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新国立競技場が2019年12月完成します。

新国立競技場が2019年12月に完成します。
2012年に「新国立競技場基本構想国際デザインコンクール」を実施しました。

その時の、主だった条件は以下の通りです。

  • 2019年9月のラグビーW杯の会場使用に間に合うこと
  • 8万人規模
  • 開閉式の屋根
  • 延床面積約290,000㎡
  • 総工事費は、約1,300億円程度

参照元

その結果、イギリスのザハ・ハディド氏の作品が最優秀賞となりました。
2015年5月になって、工期・費用の問題から計画の簡素化を発表し、その後、同年7月には計画を白紙にしました。

そして改めて、以下の基本理念と条件で技術提案書を募集しました。

基本理念

  1. アスリート第一
  2. 世界最高のユニバーサルデザイン
  3. 周辺環境等との調和や日本らしさ

参照元

条件(主な内容のみ記載)

  • 総工費1550億円程度
  • 五輪の際は6万8000席程度(増設で8万席規模にも対応)
  • 面積は約19万4500㎡

参照元

その結果、 大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所 共同企業体の提案に決定しました。(2015年12月)

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着工までに二転三転した新国立競技場でしたが、ようやくここまで来ました。

 まずは、木と緑のスタジアムだという新国立競技場のイメージ映像を見てください。


 

参照元

新国立競技場は地上5階、地下2階の構造です。
そして収容人数は現在は6万人です。
将来的には8万人に増設できるように作られているそうです。

そして、2019年12月21日(土)にオープニングイベントが開催されます。 

なんと、あのウサイン・ボルトの名前がCASTとしてあがっています。
こちらは、チケット購入制で、1次抽選販売は既に終わっており、現在は2次抽選販売です。以下のリンクからもチケット購入が可能です。

ourstadium.jpnsport.go.jp

新しい国立競技場は、観客席の上に、屋根がついているので、きっと観客席から新宿副都心が見えなくなってしまったのでしょうね。
僕は、旧国立競技場の観客席から見える新宿副都心の景色がとても好きでした。
観客席からは見えなくなったのかもしれませんが、地上30mに位置する外周テラス、空の杜からは見える感じです。

そして、日本を象徴する木を各所に使用していることから落ち着いた感じになるのでしょうか?
暑さ対策も考えられているようです。
風がない時に活躍する気流創出ファン、外部にはミスト冷却装置を設置して打ち水効果で周囲の温度を下げるようにも考えられているようです。

来年のオリンピックも暑い状態になると思いますので、これらの暑さ対策に期待したいですね。

ユニバーサルデザインで障害・年齢・性別・国籍を問わず安心・快適に利用できるようにも工夫されているという点も気になります。これはパラリンピックのスタジアムにもなりますので、とても重要なポイントだと思います。

以下は、2019年7月に一般公開された時の映像です。

参照元

 

新国立競技場についてもっと知りたいという方には以下の資料に記載されていますので読んでみてください。

 新国立競技場整備事業~もっと知っていただくために~(高画質版)

参照元

新国立競技場ですが、年間の維持費が40億円とも言われています。
用途を限定するという話も出ていたりしますので、オリンピック終了後、国立競技場をどのように使っていくのか?という点は重要です。


新国立競技場のホームページにはまだ、アクセスに関する情報が提供されていないようなので、作成してみました。(参考程度です)

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旧国立競技場についても、忘れないで欲しいです。

ありがとう、国立競技場!

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