seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

SMAP解散後の元メンバーとジャニーズ事務所

2019年の大晦日に「紅白歌合戦」が始まるまでということで、「ダウンタウンの笑ってはいけない」を見ていたのですが、草なぎ剛さんがパンツ一枚の格好でバスに乗り込んできました。

紅白歌手のSMAPメンバーが???

あのSMAPのメンバーが大晦日の番組でパンツ1枚?紅白歌合戦に23回も出演し、大トリまで務めた国民的アイドルの一員だったのに・・・

こんなことをしないといけなくなっていたなんて想像もしていませんでした。

これに対してジャニーズ事務所に残った木村拓哉さんは、ドラマ主演にアルバム発売と絶好調です。ジャニーズを出て行った3人が今、どこに所属して何をしているのかが気になりました。

3人は「新しい地図」というグループを結成していました。

f:id:seege:20200114040442p:plain

新しい地図

所属事務所は株式会社CULENで、ジャニーズでSMAPを育てた飯島 三智さんが代表です。

事務所のホームページは、トップページだけです。
パソコンで「CULEN」というキーワードで検索しても上位に表示されない程、寂しい内容です。

culen.tokyo

新しい地図の公式ホームページの方が内容は充実しています。

atarashiichizu.com

スケジュールが掲載されていたのですが、テレビ出演はほとんどなく、イベントなどが多い内容でした。

ジャニーさんのあとは

ジャニー喜多川さんが2019年7月9日に死去され、その直後に、2019年7月17日の夜に「元SMAP3人のTV出演に圧力の疑い ジャニーズ事務所を注意 公正取引委」とのニュース速報のテロップが表示されていました。これまで芸能界に、公正取引委員会の指導が入るということがなかったと思います。

それが、NHKのニュース速報に流されたということは、圧力をかけたという事実は見つからなかったものの、疑わしいことはあったということなのでしょう。
あからさまな圧力をかけるようなことはしなくても、暗黙の了解というものが芸能界にはあるはずなので、元SMAP3人のレギュラー番組が次々に終了し、ジャニーズ事務所に残った、中居さんについてもジャニーズ事務所内の勢力争いに巻き込まれたのか、事務所を出るのではないか?という疑惑からか、仕事が目に見えて減っていることも気になります。

2019年の27時間テレビで、長年続いていた、「さんま・中居の今夜も眠れない」が、さんまさん、今田さん、岡村さんに変わっていたり、TBSで8大会連続で五輪メインキャスターを務めていましたが2020年は安住アナに変わりました。これは単にSMAPではなくなったからという理由ではないような気がします。

ジャニー喜多川さんは、圧力をかけるような方ではないかと思いますが、対抗勢力の方が行っているという噂もあるようです。

事務所を独立すると仕事がなくなる

SMAPという国民的アイドルであっても、独立しようとすれば、暗黙の了解でテレビの仕事は無くなるということだとすると事務所に残ったとしても特別扱いはしないということだとすると芸能界の事務所制度というのは根深いものがありそうです。

その中居さんが、なかなかテレビの地上波に、新しい地図のメンバーが出演できないことから「ダウンタウンの笑ってはいけない」に、出演をダウンタウンの松本さんに依頼したという話もあるようです。

news.livedoor.com

中居さんが、事務所を出て、新しい地図に合流するという話もあるようですが、今の中居さんの状況を考えると、事務所を出てしまうと新しい地図への影響もあるでしょうから簡単には判断できないはずです。

芸能界で、事務所を出て独立というのは、タブーなんです。

日本と米国の違い

これは、日本の芸能界というのは、芸能事務所がお金を出してタレントを育てたり売り出したりする仕組みだからです。お金と時間をかけて売り出してようやく売れ始めたからと事務所を出られたのでは、事務所は大損です。しかも、それはタレント一人だけではなく、大手になれば沢山のタレントの卵がいて、それぞれにお金と時間をかけているのです。全員が売れる訳ではありませんので、事務所としてはダメになったタレントに使ったお金も回収しないといけません。売れたら引き抜くなんてことが、当たり前になってしまうと、誰もタレントを育てようとは思わなくなるはずです。

f:id:seege:20200115193041p:plain

これに対して、米国の芸能界は仕組みが逆なんですね。
タレントが、日本の芸能事務所が行っているような、売り込み、マネージメントを行ってくれる人を雇う仕組みです。このため日本のような芸能事務所を出たら干されるといったことがないのです。米国の方が優れているのかどうかと問われると正直、困りますが、日本の仕組みには、日本の文化にあったものがあるから、芸能事務所がタレントを管理する方が向いているのかもしれませんが、米国の文化だと、タレント中心の方が合っているのでしょう。

それぞれ、問題はあると思います。
米国の方式だと人脈がないとなかなか、メジャーになれないように思います。
日本の方は芸能事務所が色んな手段で発掘しようとしますので、才能さえあればメジャーになれる可能性は十分にあります。

反面、日本の方式は、事務所から独立する際の、問題がどうしても生じます。

今は、ネットが普及し、Youtube等を利用することで、個人での売り込みは十分可能です。しかし、テレビに関しては芸能事務所との関係があるので、芸能事務所に所属しないで活躍するというのは難しいのかもしれません。

 Youtuberが今、テレビに出演する時代にはなっていますが、今、Youtuberが話題になっているだけのことなので長くは続かないと思います。

根深いテレビ業界

テレビ業界に関しては、根深いものがあると思うので、今後も現状維持になるのでしょうが、5Gが普及するようになれば、まだ一方的に配信するだけのテレビではなく次世代テレビ(双方向)のような仕組みが登場するのではないかと思います。
このため10年後のテレビ局がどうなっているのかが心配になります。
テレビの需要がなくなってしまうと、芸能事務所も存続は厳しくなります。

そもそも、ジャニーズ事務所についてはジャニー喜多川さんが亡くなったこともあり、今後が不安です。
SMAPが解散し、TOKIOはメンバーの不祥事で自粛モード、嵐は休業という状態なので次の世代に期待しないといけないのですが、ジャニー喜多川さんが不在となり、次を担う人材を見抜ける人がいるのか?ということです。
これまでCD発売だけだったジャニーズが、デジタル配信を行ったり、Youtubeツイッターといったネットも解禁しています。これが吉と出るのかどうかは、正直わかりませんが、これらの変化が僕にはジャニーズ事務所の焦りにも感じられます。

今のジャニーズの体勢では衰退は避けられないような気がしています。