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今更ながら「究極のおにぎり」

究極のおにぎり

2023年8月10日に、タカラトミーが「究極のおにぎり」という名前の「おにぎり製造機」を販売した。

おにぎり専門店が提供するような、ふわふわな、おにぎりを手軽に作ることができるというもの。

専用のケースにご飯を入れて、おにぎり製造機にセットしてスイッチを入れるとセットしたケースが回転する。

30秒間回転させると、ふわふわのおにぎりの出来上がりだ。

簡単に、食感のいいおにぎりが作れるということから、テレビでも紹介されていたのを思い出した。

その時は入手困難になるほど売れたらしい。

Amazonを見ていると、定価が税込み4,378円のものが、今でも17,980円で販売されているので販売当初は、いかに売れたか?ということが垣間見ることができる。

このため、何を今更?と思う人がいるかもしれない。

自分は、発売当初は、あまり興味がなかったし、30秒で自動で止まらないというので、そんなもの売れるのかな?と思っていたのでブログで取り上げることはしなかった。

ところが、先日、友人宅で、実際に「究極のおにぎり」で塩むすびを作ってもらって食べたところ、手を汚すことなく簡単に、おにぎりができて、しかも美味しく食べられるのか?と感動してしまって考えが変わってしまった。

自分でも購入して作ってみた。

究極のおにぎりのレビューは、YouTubeで動画にされている方もいて、いくつか見た。

その中には、30秒回転させても、出来上がりが、おにぎりの形になっていないのもあった。

おにぎりケースは小さいのと、大きいのがあって小さい方にご飯を詰める。

塩むすびで塩を入れる場合も小さい方に入れるようにマニュアルに記載されている。

つまり小さい方のケースに目一杯詰め込んでも大きい方のケースと重ね合わせることで中には若干の空きスペースができる。

回転した時に遠心力でおにぎりが外に出ていこうとして大きい方のケースにぶつけるための移動スペースになるのだろう。

初めて作る際に、ご飯を以下の3パターンで詰めてみた。

下のケースへのご飯の量と詰め方で結果が変わった。

  1. ご飯の量を少なめにしてふんわりした感じで詰める
  2. ご飯の量を過不足ない状態で強めに押し込むように詰める
  3. 余ったご飯を全て強引に押し込む。

結果は、1と2は、形のよい、丸いおにぎりが出来上がった。

しかし、1についてはカタチはかなり小さくなった。

3は、隙間が無くなった分、丸くはならず、ほぼ詰めた時のままだった。

つまり、小さい方のケースに少なめに入れるのは問題がないが、無理に詰め込むと中で回転するスペースが無くなってしまうので、良い結果にはならない。

小さい方のケースに形を整えながらご飯を詰めると丸い形のおにぎりが、ふんわりと安定した状態で作られる。

開発したのは?

このマシーンを開発したのは、世界初の家庭用流しそうめんマシン「そうめんスライダー」や「究極のTKG」といった大ヒット商品を開発したクッキング・トイの分野では第一人者の方。

この方、企画を考えると、試作品を作って商品に関連する会社にコラボを依頼しに行く。

「そうめんスライダー」の時は東京サマーランドと揖保の糸、「究極のTKG」の時は日清食品チキンラーメン、「究極のおにぎり」の時はマルハニチロのさけフレーク、いわし蒲焼といった具合だ。

そうめんスライダーと東京サマーランドというのは異色のように思えるが、ウォータースライダーと言えば東京サマーランドではないだろうか?

そうめんスライダーのスライダー部分を東京サマーランドに監修してもらうことで、スライダーの形がリアルなものに仕上がっている。

キッチン・トイということなので、食材は必須になる。

食材を提供する会社とコラボが決まればお互いに得をすることになる。

また、社内で企画を通す際にもコラボが決まっていると通しやすいというメリットもある。

会社には必ず、新しい企画に対して、なんだかんだと言って反対してくる人がいるものだ。

「そうめんスライダー」も当時、既に家電メーカーで回転式の流しそうめんが販売されていて、回転式の方が売れているといった意見も言われたようだ。

「究極のおにぎり」は既にピークは過ぎてしまい、現在、Amazonでは定価の半額くらいで売られている。

単純にふんわりしたおにぎりが食べたいのであれば海苔の上にご飯を軽く置いて海苔を巻きながら軽く握れば良いだけなのでケースに入れたり回転させる手間は余分だと言えるが、自分の中では新しい発見だったので、実際に使ってみて良かったと思うし、これからも使い続けたい。