今週のお題「下書き供養」
今週のお題を見て、「下書き放出!」と書かれていますが、???って感じで最初、何のことだろうと思ってしまいました。
内容を確認してみると、
ブログを書き続けていると、気がつくと下書きが溜まってしまっていた、なんてこと、ありませんか? そんな方に向けて今週はお題「下書き供養」についてのエントリー募集します。「勢いに任せて書いてしまった記事」や「書いてみたかったテーマだけどなんだか尻切れトンボ……な記事」、この機会に放出しちゃいましょう! ご応募をお待ちしております。
「なるほど!そういうことか!」と理解できたと同時に、僕と同じ人がたくさんいるんだ?ってことがわかりました(笑)
書いてみたかったテーマ、勢いに任せて、まさにそんな下書きがたくさんあります(笑)
以下は、その一部です。
どれも書きたい気持ちはあるのですが、スラスラと文章が出てきません。
いわゆる、神様が降りてこない状態です。
バンクシーなんて書いてみたい題材なんですが、何といっても謎が多い画家さんですから書くネタが少ないです。
このため、下書きにずっと、残っているんです。
2020年10月から残ったままです。
去年からバンクシ―展「天才か反逆者か」が開催されていますが、残念ながら行ってません。
「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、人の話を百回聞くより本物を1回見た方が伝わってくるものなんですよね。
特にバンクシーの絵ってテレビなどの映像からでも感じるものがありますので、実物を見たら、更に凄いことになるはずです。
バンクシーとは?
僕が知っていることは、わずかです。
イギリス出身の画家。そして神出鬼没で知らぬ間に壁に風刺画が描かれている。
これだけです。
違法行為をするアーティストということで、アートテロリストとも呼ばれたりもしているようです。
ピカソの絵というのは、わからない人には、全く何が凄いのかがわからないものが多いのですが、バンクシーの絵は誰が見ても伝えたいことが伝わってくる感じの絵です。
そんなバンクシーが日本にも来ていたのでは?という小池都知事のツイートが2019年1月17日にありました。
場所は港区日の出駅付近。
あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。
【出典】小池百合子 on Twitter: "あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。… "
普通は壁に落書きをしようものなら、処罰されるのに、バンクシーだと処罰されるどころか世界中で大騒ぎになります。
なぜ壁に書いても処罰されないのか?
許可なく壁に絵を描く行為は違法です。
真夜中にコソコソと絵を描いている姿がネズミと重なります。
バンクシーの絵でネズミが多く出てくるのは自分自身を表しているのかもしれません。
なぜ、バンクシーは特別なのかというと、バンクシーのマネージャーを務めたことがある、スティーブ・ラザリデス氏は次のように語っています。
- 「バンクシーは決して人を馬鹿にする作品を作らなかったからだよ」
あと、一人で描いていれば誰かに目撃されるはずです。
僕は工事中のような場所を作ってそこで、バンクシーが書いているのだと思います。
一人では、誰か来た時に見られてしまう可能性があるので見張り役が必ずいるのでしょうね。チームバンクシー(笑)
なぜ壁に書くのか?
そして、なぜ、バンクシーが路上で絵を描くのか?という問いに対しては以下のように答えているようです。
- 「ホームレスから金持ちまで、誰でも無料で作品が鑑賞できる。住民が気に入れば作品は残るし、ダメなら他のライターに上描きされるか、行政に清掃される。もっとも民主主義的なアートだよ。」
民主主義的なアート、まさにバンクシーの絵にピッタリの言葉だと思います。
2020年5月6日に、男の子がヒーローのようなマントをつけた看護師のおもちゃで遊ぶ様子を描いた絵を公開しています。
タイトルは、「ゲームチェンジャー」
今は、過去のヒーローではなく、病院でマスクをして働く看護師さんがヒーローだという風刺画です。
実に見事な発想の絵だと思います。
この絵は2020年秋まで英南部サウサンプトンにある病院の玄関に飾られ、その後、2021年3月23日に競売にかけられました。最高落札額は何と約25億円・・・これは病院の運営母体で、無料で医療を提供する国民保健サービスに寄付されました。
あなた方のご尽力に感謝します。
白黒ではありますが、
この作品で少しでも現場が
明るくなることを願っております。
バンクシーの感じたことを絵にする力というのは凄いと思います。
ゲームチェンジャーのように具体的なメッセージが込められているものもありますが、ネズミだけ、少女と風船のような見るものによって変わるような絵もあります。
バンクシーの絵を見ていると、その時の自分の感情や、体調で感じ方が変わってくるから不思議です。
バンクシーの正体
バンクシーは誰か?というのも魅力の一つだと思いますので、あえて誰か?というのは考えない方が良いと思いますが、公開されているのは「イギリス出身の男性」ということだけです。
イギリスのブリストル出身という説が強いそうです。
ブリストルはイギリス南部の港町です。
ブリストルの人口は46万人で金沢市とほぼ同じなので、何となく親近感を感じます。
ブリストルはロンドンから電車で1時間45分、金沢は東京から新幹線で2時間30分、ブリストルは「ブリストル気球フェスティバル」が4日間かけて開催され、金沢は、「世界の凧の祭典」が開催されます。
「Girl With Balloon」2002年
ロンドン テムズ川沿いのサウスバンク ウォータールー橋の階段に書かれましたが、市議会により削除されました。
「FlowerBomber」2003年
「Laugh now, but one day we’ll be in charge」2002年
場所はわかりませんでした。
絵に描かれている、「Laugh now, but one day we’ll be in charge」っていう、バンクシーの言葉ですが、僕は「今は笑え。いつか俺たちの時代が来るさ」って感じで受け取りました。
今回、無理やり下書きから引き出してきて書いてみましたが、今はやはり、ここが限界のようです。
【出典】Banksy