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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

全録、REGZA D-M210を買ってしまいました。

買ってよかった2020ということで昨年、以下の記事を書いたのですが、その中で、本当は、買ってよかったものが、もう1点ありますが、1か月も経過していないということで、別の記事にしますということを書きました。

seege.hatenablog.com

ということで、今回は、もう一つ、買ってよかったと思ったものがありましたので、紹介したいと思います。

テレビを見る機会が増えた 

昨年は、自宅で過ごす時間が増えました。

そのため、テレビを見る機会が増えました。

テレビって普段見なければ見ないで気にならないのですが一度、見てしまうと、つい色々と見てしまうんですよね。

そうなると、ネットの記事などもテレビに関する記事に目がいってしまい連鎖的にテレビ番組を見ていくことになります。

しかし、時間は限られているので、見たい番組があっても、外出していたりして見れないということもあります。

そんな時には、予約録画ができるBlu-rayレコーダーの出番です。

しかし、予約自体を忘れていたとか、そんな番組があったのか?ということは少なくありません。

一般的な、Blu-rayレコーダーは、自分で予約をしないと録画してくれないのですが、何年か前から「全録」という便利なものが販売されるようになりました。

「全録」は、ずっと気になる存在ではあったのですが、最近はテレビをあまり見ていないので買っても、見ないかな?と思ったりして、なかなか買うまでには至りませんでした。

全録とは?

「全録」を知らない方もいるかもしれないので、念のため説明しておきます。

全録機器には、テレビチューナーが6以上搭載されています。

テレビチューナーの数で、同時に録画できるチャンネル数が決まってきます。

つまり、日テレ、テレ朝、フジテレビ、TBS、テレビ東京の番組を全て録画したいのであれば、テレビチューナーが最低、5つ搭載されている必要があります。

テレビチューナーが複数あるので、予約録画をしなくても、全チャンネル・全番組を自動で録画してくれるのです。

そして、ハードディスクに録画した容量が一杯になると古いものから順番に消して新たに追加していってくれます。

保存できる期間は、ハードディスクの容量と画質設定で決まりますが、DRモードで、数日~2週間は残せるものが多いようです。

※DRモード=放送を受信したままの状態で録画

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金沢の場合、地上波放送だけで6チャンネルありますが、これが2TB程度の容量だと、約5日間分の全番組が残せます。(※放送時間等により変動します)

これなら、予約録画のために番組をチェックする必要がなくなります。

全録と言えば、今はPanasonic

全録といえば、昔はガラポンTVでしたが、これは残念ながらワンセグ放送の録画です。

フルセグ対応となれば、今は、Panasonicの「全自動ディーガ」になります。

テレビチューナーを最大11搭載している機器もあります。

地デジ放送だけではなく、衛星放送も全録にしたいというのであれば、11でも足りないくらいです。

しかし、他メーカーで、11搭載しているものはありません。

2番手の東芝のものでも最大7搭載です。

このため、全録と言えば、Panasonicと言えます。

このため、全録を購入する場合、まず、Panasonicを検討しないということは、あり得ません。

しかし、メニュー操作が、わかりにくいのと、テレビチューナー数が多くてハードディスクの容量の大きいものは、どうしても高くなります。

最上位機種だと30万円を超えるものもあります。

そして、Panasonicのものは、Blu-rayドライブが搭載されています。

僕は録画したものを残しておきたい訳ではないのでBlu-rayは不要です。

このため1回見れば、あとは消えても問題はありません。

Blu-rayに保存するのって意外と時間がかかるので、面倒なので、僕は使わないと思います。

あと、Blu-rayが搭載されたものはどうしても横に長くなってしまいます。

Panasonicには、ブルーレイ搭載でも幅が21.5cmの、おうちクラウドディーガあるのですが、チューナが3つなので3番組までしか同時録画ができません、

つまり全録としては言えません。

 

東芝タイムシフトマシン D-M210

そんな僕のために登場したかのような全録が、東芝の タイムシフトシンハードディスク「D-M210」です。

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これ、Panaosincの全録と同じ機能を持っていますが、東芝ではタイムシフトと呼んでいます。

D-M210ですが、とにかく小さいです。

  • 幅:285×高:59×奥行:218mm

Blu-rayドライブがないので、外付けのハードディスク装置と間違えてしまうくらいに、コンパクトです。

そして、ハードディスクは2TBですが、テレビチューナーは6搭載です。

僕が購入した時には、これで価格が4.5万円t程度でした。

必要なテレビチューナー数を決める場合

金沢の地デジ放送は、NHK、民放局を含めて6局です。

このため、チューナー数は6つあれば十分だと思っていたのですが、実は違います。今はどのメーカーも録画したもの、現在、放送中の番組を家の外からでもスマホタブレット等で視聴できたり、予約録画できるのが一般的です。

この機能を使うと、テレビチューナーを1つ消費してしまうので、テレビチューナー数は同時録画したい放送局の数に、+1してあげる必要があります。

僕はジムで使用したり、移動時間中に利用したりしたいので、どうしても7つ必要になるんですよね。

僕は、仕方なくNHK Eテレの全録を諦めました。

外から視聴できない症状が・・・

家の外から全録に接続して録画した番組、放送中の番組を見る際には、「スマホdeレグザ」というアプリをインストールしないといけません。

ところが、このアプリ、不具合がとても多いです。

一番、困ったのが家の外から接続できなかったことです。

僕は、スマホでテレビや録画した番組を見たかったので、これができないというのは致命的でした。

スマホdeレグザの仕組みを調べてみました。

デフォルトでは、ホームページを閲覧する時に使用している80番ポートを使用してDiXiMリモートアクセスサービスに接続します。このサービスを経由して、プレイヤー機器とサーバー製品が接続されます。

サーバー製品とプレイヤー機器を接続する場合に、このサービスを経由しないとサーバー製品、プレイヤー機器にグローバルIPアドレスが割り当てられている必要があります。ファイヤーウォールを経由する場合だと、ポートを開けたりする必要も生じます。

しかし、DiXiMリモートアクセスサービスを経由すると、サーバー機器もプレイヤー機器もホームページを閲覧するような仕組みでサーバー製品とプレイヤー機器が接続できるようになります。

このため、ファイヤーウォールがあっても設定を変更する必要もありませんし、グローバルIPアドレスを持つ必要もありません。

このため、DiXiMリモートアクセスサービスというのは、インターネットに接続できる環境があれば、どこからでも接続できるという便利なサービスなんです。

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家の中では普通にスマホタブレットからでも視聴できるので、DiXiMリモートアクセスサービスに接続する際の不具合です。

勿論、D-M210は、DiXiMリモートアクセスサービスに対応している機器です。

こういう時のためにチェックするツールが提供されています。

  • 「DiXiM リモートアクセスサービス チェックツール」は、お客様のインターネット環境でDiXiM リモートアクセスサービスがご利用いただけるかを確認するためのツールです。
  • このチェックツールは、お客様のネットワーク環境からインターネットに接続する機器に搭載されている「NAT※1」と呼ばれる機能の種類を判別します。

【出典】リモートアクセスチェックツール|DiXiM.NET

外からと家の中からの両方で確認することになります。

結果は、どちらもDiXiM リモートアクセスサービス を利用できる環境でした。

どちらも、インターネットにアクセスできる環境なので当然の結果です。

おそらく、スマホdeレグザの不具合です。

問題解決!

実は、DiXiM から「DiXiM Play 」という有料のアプリが提供されています。

有料版ですが、ライセンスのご購入前に、インストールしてご利用機器との接続に問題ないことを確認できるように、購入前お試し視聴(1分間)に対応しています。

これをiPod touchにインストールしようとしたのですが、iOS 13.6以降でないとダメでした。僕が使用しているものは、第6世代のものなので、iOS 13には対応していません。

仕方なく、アンドロイドOSのタブレットにインストールしてサーバー機器にログイン、ペアリングを行い、動作させてみました。

当然、家の中なので、接続できます。

次に、スマホテザリング接続して外から接続できるかを確認しました。

こちらも無事、動作しました。

やはり、スマホdeレグザの不具合のようです。

スマホdeレグザを同じタブレットにインストールして設定を行ったあと、接続すると、正常に動作しました。

どうやら、一度、DixiMとサーバー製品が接続できれば、DixiMリモートサービスに登録されるという仕組みなのでしょう。

D-M210は価格的にも安価で動作的にも僕が使用する分には特に問題はありませんでした。しかし、アプリ「スマホdeレグザ」は凄く不安定なので、この点が解決されれば、素晴らしい製品になると思います。

とりあえず、現在は、通信が時々途切れることはありますが、それなりに外からも番組の視聴ができるようになっていますので、満足しています(笑)

ということで、REGZA D-M210が無事、2020年に買ってよかったものになりました。