自動車の定期点検に行った時に・・・
先日、自動車の定期点検に行き、点検の結果を聞いている時に、ふと思ったんですね。
- オイルが劣化しています。
- オイルフィルターがそろそろ交換の時期です。
全く問題ありませんでしたと言われることはまずありません。
まぁ車に毎日、乗っていれば、消耗品は消耗したり劣化するのは当然ですよね。
でも、本当に、交換してくれているのかな？と思う時もあるんですよね。
特に、ディーラで点検した時に強く感じます。
民間工場で点検を依頼していた時には、点検後にオイルやオイルフィルター以外に交換した方が良いということを言われることはほぼなかったので、交換部品等で何万円もかかるなんてことはありませんでした。
ディラーに変えた時に、ｘｘｘパックに入ると、ワイパーのゴムや点検費用が無料になりますよとか言われ、ｘｘｘパックの費用が1年間で数万円だと言われましたが、オイル交換だけで1年に何万円も使った記憶も、ワイパーのゴムを毎年変えている記憶もありません。更に、オイルボトルとか、お金のかかることばかり言われるようになり、不審に思うようになったわけです。
その後、ディラーは車を売るより、点検で儲けているという話を聞きました。
ついに、インターネットで調べることにしました。
やっぱり、同じように不信感を持っている方がいます。
整備作業、交換していない部品の水増し請求？
そして、国土交通省からの以下のような注意喚起を見つけました。
点検整備料金の請求に関する注意喚起について 平成２８年７月１日
- 今般、大阪府内の自動車分解整備事業者が、メンテナンス契約を交わしたリース会社に対し、平成１６年６月から平成２７年１２月までの長期間にわたり合計２,０００件以上、整備作業又は交換していない部品の料金を水増し請求していた事案が判明しました。
【出典】国土交通省
やっぱり、想像していた通りのことが起きていたんですよね。
ただ、リース会社については、ディラーの評判は悪くて、リース会社のコストカットは相当厳しいらしくて、ディラーとしては赤字も同然で、リース会社の点検は行いたくないという話を聞いています。
これは、自動車メーカーが異なるディラー何社かでも同じように聞いているので間違いないはずです。
それはそれとして、整備事業者が不正を働いていたことには変わりはありません。
オイルの点検は自分である程度できますが、オイルフィルターの点検となると、どうやれば良いのかさえ、わかりません。
結局は点検を依頼した人を信用して交換が必要と言われれば交換してもらうしかありません。
もし交換の必要のない状態でも交換が必要と言われていたら？
まず、わかりません。
交換してしまえば、それまでです。
交換前のものを見せてくれるわけでもありませんし、これまでは言葉だけで判断していました。
以前、エアコンのフィルターの交換が必要があるという時に取り外したものを持ってきてくれて確認して判断したことはあります。
これだって、疑えば、別の汚れたものを持ってくればそれまでですが、悪いことをする人がそこまでするとは思えないので、取り外したものを持ってきて来て見せてくれる誠意には感謝しています。
点検中の動画をドラレコで撮影？
そこで聞いた話ですが、以前にドライブレコーダーの停車中の録画機能を使って点検中の動画や音声を確認している人がいるということです。
車の持ち主が細かい人の様で、つい持ち主の悪口やなどを言ってしまったということです。当然、その持ち主から苦情が入りました。
悪口を言う方も悪いのですが、それを知っていてか録画してチェックする方もどうかとは思います。
定期点検ってディラーによって時間が全然違うんですね。
1時間みっちり行ってくれるところもあれば、30分もかからず、終ってしまうディラーもあります。依頼している方にすれば、本当に点検してくれているのだろうか？と心配になる気持ちもわかります。
だから、ドラレコでチェックしていたのかもしれません。
そう考えると、動画をチェックしていて悪口を言われた時は、相当、ショックだったと思います。
今年、携帯ショップで報告書類に自分の悪口が書かれていたことが報道されていましたが、あれと同じですよね。
自動車は人の命に係わるものなので、とにかく真剣に点検して欲しいと思います。
何かあってからでは遅いので、故障しないように、お金を出して点検を依頼しているのですから、そんな気持ちを利用して悪いことはしないで欲しいです。
まぁ、ディラーは基本的にどこも一生懸命点検してくれるところが多いのですが、今、お世話になっているところが、お金ばかりかかるので不振に思っただけです。
決して、ディラー全てが怪しいという訳ではありませんので、誤解がないように念押ししておきます。
