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塩田千春展(魂がふるえる)に行ってきました。

PIXARのひみつ」を先日、見に行ったことをブログに書きました。(以下)

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その時に、森美術館では「塩田千春(しおたちはる)」さんというアーティストの方の展示会も開催されていました。
森美術館にも入れるチケットを購入していたので、一緒に見させて頂きました。
塩田千春さんについてはパンフレットに以下のように記載されています。

1972年大阪生まれ、ベルリン在住
2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
2015年には第56回べネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表

文章で色々と書くよりも実際にどんな作品を作られたのかを見て頂くのが一番だと思いますので、以下の動画で確認してみてください。

そして以下は塩田さんからのメッセージです。

今まで、展覧会が好きでそれだけが生きがいで、作品を作ってきました。どうにもならない心の葛藤や言葉では伝えることができない感情、説明のつかない私の存在、そのような心が形になったのが私の作品です。一昨年、12年前の癌が再発しましたが、死と寄り沿いながらの辛い治療も、良い作品を作るための試練なのかもしれないと考えました。この展覧会では、過去25年分の作品を発表します。裸になった私の魂との対話を観てください。

癌を患っておられていて、それが今回の展示会のオファーがあった翌日に再発したことが発覚したそうです。
死と寄り添った展覧会ということですが、展覧会で作品を見ていた時には僕は知りませんでしたが、「不確かな旅」という作品が展示されているスペースに入った瞬間に妙な迫力を感じました。※上の動画のサムネイルになっている作品です。
その中は、赤い糸で埋め尽くされています。

こちらの展示会も撮影が可能な場所については撮影してきましたので、動画にしたものをアップしておきます。

 個人的には、PIXARのひみつもよりも、記憶に刻み付けられたのが、塩田さんの展示会なので是非、一度、足を運んでみてくださいって感じです。
 画像や映像では感じられないものがあるはずです。

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