違い

まず、新型コロナとインフルエンザと違いを簡単にまとめます。

  1. 治療方法が対処療法のみ
  2. 症状の持続期間が長い → 数週間
  3. 重症化の率が高く、致死利率も高い → 約3%

世界的にワクチンも治療薬がないために、とんでもないウイルスだと認識していますが、治療方法が対処療法だけというのは、新型コロナだけではなく、身近な病気だと風邪も同じです。

感染者数だけいうなら、インフルエンザは毎年1000万人が感染しています。

新型コロナは、現状、その約40分の1程度です。

インフルエンザの年間死亡者数は、約3300人で、新型コロナも、ほぼ同じです。

新型コロナを特定感染症から外す

以上から、現時点で日本政府が直ぐに行えることは、1つだけだと思います。

一刻も早く、新型コロナウイルスを特定感染症のままにするべきかどうかを判断することです。

インフルエンザの約40分の1である、新型コロナウイルスのために、他の症状の方の治療が遅れたりする方が問題です。

その結果、インフルエンザと同じという判断できれば、新型コロナウイルスをインフルエンザ程度にしか考えていないということを公式発表した上で、新型コロナウイルスを特定感染症から外してあげることです。

そうすれば、医療機関もインフルエンザと同じ扱いで対処できます。

GoTo事業も再開できます。

このままでは、経済だけではなく、医療も崩壊します。

世界的に、そろそろ新型コロナに対する認識を変える時期に来ているのではないかと僕は思っています。

新型コロナが本当に、これだけ騒がないといけないウイルスなのかを真剣に検証するべきではないでしょうか?